① 質問1つで求職活動実績(2回のうち1回分)ができる
② ハローワークの相談相手を間違わずに無駄がなくなる
③ 失業認定申告書の書き方概要がわかる
本日7月6日、はじめての失業認定日でしたので体験したてホヤホヤの情報をお伝えいたします!
失業認定日とは何をする日なのか?
職業相談も同時にした方がいいのか?何を質問するのか?
誰にどんな対応をされたのか、したのか。
失業認定申告書はどうやって書くのか?
ポイントは「質問1つで求職活動実績になる」「相談相手を間違わない」「失業認定申告書はちゃんと書く」の3つでした。
失業認定日を迎える前に、準備しておくこと、準備物を確認して時間の無駄や給付で損しないように当日に臨みましょう!
↓↓↓今回はこの部分の話です!↓↓↓
失業認定日の流れ
予定30分でしたが、待ち時間含めて1時間かかりました。
① 受付(5分待ち):失業認定申告書の左下に日時と場所の記載あり
② 失業認定手続き(15分)
③ 職業相談(10分)
④ その他質問(10分)
一般的には④は無いので、もっと早く終わると思われます。
失業認定日に準備すべきもの
① 失業認定申告書:求職実績を記録したり、失業認定してもらう書類
② 雇用保険受給資格者証:失業手当をもらう資格証明書
③ ハローワーク受付票:ハローワークが個人を管理する受付票
④ マイナンバーカード:受給資格決定時(離職票提出した時)に
写真を提出していればマイナンバーカードは不要ですが、
マイナンバーカード提示であれば、写真撮影の時間とお金(800円)が節約できます。
⑤ 質問・相談:職業相談する内容を考えておきましょう。具体例は後述します。
失業認定日はそもそも何をする日なの?
失業認定日はハローワークに「ちゃんと仕事探しをしています」と確認され、認定をもらう日です。
失業手当をもらうためには、かならず失業認定してもらわねばなりません。
(1)ハローワークが確認したいことは2点
「現在働いていないこと」 「求職活動を行った実績」この2点です。
つまり「まだ就職はしていないけど、働く気がありますよ」という意思と状態を
ハローワークに伝える日です。
(2)失業認定日までにやっておかないといけないこと
失業認定日の1回目は給付制限があってもなくても、
受給資格決定(離職票提出日)から4週間後になります。
2回目以降は給付制限あれば、給付制限後になります。
給付制限なければ、原則4週間に1度のペースで失業認定日があります。
次回の失業認定日を迎えるまでに、求職活動実績は2回必要です。
初回の「失業認定日」だけは1回の求職活動でいいです。
しかもその1回は「雇用保険説明会」に参加もカウントされます。
つまり初回の失業認定日までは何もしなくていいんですね!
2回目の以降の「失業認定日」については28日に2回の求職活動が必要になります。
引用:厚生労働省「失業の認定要領」
「求職活動とは?」については別記事でお伝えいたします。
(3)行かないとどうなるのか?
指定された認定日にハローワークに行かないと、その認定日前日までの認定を受けられず、
失業手当の支給はありません。
ただし、事前にハローワークに申し出ることで認定日の変更が認められることがあります。
本日は(妻の)祖母が永眠されて、葬儀だったので
ハローワークに事前に連絡を入れ日程をズラしてもらうつもりでしたが
なんとか間に合ったので予定通り、失業認定してもらいました。
結果的に間に合ったのですが、ハローワークに相談したところ、
今回のケースだと会葬御礼(弔問客への御礼)のハガキを持ってくればいいです、
とのことでした。何かしら証明が必要ということです。
なお、失業認定申告書には失業認定日の日程だけでなく、
時間帯も指定されているような記載がありますが
実際には時間帯は何時でも構わないようです。
やむをえない理由(一例)
・就職
・求人者との面接、選考、採用試験等
・各種国家試験、検定等資格試験の受験
・ハローワーク等の指導により各種講習等を受講する場合
・働くことができない期間が14日以内の病気、けが
・本人の婚姻
・子弟の入園式・入学式または卒園式・卒業式
などになります。「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」にも記載されています。上記は一例ですので、理由があれば事前にハローワークに相談しましょう。
失業認定日、3つのポイント!
失業認定日の3つのポイントは「職業相談をする」「相談相手まちがわない」「失業認定申告書の書き方」です。
(1)質問1つで求職活動実績になる
失業認定日当日に合わせて『職業相談』しましょう。
職業相談を1回行うと1回分の求職活動実績にカウントされます。
つまり失業認定日に職業相談を1回行うと、
次の失業認定日までにあと1回だけ求職活動実績があればよいということになります。
私は本日の失業認定日でしっかり求職活動実績ハンコをいただきました!(^^)!
ハローワークの担当者の「どんな活動されていますか?」に対して、
「転職エージェントに相談しています」と回答しただけです。
ただ今回は担当の方がやさしかっただけでしっかり質問は準備しておくべきです。
仮に求職の方針が定まっていなければ、ばくぜんとした質問でも十分です。
質問の一例
・「40代で異業種への転職はむずかしいでしょうか?」
・「履歴書の書き方ってどうしたらいいですか?」
・「何がしたいのか分からない」(これでも大丈夫!)
(2)相談相手を間違わず無駄がなくなる
失業認定日のハローワーク相談先は2通りあります。
① 失業認定申告手続
② 職業相談
当日の流れは①失業認定申告手続⇒②職業相談になるので、
事前に質問を考えている時は質問の切り分け(分類分け)しておきましょう。
私は事前に考えておらず、①⇒②⇒①の動きをし、時間を無駄にしました(‘Д’)
① 失業認定申告手続
・給付期間中及び制限中のアルバイト実施
・手当の振込タイミング
・今後の認定日
② 職業相談
・履歴書の書き方
・具体的な求人票の内容
・ハローワークインターネットサービス利用方法
(3)失業認定申告書の書き方概要がわかる
① 失業認定期間に就職、仕事(内職・手伝い含む)をしたか
『した』のであれば、事実をありのまま記入
② 仕事(内職・手伝い含む)を得た日、金額(何日分)か記入
実績あれば、ありのまま記入
③ 失業認定を受けようとする期間中に休職活動をしたか
『求職活動をしなかった』を選択すると失業認定されません。
④ ハローワーク等から自分に適した仕事が紹介されれば応じられるか
この欄にチェックしてもハローワークから実際に紹介はありませんが、
『応じられない』にすると失業認定されません。
仮にハローワークから紹介があった場合は、都合がつかない旨を伝えればいいです。
⑤ 就職もしくは自営をした人、または自営の予定があるか
求職活動をせずに、自営の準備・検討をする場合は失業認定されません。
ハローワークによっては求職活動していても自営の準備をしていたら認められないケースもあるようなので、要注意です。(要するに何も記入しない方がいいです)
⑥ 次回認定日・時間・場所
「あれ?次回いつだっけ?」とならないように親切に記入してくれています。
ハローワークとは密に”報連相”を。
私の地区のハローワークは失業認定に対して寛大な印象でしたが、
ハローワークによって地域差があると聞きます。
「まぁ、これぐらいいいか」の油断が「給付先延ばし」になったり、
場合によっては「不正受給」にあたり、詐欺罪に問われるケースもあります。
本ブログも含め、インターネット上で調べることで
全体像や一般論としての情報収集は出来ますが、
最終的に必ず地区のハローワークに確認をしておくことを強くオススメいたします。
↓↓↓失業認定日前にやるべき「求職活動実績」の作り方についてはこちら!↓↓↓
↓↓↓ハローワーク雇用保険説明会のポイントはこちら!↓↓↓
① 質問1つで求職活動実績(2回のうち1回分)ができる
② ハローワークの相談相手を間違わずに無駄がなくなる
③ 失業認定申告書の書き方概要がわかる