☑うちの会社は全然人が辞めないけど何がヤバいのか知りたい
☑人が辞めない会社から抜け出すにはどうしたらいいかわからない
☑人が辞めない会社の末路が知りたい
「人が辞めない会社」と聞くと良い印象があるかもしれませんが、勤め続けるのはとても危険です。
なぜなら成長の機会がうばわれた環境だからです。
早めに脱出した方がいいです。
詳しく見ていきましょう。
・離職率が低い会社にいつづける最大のデメリットは転職できなくなること
・人が辞めない会社の末路は連鎖退職がはじまり、倒産の危機を迎える
・人が辞めない会社から脱出するには外の世界(副業、資格取得、転職活動)を見る
・人が辞めない会社からは積極的離職を目指す
人が辞めない離職率が低い会社の3つのデメリット
厚生労働省のデータによると離職率の平均は15%程度で推移しています。
もちろん業種別、規模別でかなり数値は変わります。
人が辞めない会社、つまり離職率が低い会社はホワイト企業でしょうか?
3つのデメリットについて確認しましょう。
(1)給料が上がらない
人が辞めない
⇒管理職のポストが固定されている
⇒若手が昇進できない
⇒昇進がない
⇒給料が上がらない
特に新卒でがんばってきた30代は損をします。
いわゆるやりがい搾取だけされて、給料は上がりません。
「でも上の人が定年退職したら、自分たちがそのポストにつけるのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、これからの時代は終身雇用の時代が終わり、ジョブ型雇用になっていきます。
ジョブ型雇用が浸透すれば、年功序列の考え方はなくなります。
↓↓↓新卒から定年まで働き続けると危うい理由↓↓↓
(2)スキルが上がらない
ビジネススキルが上がりません。
なぜなら職場が「ずっとこの会社にいればいい」といった、ゆるい空気が蔓延しており旧態依然とした仕事の進め方をするからです。
たとえば…
☑コミュニケーションはどんな内容でも電話や直接したがる
☑過去の成功体験のみで仕事を進めようとする(今の時代に通用するならいいんですが)
☑働かないおじさんの部下になり、学べることがない(将来、自分も働かないおじさん化)
↓↓↓働かないおじさんの末路は↓↓↓
(3)転職できない
あなたの会社がもし「人が辞めない会社」であれば、職場を思い出してもらいたいです。
会社に依存するぶら下がり社員がたくさんいませんか?
社内ではえらそうにしているけど、絶対に他では通用しなさそうな部長。
酒の席でも、社内の愚痴しか言わない課長。
いませんか?
こんな会社にいてはビジネススキルが身につかず、転職市場では相手にされません。
↓↓↓終わってる会社の特徴↓↓↓
コンサル会社はなぜ離職率が高いのか?
コンサル会社の離職率は20%程度と言われています。
私も経営コンサルティング会社にいたのでわかりますが、実態はもっと高い気がします。
コンサル会社の離職率が高い理由は、仮に働かないおじさんがいたら一瞬で消されます。
もっと言えば、働かないお兄さんの時点で消されます。
言い方キツいですが、合法的につぶされます。
結果、会社に貢献できる、成長意欲の高い人材しか残らないから強い会社になっていくんですね。
人が辞めない会社の末路
離職率の低い人が辞めない会社は最終的にどうなるでしょうか?
ゆるい職場のまま存続していくのでしょうか?
(1)辞めないと思ってた人が辞める
まず前ぶれとして、辞めないと思われていた会社でも実績を残している人が辞めます。
人が辞めない会社に見切りをつける主な理由は以下の通りです。
☑給料が上がらない(見込みもない)から
☑成長機会が少ないから
☑会社の将来が見えないから
☑尊敬できる上司がいないから
☑部下の質が低いから
↓↓↓辞めないと思ってた人が辞めた理由↓↓↓
(2)連鎖退職がはじまる
続いて、連鎖退職がはじまります。
「優秀なあの人が辞める会社はヤバい会社だ」と周囲が考えはじめます。
そして比較的優秀なメンバー(意識高く、転職ができる人材)が一人二人辞めていきます。
残った優秀ではないメンバーに業務負荷がかかり、会社が回らなくなっていくことが想定されます。
次第にコンプライアンス問題(残業、休日出勤など)が発生して収拾がつかなくなります。
(3)会社規模縮小か売却か廃業か
最終的には会社が終わります。
経営層に力が残っていれば、規模を大幅縮小して継続するか、廃業を選択するのか。
事業自体に魅力があれば、買い手がいるかもしれません。
人が辞めない会社から脱出するために
外の世界に目を向けてみましょう。
離職にも積極的離職・消極的離職・離脱の3種類があります。
☑積極的離職:やりたいことあるから辞める
☑消極的離職:会社にいたくない、業務がしたくないから辞める
☑離脱:心か体、もしくは両方がついていけなくなった
脱出する時は積極的離職が望ましいですね。
(1)副業をはじめてみる
会社以外の仕事をしてみることで、社外の考えや自分の本当にやりたいことが見えてくることがあります。
副産物として収入もあるかもしれません。
とはいえ副業、と言われると構える人も多いです。
それでなくても日々、多忙で自分の時間が取れないのにありえない、と。
しかし優先順位だけの問題ではないでしょうか?
人は優先しなければならない目的がないと時間を作りません。
「お金がかかるんじゃ…」「もうからないんじゃ…」は想像でしかありません。
↓↓↓副業はじめる前に副業を勉強する↓↓↓
(2)資格取得をしてみる
すぐに転職をしなくても、1~2年後の転職や独立起業を見据えて資格取得をするのも手段のひとつです。
セカンドキャリアまで考えて、高難度資格を挑戦するもよし、それほど難易度が高くない資格でもいいと思います。
まずは社内以外のことに目を向けてみましょう。
↓↓↓資格はますます必要になる3つの理由↓↓↓
(3)転職活動をしてみる
転職と転職活動は別物です。
もしかしたらあなたの現状は、転職しない方がいいかもしれないし、転職できない環境かもしれません。
家族のために今の年収が必要、今の職場を辞めたいけどやりたいことがまだ見つかっていないかもしれません。
であればすぐに転職はしない方がいいです。
しかし転職活動はした方がいいです。
転職活動では以下のことがわかります。
☑転職市場での価値がわかる(スキル棚卸)
☑自分のしたいことが見える(転職軸の明確化)
☑何をすればいいのか?わかる(目標と現実のギャップ)
↓↓↓転職活動した方が良い3つの理由↓↓↓
離職はネガティブではない
離職率が低ければいいってものではありません。
離職はネガティブなものばかりではなく、積極的な前向きな離職もあります。
とはいえ、30代で即転職を判断するのは難しい環境であることが多いです。
すぐにリスクのある転職ではなく、副業や資格取得、もしくは転職活動からはじめてみませんか。
・離職率が低い会社にいつづける最大のデメリットは転職できなくなること
・人が辞めない会社の末路は連鎖退職がはじまり、倒産の危機を迎える
・人が辞めない会社から脱出するには外の世界(副業、資格取得、転職活動)を見る
・人が辞めない会社からは積極的離職を目指す