☑一生、今の会社で働き続けると考えるとイヤになってきた
☑会社に頼らず、稼ぐ力を身につけたい
☑今のところ転職予定はないけど、ビジネススキルを磨きたい
人生100年時代、一つの会社に依存した生き方はとても危険だと思います。
一方、会社に頼らない生き方を選択できるようになっているのも令和です。
つまりのあなたの行動次第でどうにでもなります。
転職、副業、独立…昭和のサラリーマンではハードルが高かったことも比較的カンタンにできる世の中になりました。
本記事では会社に依存しない力をどうやって身につけるのか?をお伝えいたします。
・これからの時代は「収入増えないのに、支出は増えて、しかも長生きしてしまう」ため会社に依存しない力が必要
・会社に依存する人の末路は、自分の意思と反して一生働かされる人生になる
・働き方において、令和は昭和よりも多くの選択肢があり、低リスクで取り組むことができる
・令和は会社に依存しないための情報はいくらでも手に入る
・情報の渦にのまれないように『自分軸』をしっかり定めておく必要がある
今、なぜ会社に依存しない力が必要なのか?
「収入増えないのに、支出は増えて、しかも長生きしてしまう」からです。
物価高騰、税金・社会保険料も上がる、しかし給料は上がらない、退職金も減少の一途…頑張れば頑張っただけ見返りのあった高度成長期とは全く異なる時代になりました。
また「10~20年以内に49%の仕事がAIに取って代わられる可能性がある」とも言われ、令和は昭和と比べると、ビジネスの変化スピードが格段に速くなっています。
偏差値の高い大学に入り、一つの会社に勤め上げるのが良しとされていた両親の世代とはちがう生き方をしなければ生き残れません。
生き方を変える必要がある
(昭和)学習 ⇒ 仕事 ⇒ 引退
(令和)学習 ⇒ 仕事 ⇒ 学習 ⇒ 仕事 ⇒ (・・・) ⇒ 引退
『会社に依存しない力』の必要性
☑人生100年時代 ⇒ 長生きするため『お金』が要る ⇒ 個人で資産を守る必要
☑継続的なインフレ、社会保険・税金が上がる ⇒ 『お金』が要る ⇒ 会社員の収入以外も必要
☑企業体力がなくなってきた ⇒ 終身雇用されない、給料は上げられない ⇒ 個人で『稼ぐ力』が必要になる
☑第4次産業革命 ⇒ 『新しいスキル』が必要になる ⇒ 個人で『稼ぐ力』が必要になる
☑自分に素直に生きる ⇒ 一度きりの人生、自分の道は自分で決める!
(1)人生100年時代を迎えるため
人生100年時代、最近よく耳にする言葉ですよね。
一説によると、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳以上の長寿になるというデータがあります。
長生きというとポジティブなイメージですが、一方で「長生きリスク」という言葉もあります。
現状、多くの会社で定年は60歳か65歳と定めています。
きっとこれから延長されていくでしょうが、あなたは定年退職後、どうされる予定ですか?
もし働かないなら、『時間』はできますが、『お金』が必要になります。
「年金と退職金で安泰だ。そのためにサラリーマンで耐えてきたんだ!」
しかし年金受給額はこれから上がるでしょうか?
また退職金は過去15年間で1,000万円以上も下がっているというデータもあります。
親世代のサラリーマンとは違う人生設計を考えねばなりません。
引用:野村証券「退職金はピーク時よりも1,000万円減、あなたは何歳まで働く?」
私の前職場でも50歳以上の方は“逃げ切り”スタイルが増えていました。
「あんまり頑張らずにゆっくり仕事しますわ」と言っている人は1人や2人でありませんでした。
本当に大丈夫かなぁと思うし、そんな50代にはなりたくありません。
(2)世界的なインフレ、社会保険・税金が上がるため
「家計を直撃!また物価が上がります!」
毎日ニュースで流れています。
日本の消費者物価指数は2023年初には4%超え、現在は2.0%程度で落ち着いてはいますが円安の再燃で輸入品価格が高騰する可能性が高いです。
引用:「時事通信社」1月の消費者物価2.0%上昇 伸び率、3カ月連続で鈍化―総務省
月に300,000円の出費だったのが、306,000円になったわけです。
「6,000円なら仕方ないかぁ」と思えますか?
年間72,000円ですよ?
給料は上がらないのに・・・
しかもこれが毎年続く可能性もあります。
今までの日本は給料も上がらず、物価も上がらなかった。
ちなみに米国は3.2%(2024年3月)ですが、給料も上がっています。
社会保険も税金も上がる一方です。
稼げる現役世代が減って、支える必要のある高齢者が増えれば、当然と言えば当然です。
内閣府の発表では、令和47(2065)年には、65歳以上の者1人に対して1.3人の現役世代という比率になると予測しています。
2023年の出生率は東京ではいよいよ1.0%を下回ったようです。
家計の負担は支出適正化と投資だけでは耐えられません。
会社での給料だけに頼っていると生活できません。
(3)企業体力がなくなってきたため
企業体力がなくってきています。
企業の資本力が弱体化すれば、人件費にもメスを入れざるをえません。
2019年にトヨタ自動車の豊田章男社長が「グローバル化と急速な技術革新により、日本的雇用の前提は崩れ始めている。」と発言されています。
「終身雇用は限界です」ということです。
天下のトヨタ自動車でさえ、終身雇用は難しいのです。中小企業は推して知るべし、です。
引用:日経ビジネス「「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか」
会社は「年功序列、終身雇用やめました」
⇒ 会社を頼られても困る。会社もそんな余裕ないです。
国も「老後資金は自分でつくってください」
⇒ iDeCoやNISAで税制優遇するからどうにかして。
平たく言うと、こんな感じです。
(4)第4次産業革命に乗り遅れないため
小難しい言葉を並べましたが、みなさまも常日頃から世の中の変化は目の当たりにされていると思います。
☑出張が激減し、リモートで会議や商談するようになった。(コロナはあくまできっかけ)
☑自動で部屋を回り床掃除してくれるお掃除ロボットを、スマホで操作できるらしい。
☑周囲に出会い系アプリで結婚したって人が増えてきた。
これら全て第4次産業革命のはじまりなのです。
IoTやAIがますます進んでいくと、世の中に必要とされる仕事が変わってきます。
新たな産業革命時には常です。
改札の切符切りの方がいなくなったように、スマホが普及するにつれて、カメラ屋さんが激減したように。
あなたの仕事はこれから10年間、必要とされる仕事でしょうか?
(5)自分に素直に生きるため
『会社に依存しない力』の必要性について、個人的にはもっとも強い動機かと思っています。
自分の気持ちに素直になって、一度きりの人生、自分の道は自分で決める。
「時間もお金も自由にしたい!」
「好きな時に好きな場所で、仕事がしたい!」
これはわがままでしょうか?
自由を手に入れるためには『会社に依存しない力』が必要です。
私も『会社に依存しない力』を身につけるために私もお金も時間も『学び』に投資しようと考えるようになりました。
会社に依存する人の末路
時代の変化に気づけず、もしくは気づいても行動を起こさずに会社に依存する人はどのような末路を迎えるのでしょうか?
人は何かに依存しながら生きていますが、一つの会社に依存するのは”会社に命を預けている”と同義です。
(1)会社に人生を決められる
業績悪化、吸収合併、方針転換…会社は日々、様々な経営判断をせまられています。
大企業、中小企業問わずです。
あなたは突然リストラ、減給、出向させられるかもしれません。
それに会社に依存している人は、パワハラなど会社に不満あっても辞められません。
会社を辞めたら生活できないですからね。泣き寝入りです。
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(2)下流老人になる
下流老人とは「生活保護基準相当(月額13万円程度)で暮らす高齢者、およびその恐れがある高齢者」を意味します。
年金などを含めて月額13万円の収入で生活をする老人は「下流老人」と言えます。
つまりとても生活が苦しい老後を迎えるということです。
生きるために、死ぬまで働かないといけないのです。
(3)転職ができなくなる
他に事業(副業など)でもしてない限り、転職できない=一つの会社に依存していると言えます。
会社に依存している人は、社内でどうやって生き残るかを考えます。
そのため「その会社でしか通用しないスキル」だけを磨く人がいます。
転職市場では通用しないスキルだけしかないのは、会社に依存しているのと同義です。
特に新卒入社だと気づきにくいですが、社外でも通用するスキルを身につけないと転職市場では相手にされません。
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40代が会社に依存しない力を手に入れる6つの方法
令和は昭和よりも暗い時代…のような気がします。
しかし多くのことが選択できる時代でもあります。
☑必要な情報はGoogle、YouTube、Tiktokでもすぐに無料で手に入る。
☑カンタンに投資も始められる。
☑転職活動も登録無料の転職エージェントに手伝ってもらえる。
☑個人から個人に仕事を依頼するココナラなどを使って、副業だってすぐにノーリスクで始められる。
☑投資ゼロでSNSマーケティングなどで個人事業が始められる。
人生の選択肢は大きく広がっています。人生は夢だらけですね。
(1)人生の方向性を決める
選択肢がたくさんあるのは良いことですが、情報が多すぎて何をすれば良いのかわからなくなります。
まずは大まかでもかまわないので人生の方向性を定める必要があります。
地図(選択肢)を見て、目的地(何がやりたい)を決める作業です。
とはいえ、そんな簡単にやりたいことは出てきませんし、選択したことが正しいのかわかりません。
ただ少なくとも言えるのは、
☑そもそも仕事が忙しくて考える時間がない
☑この業界はもうかる!と言われても好きじゃないと続かない(勉強もしたくない)
☑他人に勧められたことは続かない(責任が他人に向く)
多忙な40代ビジネスパーソンはこんな状況におちいってしまいがちです。
以下の手順で考えてみてください。
①考える時間を確保する(できれば独りで1泊2日)
②やりたいことは過去にしか答えはない
③夢中になったことを探す
④掘り下げて考えてみる
⑤周りの大切な人たちはどう思うのか?
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考えすぎは注意です。自分の探しの旅は迷子になりやすいです。
誰も100%正解の答えなんて選択できません。
ある程度、方向性が決まったら行動しながら修正する。
選択したことにを正解するのがあなたのすべきことです。
(2)会社に依存しないために転職する
改めて”依存(症)”とは何か考えてみましょう。
厚生労働省のホームページでは以下のように定義づけられています。
Q.依存症ってなに?
A.特定の何かに心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になることです。
人が「依存」する対象は様々ですが、代表的なものに、アルコール・薬物・ギャンブル等があります。
このような特定の物質や行為・過程に対して、やめたくても、やめられないほどほどにできない状態をいわゆる依存症といいます。
依存とは、「やめたくても、やめられない」状態です。
一つの会社にしがみついている状態は、アルコールや薬物依存症と症状としては同じと言えます。
この依存から抜け出すには、転職もひとつの手段です。
今すぐに転職しなくても、転職活動をはじめてみるのはとても有効です。
転職活動は健康診断と同じ。転職しなくても定期的に実施するものです。
転職活動すれば、目標と現実のギャップを見つけ、やるべきことを明確化になります。
「私は会社に依存しているのかな?どうなんだろう…」の判断は転職活動することで見えてきます。市場価値がわかりますから。
転職はリスクがありますが、転職活動はノーリスクです。
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(3)会社に依存しないためにキャリア形成する
会社に依存しないためには一つの会社に一生勤め上げようと考えるのは厳しいかと考えます。
しかしより良い条件、選択肢を広げる転職するためには、現職場の目の前の仕事で成果を上げることも必要です。
ビジネススキルを育てるには実践が一番です。
ただ現職場での成果とは、必ずしも出世だけではありません。
☑ジョブローテーションでさまざまな業務を経験する
☑プロジェクトチームの一員として役割を果たす
☑マネジメント経験をする(役職でなくとも後輩育成含め)
他にも現職場で試せることは山ほどあると思います。
『自分は何をしたいのか?』の軸が定まったら、どんなスキルが必要になるかも必然的にわかってきます。
「とにかく会社に居続けられればいい」と考える働かないおじさんになってしまうと…厳しい末路が待っています。
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(4)会社に依存しないために副業する
一つの会社に依存しないために副業も有効です。
まだ転職するタイミングではない、独立起業する段階ではない…それでも副業はできますよね。
副業と聞くと「なんか大変そう」「忙しくて無理」と考える人が多いです。
確かに大変ですが、週末副業など時間の調整は自分の裁量でできます。
無理かどうかは副業をやってみてから考えればよいのではないでしょうか。
副業は目先の収入よりも、会社では得られないものがたくさんあります。
☑スキルが身に付く(副業のために勉強も実践もするため)
☑人脈が広がる(社外のつながりは視野を広げてくれます)
☑5年後には本業を超える収入(になる可能性を秘めている)
☑独立起業がスムーズにできる(税金、経費など経営や会計知識も身に付くため)
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(5)会社に依存しないために独立起業する
独立起業、これはリスクが高そうですね。
私も両親に「脱サラして独立する」と話したら、かなり驚いていました…昭和の人からすれば理解に苦しむ行動だったのでしょう。
確かに副業や転職よりはリスクが高いですが、令和の独立起業は低リスクではじめられます。
堀江貴文さん(ホリエモン)も起業して成功する4原則を以下のように語っています。
☑利益率の高い商売
☑在庫を持たない商売
☑定期的に一定額の収入が入ってくる商売
☑資本ゼロあるいは小資本で始められる商売
事業は適正なリスク(不確実性)を取らないとリターン(期待する収入)は得られません。
とはいえ、大金はたいて、借金して、事務所を持って、人を雇って…だけが起業ではないのが令和のビジネスです。
独立起業はある程度、計画的に進める必要はあるものの、「個人で稼ぐ力をつける」のは会社に依存しない最大の手法です。
(6)会社に依存しないために資格を取る
資格取得というと、実務での有用性が低かったり、給与に反映されなかったりと否定的な意見も多いです。
確かに「資格があれば転職できる」「資格があればすぐに稼げるようになる」と考えている人は危ういと思います。
ただ1~2年かけてでも中難度の資格を取得することでセカンドキャリア(第2の人生)をより良くする可能性は大いにあります。
仮に現職場で、資格がすぐに活かせなくても、副業や次のステップ(転職、独立)、退職してからも使えるからです。
『自分の方向性』に合った資格を選択すれば、やりたいことの全体像も見えてきて、世界が広がります。
↓↓↓会社を辞めても一生食べていける資格5選↓↓↓
ちなみにひろゆき氏は資格取得に賛成されています。
引用:Yahoo!ニュース「意外?ひろゆき氏が資格取得に賛成なワケ「資格を取ることに気づいてお金を払ってやっている時点で…」
会社に依存しないためには『自分軸』が必要
令和は厳しい社会情勢ですが、昭和よりも圧倒的に多くの選択肢があります。
多くの情報であふれているため、何を選択すればよいかわからなくならないよう『自分軸』をしっかり定めましょう。
一つの会社に依存せず、外の世界に飛び出してみませんか?
↓↓↓会社に依存しない生き方を実践している人がいます↓↓↓
【現実】フリーランスが年取ったら?定年なし!会社員に戻らない | 天国に一番近い個人旅行 (caledonia01.com)
・これからの時代は「収入増えないのに、支出は増えて、しかも長生きしてしまう」ため会社に依存しない力が必要
・会社に依存する人の末路は、自分の意思と反して一生働かされる人生になる
・働き方において、令和は昭和よりも多くの選択肢があり、低リスクで取り組むことができる
・令和は会社に依存しないための情報はいくらでも手に入る
・情報の渦にのまれないように『自分軸』をしっかり定めておく必要がある