☑サラリーマン人生につかれた
☑このままサラリーマンやっていて大丈夫なのか心配
☑サラリーマン人生をやめたい
サラリーマン人生…あなたにとってポジティブワードですか?
それともネガティブワードですか?
私自身はサラリーマン人生経験を積めて良かったと思っています。(今は脱サラして良かったですが)
サラリーマンも悪いことばかりでもなく、メリットもデメリットもあります。
ただ令和になり、ますますVUCA(不確実)の時代になったため、少しずつサラリーマンはデメリットの方が大きくなってきているように思えます。
そしてこれからますますデメリットはふくらんでいくと考えています。
【サラリーマンにとっての向かい風】
☑終身雇用・年功序列の崩壊 ⇒ガマンすれば…出世はなくなった
☑社会保険料・税金の引き上げ ⇒厚生年金はサラリーマンの負荷が大きい
☑サラリーマンの平均年収の低下 ⇒実質賃金が追いつかず生活苦
☑同一労働同一賃金 ⇒正社員の特権はなくなった
☑年金制度の衰退 ⇒老後も働かなければならない
☑退職金の減少 ⇒15年間で1,000万円減とのデータもある
…
上げればキリがありませんが、上記6つが主な要因でしょうか。
こんな厳しい時代をしなやかに(?)生きていくために、サラリーマンのメリット・デメリットを確認し、今後どうしたらいいのか?を考察してみました。
私は2022年5月末に脱サラしましたが、脱サラした理由についてもセキララにお伝えしようと思います。
・世の中にはサラリーマン以外の働き方がある
・サラリーマン経験はお金とスキルをためる最高の環境
・サラリーマンが向いている人は、従順で割り切れる人
・サラリーマンが向いていない人は、自分で自分を管理した人
・80歳でも働からないと食べていけない人がいる
・世間の常識を疑い、ちょっと行動してみる
私が脱サラした5つの理由
一言で言うと、「自分に素直になった」結果、脱サラしました。
…ではイマイチ伝わらないので、具体的にお伝えしますね。
私は現在40代前半で、4回の転職を経験しています。
4社の中には、ブラック企業もありましたし、4社目の大企業の管理職も経験させてもらいました。
サラリーマン人生さいごの4社目(以下、前職)は14年間勤め、そのまま定年までいそうな雰囲気でしたが、退職しちゃいましたね。
役職・年収・人間関係など、それほど大きな不満ないのになぜ辞めたのか…5つの理由をお伝えします。
(1)外の世界から大いに刺激を受けたから
外の世界とは、社外です。
20代の頃から社内だけの情報では良くないと思って生きてきたので、元々ビジネス系の書籍やYouTube、ブログなどはちょこちょこ触れていました。
しかし「会社での仕事がツマラナイ」と感じてきてから、社外からの情報収集時間がますます増えてきました。
社内では絶対に得られない経営者や投資(お金との付き合い方)などの情報のシャワーを浴びているうちに「サラリーマン人生はやめだ」という結論に至りました。
(2)ビジネススキルが伸びないと感じたから
目の前の仕事をがんばってもビジネススキルが伸びている感がなくなってきました。
「え?それって自分の問題では?」と思いました?
私もそう思っていたんですが、人の成長は個人の努力以上に環境が大きく影響します。
(その環境を選ぶのも自分の問題ですが…)
「置かれた場所で咲きなさい」という言葉ありますが、私はどうもしっくりこず、「置かれた場所を変えよう」という発想になりました。
この会社(部署)が自分に合わなかったのか、業務内容が合わなかったのか、そもそもサラリーマンが合わなかったのか…正直、今でもわかりません。
(3)会社では自分がやりたいことができないから
前職の会社では、人事部志望でした。(でもずっと営業部)
人事異動の希望を出し続ければ、人事部に行けたかもしれません。
しかし途中で「人事部に行ったところで自分のやりたいことができるのか?」「取締役レベルにならないとできないのでは?なっても無理か…」ということに気づいてしまいました。
つまりものスゴイ出世をしなければ、やりたいことが実現できない、いや出世しても多分できないのです。
ここで「出世しても仕方ないし、ものスゴイ出世もできそうにない」とさとりました。
とはいえ、退職した当時はエラそうに言えるほど、やりたいことははっきりしていませんでした。
(今は結構、明確になってきましたよ!)
(4)家族と一緒に過ごす時間を増やしたかったから
現在、子供はまだいませんが、妻とまったりと2人暮らしです。
未来のことはわかりません、妻とゆっくり過ごす時間を増やしたいという思いはありました。
結果、脱サラして完全在宅ワークをしているわけで。
会社は完全にホワイト企業と言えないものの、大企業なのでやはりコンプライアンスはしっかりしており、労働環境に大きな問題はありませんでした。
しかし全国展開ですので転勤もありますし、前職はビジネスモデル上、日曜日も電話がかかってくることもありました。
まぁ…完全に心身ともに休まることはないですよね。
(5)心身ともに健康でいたいから
前職はそれほどしんどい会社ではありませんでした。
それでも10年先を考えた時に、「確実に体力は落ちていくようなぁ」と思うようになり、さらには今無理をすると老後にツケが回ってくるんじゃないかと考えるようになりました。
気づかないうちにストレスもたまっているでしょうし。
人生100年時代と言われますが、やはり健康寿命が長くないと幸せではないと思います。
もう少し感覚的に言うと、会社にいるとなんとなく心がすり減る感じがしていました。
サラリーマン人生は無駄な理由(デメリット)
サラリーマン人生が無駄な一番の理由は、会社に依存する人生になってしまうことです。
ちょっとイヤなこともあったりするけど、会社という大きな組織に守られており、少しガマンすれば安心して生きていける…
本当にそうでしょうか?
(1)会社に依存する人生になるから
サラリーマンは会社(上司)の忠実な犬でなければなりません。
忠実な犬は、会社≒人生になってしまうことがあります。
上司の気持ち一つであなたの評価が変わったりしませんか?
上司の機嫌を損ねたら評価を下げられ、給料やボーナスが下がります。
下手したら降格や出向もありえますね。
…人間らしく生きていると言えますかね…奴隷じゃないかと…
(2)年収の天井が決まってしまっているから
サラリーマンは年収の上限が決まっています。
労働収入 = 時間単価 × 労働時間
つまり労働収入を上げるには、以下の2通りしかありません。
☑時間単価を上げる:昇給OR転職
☑労働時間を増やす:残業する
仮に今は年収500万円でも、部長になれば1,500万円になるかもしれません。
しかしそこまで昇格するには何年かかるでしょうか?20年?30年?
会社は役職のポストも減らしていっていますし、なれる保証もありません。
サラリーマンは、自分の頑張り(成果)が収入に直結しません。
いくら頑張っても、成果を上げたとしてもせいぜい賞与が50万円増えるぐらいです。
(3)本来の能力を発揮できないことがあるから
サラリーマンは基本的にはルーティンワーク(定型業務)です。
同じことの繰り返しです。
まさに歯車。
なので、会社は優秀で、正確に動く歯車を求めています。
処理能力は磨かれるかもしれませんが、創造力や新しい発想は出づらいです。
なぜなら目の前の業務をさばくことで精一杯だからです。
脳の同じ部分しか使っていないので、どんどんバカになっているかもしれません。
(4)ゆでがえるになるから
Z世代の流行語の蛙化現象とは関係ありません。
「ゆでがえる」現象とは、ゆっくり進む環境変化に鈍感になっていることの比喩表現です。
本当は危機的な状況なのに危機感が持てない…これは恐ろしいことです。
「うちの会社、今年は営業利益が30%減らしいぞ」
「マジかー。やべぇな。つぶれるんじゃない?(笑)」
こんなセリフ、あなたの会社では聞いたことないでしょうか?
これ、個人だったら死活問題で、必死で頭フル回転させて、売上・経費対策をするはずです。
笑ってる場合じゃないです。
笑っていられるのは「別に会社の利益が減ったって、自分の給料が減るわけじゃないし。しーらない。」こんな具合だからです。
↓↓↓ゆでがえる現象って?↓↓↓
(5)世界が狭くなるから
特に新卒から一つの会社にしか勤めていないサラリーマンは世界が狭くなります。
言葉を選ばずに言うと、自分の会社しか知らないと世間知らずになりがちです。
社内の上司や先輩、後輩、もしくは取引先からも学ぶことはたくさんあります。
しかし社内はどこまでいっても社内です。
新卒の頃は他社に勤める同じ大学の同期の友人と会ったり、社外との交流もありますが、一般に年を重ねるごとに会う頻度は減ります(家庭持ったり、仕事忙しくなって)。
そうなると、社内の人ばかりの付き合いになり、上司の武勇伝や同僚の愚痴だけの世界になる可能性が高まります。
新しい発想も生まれないです。
↓↓↓新卒から一つの会社だけに勤めるリスク↓↓↓
サラリーマン人生は無駄では理由(メリット)
サラリーマン人生の良いところは、なんと言っても“安定”と“信用力”です。
基本的には人間関係さえガマンすれば、定期的にお金が入ってくる仕組みが会社です。
そして会社という組織の中で磨かれる数々のスキルもあります。
会社に時間と心をささげることができれば良いこと尽くし?
(1)ビジネススキルが磨かれるから
サラリーマンは主に3つのスキルが磨かれます。
①コミュニケーション力
会社という組織で仕事をするとなると「報連相」がかかせません。
「報連相」は組織の潤滑油です。
「報連相」がダメだと上手くいく仕事も上手くいかなかったり、トラブル発生させたり、さらに炎上させたりと問題が発生します。
これらは上司や先輩から怒られて修正されていくものです。
また取引先や顧客とも仕事を進めていく中で、どんなコミュニケーションを取ればいいのかも理解していきます。
②論理的思考力
サラリーマンは論理的思考(ロジカルシンキング)がきたえられます。
たとえば以下のようなシチュエーションですね。
☑上司へ部署の課題解決についての提案(上司の納得)
☑顧客に営業プレゼン(成約してもらう)
☑会議のファシリテーション(会議を円滑に進める)
↓↓↓論理的思考の活用法↓↓↓
③チームワーク力
会社の仕事は基本的には一人では完結できません。
そもそも会社は一人で出来ない仕事を、大人数でやってのけるものです。
結果的に大きな仕事ができます。(これもサラリーマンの魅力ですね)
チームでの仕事の仕方が学べます。
(2)社会的信用力があるから
サラリーマンは社会的信用力が高いです。
具体的には住宅や車のローン、賃貸契約なんかが該当します。
これは悪い例になるかもですが、不動産投資の話も(特に高収入の)サラリーマンが狙われます。
サラリーマンは定期的にお金が入ってくるし、会社に所属しているため逃げられないのでお金を貸す側(金融機関など)も信用しているわけです。
(3)収入が安定している+福利厚生もあるから
サラリーマンのメリットでもっともわかりやすいのは“安定収入”です。
加えて、福利厚生もあるので、年収以上に実質賃金を得ているのがサラリーマンです。
私の前職でも以下のような福利厚生だけで、14年間で750万円ぐらい(年収以外の補助)になりました。
☑持株会補助(拠出額の10%補助)
☑社宅料(家賃の38%会社負担)
☑企業型確定拠出(会社が全額拠出)
さらには社会保険料(健康保険、年金保険)も半分は会社が負担してくれています。
個人になると全額、自分で支払わねばなりません…
↓↓↓前職では収入以外に2,000万円もらっていた?↓↓↓
サラリーマンが向いている人
サラリーマンが向いている人は、人生は波風立てず、自分を殺すことができる人です。
また、とにかく出世して人の上に立ちたい、目立ちたいという人も向いています。
(1)自己顕示欲が強い人
自己顕示欲が強い人とは、平たく言うと「自分は他社より優れている」ことを強くアピールしたい人です。
あなたの職場にもいないでしょうか?
自慢話やマウントを取りたがる人は。(でも上司にはきわめて従順)
ただし悪いことばかりではなく、自己顕示欲が仕事の成果へのエネルギーとなり、「出世」をエサとしている会社とは思惑がマッチしているとも言えます。
(2)割り切れる人
人間関係や職務内容を「仕事だから仕方ない」と割り切れる人はサラリーマンに向いています。
以下、代表例です。
☑上司の呑み会は絶対断らず、武勇伝も聞けちゃう
☑職務内容が自分の好きことじゃなくても、全く問題ない
☑労働時間がどれだけ長くても会社の言うことだから仕方ないと思える
(3)とにかく安定していたい
“安定“の対義語は”変動“です。
つまり変わりたくない人はサラリーマンに向いています。
多少イヤなことがあっても、現状を変えるよりはマシと考えるわけです。
現状を変えるとは、具体的には、部署異動や転職、新しい仕事のやり方を試してみることも含まれます。
ある程度の規模の会社であれば、簡単には倒産しません。
現状維持をしていても、すぐには問題が起きることはないでしょう。(すぐには…ですけどね)
サラリーマンが向いていない人
一方、サラリーマンが向いていない人は自分の人生は自分で決めたい人です。
サラリーマンは会社に人生(時間)をささげているとも言えますからね。
(1)マイぺースな人
サラリーマンは会社から仕事が与えられ、それをこなすのが使命です。
休みや労働時間は労働法で守られていますが、言い換えると時間内は必ず仕事をしていなければなりません。
一方、自営業(個人事業主でも会社でも)になると、自分で顧客を見つけ、商品やサービスを提供し、仕事を自ら創ります。
個人で仕事をするのはリスクもあり、大変ですが自分のペースで仕事ができます。
1日8時間労働じゃなくてもいいし、休みだって自分で決められます。
(2)人間関係が面倒な人
サラリーマンは人間関係がものすごく重要視されます。
なんなら業務内容以上に、顧客対応以上に人間関係がすべてといっても過言じゃない。
私も今まで規模も業種もちがう4社を経験していますが、いずれも人間関係の優先順位が最も高いです。
☑自分の出世のためであれば、平気で蹴落としてくる同僚
☑気持ち良く持ち上げないと評価を下げてくる上司
☑逆パワハラを仕掛けてくる部下
こんな人たちも実際にいましたね。
※良い上司や先輩、同僚も部下もたくさんいましたよ。
一方、自営業であれば、仕事相手を自分で選ぶことができます。
基本的には嫌な人とは、仕事をしなくていいです。
自分と価値観の合う人と仕事をすればいいのです。
(3)意味ないことをしたくない人
会社で仕事をしていると意味のない仕事(雑務よりヒドい)が山ほどあります。
たとえば、以下のような意味のない仕事があります。
☑上層部への報告のためだけの資料づくり(顧客満足より上司満足)
☑無駄なメールのやり取り(エラい人に「昨日はありがとうございました!」みたいなやつ)
☑無駄な会議(ゴールが不明確で、時間だけ食うやつ)
自営業だと、すべて自分の責任で決められるので意味のない仕事をする必要はありません。
仮に「コレ意味ないな?」と思ったら軌道修正すればいいです。
(4)個人で行動したい人
サラリーマンは個人プレイが許されません。
新入社員研修とかでもしきりに「協調性が大事です」みたいなことを言われましたよね?
たしかに会社では協調性大事です。
しかし自営業(個人事業主)であれば、一人で仕事ができます。
協調性がなくても、仕事ができれば、しっかり稼ぐことができるものです。
自営業でも、規模が大きくなってきたら話は別ですが…
(5)人生を自分で管理したい人
見方によっては学生の延長線上にあるとも言えます。
学生 ⇒社会人(22歳) ⇒退職(65歳)
サラリーマンは会社が人生を決めてくれる…
入社して退職するまでの43年間はしっかり会社が守ってくれる…
「本当にそうか?」という疑問もありますし、会社に主導権を握られているのに違和感(嫌悪感)があり、自分の人生は自分で管理をしたい人は、サラリーマンは向いていません。
サラリーマン人生が無駄?じゃあどうしたらいいの?
サラリーマン人生は無駄ではありませんし、無駄にしてはいけないと思います。
方向性は人それぞれですが、サラリーマン経験をしつつ、お金とビジネスの勉強をしながら、独立起業というのが一つの選択肢ではないでしょうか。
(1)常識をうたがう
「サラリーマンはつまらない人生だと思う?」というサラリーマンアンケート(1,358名)で、「そう思わない」+「あまりそうは思わない」と71.3%の人が回答しています。
引用:しらべぇ編集部「サラリーマン人生は意外と面白い? 楽しさを感じる瞬間を聞いてみると…」
あなたはこの結果、どう思いますか?
私はとても意外な結果だと感じました。
「つまらない」と思う人が9割以上だと予想していました…
ではなぜこのようなアンケート結果が出ているのか考えてみました。
☑サラリーマン人生が普通、これが常識だと信じ込んでいる
☑サラリーマン以外の生き方を知らない
☑今までの自分の人生を否定したくない
ここらが原因ではないでしょうか。
実際のとこはわかんないですけどね。
両親や学校、会社で“あるべき姿”は一つだと思い込むよう教育されてきたのかもしれません。令和のご時世、選択肢は山ほどありますよ。
(2)サラリーマン人生は修業期間と考える
サラリーマンの人生はお金と経験値(ビジネススキル)をためられる素晴らしい環境です。
私はサラリーマンではなく、自営業者として生きていく方がより良い人生になると思っていますが、独立開業前にサラリーマンを経験しておくのが前提です。
ものすごいビジネスセンスがある人以外は、サラリーマン経験をすべきだと思います。
先輩や上司、顧客に怒られたりして成長できることはたくさんあります。
同時にお金も安定的に入ってくるので、軍資金をためることもできます。
(3)お金やビジネスの勉強をする
①お金の勉強
家計管理や資産運用、税金についての勉強は人生にとって必須です。
なぜならお金が減ることは、人生の選択肢が減ることと同じだからです。
新しい事業をやろうとしても、まずは生活しないといけないですよね?
お金がないと夢は追えません。
具体的には、ファイナンシャルプランナー3級程度の知識があるといいです。
↓↓↓お金がたまらない悪習慣とは↓↓↓
②ビジネスの勉強
興味関心のある分野の勉強も大事ですが、ここではもう少し広義のビジネスを指しています。
あまり聞きなれないかもしれませんが「ESBI」は知っておいた方がいいです。
サラリーマン以外の働き方、お金の稼ぎ方が見えてきます。
☑E:サラリーマン(Employee)
☑S:自営業者(Self employee)
☑B:ビジネスオーナー(business owner)
☑I:投資家(Investor)
EとSは労働収入、つまり労働することでお金を得るの対して、BとIは権利収入、つまり働かずしてお金を得られるのです。
「え?お金を得るには労働するのは当たり前でしょう」という人がいたら、それがまさしく“常識にとらわれている”状態と言えます。
引用:MORE美「「ESBI」キャッシュフロー・クワドラントを理解してお金持ちになる」
なお、サラリーマン(Employee)と自営業者(Self employee)とでは収入の増え方が違います。
☑サラリーマン:少しずつ増える(昇給)
☑自営業者:最初は0だが、天井知らず
安定しているけど対して増えない収入か、不安定ですぐに結果でないけど天井知らずの収入か。
あなたはどちらを選びますか?
(4)ビジネス実践力を身につける(稼ぐ力)
サラリーマンをしながらできるビジネススキルアップ策としては、副業と資格取得があります。
同時並行はしんどいかもしれませんが、資格で体系的に学びながら副業(規模は小さくいい)をはじめていくのがベストです。
↓↓↓会社を辞めても一生食べていける資格↓↓↓
(5)自分の人生と向き合う時間をつくる
そもそも自分は何がしたいのか?よくわからない方は自分の心の声に耳を傾けてみてください。
…と言葉にするのは簡単ですが、とても難しいことかもしれません。
サラリーマン人生に疑問を感じているのであれば、その原因を分解して考えてみましょう。
☑今の会社がイヤなだけ(上司がイヤ、業務内容がイヤ)
☑サラリーマンがイヤ(自分の生き方に合っていない)
☑そもそも仕事がしたくない(…一度ゆっくり休みを取りましょう)
これらのモヤモヤを解決にするには、転職を前提としない転職活動がもっとも有効です。
なぜなら転職活動をすることで、転職市場やあなたの市場価値、あなたの価値観がわかるからです。
サラリーマンを辞めたいなら独立起業、会社がイヤなだけなら転職することであなたのモヤモヤは解決するかもしれません。
↓↓↓転職活動をした方がいい理由↓↓↓
【末路】サラリーマン人生で後悔している人たちはいる
さいごにサラリーマン人生で後悔している人たちについて見てみましょう。
定年退職後も働き続けなければならない下流老人がいます。
彼ら彼女らは決して手抜きの人生ではなく、一生懸命サラリーマンとして会社に尽くし、家族に尽くしてきた人たちです。
(1)何歳まで働く?80歳でも仕事が辞められない人たち
老後もバリバリ働けることはとても喜ばしいことですね。
たのしく自分のやりたいことをやれているなら…です。
しかしどうやら多くの人は「働きたくないけど、働かざるをえない」状態のようです。
内閣府による「老後の生活設計と公的年金に関する世論調査(2019年)」の調査では、以下のような結果が出ているようです。
Q.何歳まで働きたいのか?
☑61~65歳:30.7%
☑66~70歳:21.5%
☑71~75歳:9.2%
☑76~80歳:4.3%
Q.その年齢まで働く理由はなんですか?
☑「仕事が好きだから」:16.9%
☑「働き続けないと生活費が足りない」:24.9%
☑「経済的にゆとりある生活を送りたいから」:28.9%
⇒つまり、半数の人は経済的な理由で働くという選択している。
引用:MAG2NEWS「働くことをやめられない悲惨な生活。いつまでも“老後”がない「老後レス社会」がやってきた」
(2)お金がなくて生活が苦しい人たち
65歳以上の高齢者(夫婦で無職)の収入はおよそ25万円で、支出も25万円です。
※「社会保障給付」はほぼ年金です。
※「非消費支出」は税金や社会保険料です。
つまり収支がトントンなので、貯金を取り崩さなくて良い状態です。
しかしあくまで平均の話であって、一部のお金持っている人たちが平均値を引き上げています。
でなければ、80歳でも働かなきゃいけない人は出てきません…
↓↓↓平均年収のワナとは?↓↓↓
(3)人間関係がさみしい人たち
サラリーマンを引退してもお金も時間もある人ももちろんいます。
しかし人間関係がさみしい人も一定数存在します。
サラリーマン時代は部長で、部下が(本当はイヤイヤ)相手にしてくれていたとしても、会社を辞めたらただのオヤジ(オバサン)です(笑)。
ただの…で済めばよいですが、サラリーマン時代にブイブイ言わせていた人ほど、迷惑な老人になる可能性がきわめて高いです。
職場でもいませんか?そうなりそうな人。
迷惑な老人は誰も相手にしません。
他人が相手にしないだけならともかく、家族にも相手にされないとかなりツラい人生になります。
出世して形式だけの部下を従えるよりも、家族との時間やできれば地域の人、もしくは社外の仕事仲間(副業や資格取得を通じて知り合う)がいる方がきっと幸せです。
↓↓↓45歳定年制のススメ↓↓↓
サラリーマンだけが人生じゃない!半歩だけ踏み出す勇気
私の主張としては、サラリーマン人生にはメリットもデメリットもあると思います。
しかし昨今の時代の流れから、退職するまでサラリーマンでいることはデメリットの方が大きい。
最適解としては、サラリーマン経験で得られるスキルとお金をある程度、入手できたら独立起業が良いと考えます。
サラリーマン人生は人生の選択肢のひとつに過ぎません。
常識を疑い、半歩だけ踏み出す少しの勇気があれば人生は良い方に向かうと思います。
サラリーマンがダメとかではなく、独立起業や副業など働き方は様々ですので、可能性は探るべきです。
結果、脱サラするのか、やっぱりサラリーマンを続けるかの決断は後の話です。
「俺の勤め先は大企業だから老後だって安心だよ」
「私の両親だってサラリーマン人生だったけど老後はそんな苦労していないよ」
保証されていることなんて一つもないと思った方がいいですし、時代は右肩上がりの経済成長の「昭和」ではなく人口減少・少子高齢化の「令和」です。
常識なんて一秒で変わりますよ。
・世の中にはサラリーマン以外の働き方がある
・サラリーマン経験はお金とスキルをためる最高の環境
・サラリーマンが向いている人は、従順で割り切れる人
・サラリーマンが向いていない人は、自分で自分を管理した人
・80歳でも働からないと食べていけない人がいる
・世間の常識を疑い、ちょっと行動してみる