☑やりたい仕事がない
☑でも転職をしたい
☑世の中にどんな仕事があるか知りたい
やりたい仕事を見つけるのは大変です。
しかし見つけられたら人生ハッピーです。
やりたい仕事はばくぜんと「なんかやりたい仕事ないかな?」と考えても出てきてくれません。
やりたい仕事の見つけ方には、正しい手順があります。
前提として、徹底的な自己理解が必要ですが、本記事では名著「13歳のハローワーク」を参考にした仕事の見つけ方について解説いたします。
やりたい仕事が見つかると、人生が劇的に変わります。
本記事をご参考にしていただけると幸いです。
・自己分析⇒自己理解⇒自分軸が作れて、ようやくやりたい仕事が見つかる
・「13歳のハローワーク」でどんな仕事があるのか見てみる
・転職エージェントを頼るとやりたい仕事を見つけやすい
・知恵袋の回答は参考程度にとどめておく
・本当にやりたい仕事が見つかると人生変わる
やりたい仕事がわからない3つの理由
やりたい仕事がわからないのは①自己理解不足、②環境の制約、③どんな仕事があるか知らない、の3つです。
やりたい仕事を見つける対策の前に、やりたい仕事が見つからない原因(理由)を理解しておきましょう。
(1)自己理解不足だから
最も重要なポイントです。
自己理解とは、言葉通り自分のことをどれだけわかっているか?ということです。
自分はどんな価値観で、何が得意で、何が好きなのかがわかっていないとやりたい仕事を見つけづらいです。
意外と自分のことを理解するのは難しいかもしれません。
なぜなら日常で自分のことをじっくり考える時間がないからです。
多忙なビジネスパーソンであればなおさらですね。
(2)環境の制約があるから
やりたい仕事はぼんやりと見えていたとしても、環境の制約があって“やれない”ことがあります。
“やれない”ので、そもそもやりたい仕事なんて考えないようになります。
そして自分の心にカギをかけてしまい、次第に本当に見えなくなります。
環境の制約には3種類あります。
①経済的制約
生きているとお金がかかることばかりです。
【人生の5大費用】
☑教育資金
☑車所持
☑住宅資金
☑介護費用
☑老後資金
お金のことを考えると、とりあえず目先の仕事をやり続けていればなんとかなる…と判断します。
結果、やってみたい“夢”よりも、現実の“金”を優先してしまうことがあります。
↓↓人生ってどれぐらいお金かかるの?↓↓
②人的制約
本当は独立や転職がしたいと考えても、配偶者に反対されてしまうことがあります。
嫁(夫)ブロックなんて言われたりもします。
また親や配偶者に親に反対されることもあります。
③社会的制約
大企業からベンチャー企業へ、または会社員から独立して個人事業主になることで社会的ステータスが落ちると考えてしまう人がいます。
実際は全くそんなことはありません。
しかしベンチャー企業は大企業のような安定がないのは事実です。
また個人事業主は会社員に比べて信用度が低く、クレジットカードは作れないし、家が借りられないことがあります。(創業当初は)
(3)どんな仕事があるか知らないから
社会にどんな仕事が知らない可能性があります。
そもそもどんな仕事があるのか知らなければ、やりたい仕事が見つけにくいです。
特にBtoB企業の仕事はあまり知られていません。
一方、BtoC企業は知られていることが多いです。
BtoB企業は、社名は知っているけど、何をやっているのかあまり知られていないこともあるでしょう。
☑BtoB
・企業に向けた商品・サービスを提供する企業
・繊維、化学、ゴムなど素材系の企業
・例:三菱電機、TOTO.、オムロンなど
☑BtoC
・消費者に向けた商品・サービスを提供する企業
・飲食、習い事、旅行などの企業
・例:トヨタ自動車、キリン、JTBなど
やりたい仕事の探し方・見つけ方
やりたい仕事を探すにはまずはどんな選択肢があるのか、つまりどんな仕事・職業があるのかを知る必要があります。
本記事では「13歳のハローワーク」という名著を参考に、どんな仕事があるのかを見ていきます。
(1)13歳のハローワークとは?
2003年に作家の村上龍氏の作品で、子ども向けに514種の職業を紹介するという書籍です。
次第に子どもだけではなく、大人でも学ぶことが多いと話題になりました。
その後、同書をもとにしたウェブコンテンツやテレビドラマにもなっています。
(2)「好き」で調べる
さまざまな切り口で職業を探すことができます。
(3)「分野」で調べる
(4)「職業名」で調べる
(5)「ランキング」で調べる
(6)【最大の注意点】仕事は名詞では探さない方が良い
13歳のハローワークで多くの仕事があるのがわかり、選択肢は広がるのは確かです。
しかし仕事探しの最大の注意点は名詞で探してはならない点です。
たとえば「料理人」といった名詞ではなく、「料理を作る」といった動詞から仕事は探した方がよいです。
さらに言えば、
「料理を作る」のが好き
⇒①美味しいものが好き
⇒②人にも美味しく食べてもらいたい
⇒③自分の行動で、人に笑顔になってもらいたい
上記のように考える人であれば、「料理人」ではなく「お笑い芸人」でもいいかもしれません。
「料理人」も「お笑い芸人」も③(自分で作った商品・サービスで笑顔になってもらう)は共通していますからね。
「人に笑顔になってもらう」仕事は料理人以外にもたくさんあります。
自己分析で自己理解を進める
社会にどんな仕事があるのか?を知ることはとても重要ですが、それ以上に自分の価値観はどんなので、何が得意で、何が好きなのかといった自己理解はもっと重要です。
なぜなら選択肢を増やしても、結局何がしたいか見えてこないからです。
自己理解を進めるには、自己分析が必要ですので手順を確認していきましょう。
(1)自分軸って何?
自分軸とは、世間体や周囲からの評価や考え方に影響を受けず、自分の意思・主張を大切にして行動することです。
自分軸がない限り、心の底からやりたい仕事は見つかりません。
自分軸を作るために、自己理解が必要です。
なぜなら自分の価値観・得意・好きなことがわかっていないと、自信を持って行動できないからです。
(2)自己分析する環境を整える
日常生活の中では自己分析はしづらいです。
なぜなら社会人になると、自分と向き合う時間なんて意識しないと作れないからです。
つまり自分で自己分析しやすい環境、つまり時間と場所を作り出す必要があります。
自分に素直になれる環境、非日常空間が理想的です。
①時間
理想は宿泊して、24時間自由に出来るタイミングが望ましいです。
またデジタルデトックスをして、外部からの情報を極力遮断します。
少なくとも3時間ぐらいは独りで居られるタイミングが良いですね。
②場所
非日常空間にしたいので、高級旅館…難しければビジネスホテルでも構いません。
少なくとも今まで行ったことのない喫茶店や、落ち着いたファミレス、自然の中でもいいかもです。
(3)自分史から自己理解を進める
自分史から自己理解を進める方法があります。
自分史とは、言葉通り自分の歴史です。
幼少期から今までに起きた出来事や体験を洗い出し、それらから共通する自分の行動パターン・価値観・強みなどを発見する、就活でも使われる手法です。
手順をご紹介いたします。
①自己分析の目的・範囲・時間決め
②結論から考える
③自分史の作成
④自己分析
①自己分析の目的・範囲・時間決め
自分史を作成する前に、自己分析をする目的や範囲を決める必要があります。
なぜなら目的や範囲が不明確だと、時間がいくらあっても足りないからです。
本記事での自己分析の目的は「やりたい仕事を見つけるため」であり、範囲は幼少期から現在で、時間は最長3時間程度で考えています。
②結論から考える
自分史の出来事から主に自分の価値観・好き・得意の3つを分析しますが、先に結論を出しておくと答えができるスピードが上がります。
ここでの結論とは仮説です。
自分史を作成しないと明確には見えないかもしれませんが、自分のことですのである程度の情報はすでに持っていると思います。
「多分、自分ってこんな人」がわかっていれば、自分史作成が速くなり時短になります。
先に必要な情報に対していのアンテナを立てておくイメージです。
③自分史の作成
①と②の前準備ができたら、自分史を作成します。
年齢によりますが、合計3時間ぐらいかけても良いと思います。
出来れば、45分×4回ぐらいに分けると良いです。
なぜなら3時間ぶっ通しでは集中力が持ちませんし、1回では思い出し切ることが難しいからです。
↓リアルな私の自分史ノートです↓
④自己分析
自分史で洗い出し出来事・体験や気づきの共通項を見つけます。
次に共通項を「自分の大事(価値観)」「得意」「好き」に分類し、分析した結果から自分軸が見つかります。
より詳しい自分史の作成&自己分析方法は以下の関連記事を参考にしてください。
↓↓↓自分史から自己分析↓↓↓
転職エージェントを頼ってみる
自己分析をし、自己理解が進み、どんな仕事があるのか知ることでようやくやりたい仕事が見えてくることがあります。
それでもまだやりたい仕事が見えない方は、転職エージェントを頼ってみるのもひとつの手段です。
(1)まずはオンラインセミナーに参加してみる
やりたい仕事を見つけたいのであれば、自己分析オンラインセミナーに参加すると良いです。
転職エージェントに登録したとしても、必ずしもキャリアアドバイザー面談をしたり、必ず転職をする必要はありません。
オンラインセミナーに参加するだけでも問題ないです。
特に『リクルートエージェント』の自己分析セミナーは学び多かったです。
自己分析のやり方や自分軸、転職軸(転職え何を実現したいのか)の作り方も学ぶことができます。
↓↓↓体験談:リクルートエージェントの自己分析セミナー↓↓↓
(2)キャリアアドバイザーに相談してみる
オンラインセミナー参加だけでも良いのですが、キャリアアドバイザーに相談するメリットは多いです。
①キャリアアドバイザーに相談する5つのメリット
☑転職活動が時短できるから
☑転職先の選択肢が広がるから
☑応募書類作成や面接対策のサポートをしてくれるから
☑客観的な視点が手に入るから
☑転職後の条件が良くなる可能性が高まるから
②キャリアアドバイザー面談はどんな感じ?
私も何度もキャリアアドバイザー面談の経験はありますが、それほど大変でもないです。
☑面談準備にどれぐらい時間かかりますか?
▶面談準備は30分で十分です。
☑面談したら転職しないといけないですか?
▶転職しなくていいです。良い求人があったら転職すればいいし、無ければ退会すればいいだけです。
☑担当キャリアアドバイザーと相性悪かったらどうしますか?
▶担当者変更できます。また転職エージェントを複数登録しておけば、リスク分散になります。
(3)転職エージェントは上手く活用する
「転職エージェントに強引に転職先を勧められた」
「自分のペースでできない」
といった声をSNSなどでよく聞きます。
それはおそらく転職エージェントは正しい活用できなかったか、あまりよろしくない転職エージェント(キャリアアドバイザー)に出会ってしまったのかもしれません。
対策のひとつとして、まずは転職エージェント・キャリアアドバイザーのビジネスモデルを知っておく必要があります。
なぜ転職エージェントは利用者(求職者)は登録も利用も完全無料なのでしょうか?
キャリアアドバイザーの給料はどこから出ているのでしょうか?
これらの疑問を持たれた方は素晴らしいです。
転職エージェントは求職者からは一切お金をもらわず、求人企業からもらっています。
成功報酬型で、転職が成功したら転職者の年収の30~35%が求人企業から転職エージェントに支払われます。
年収500万円の転職だったら、150万円以上…結構な金額ですよね。
【知恵袋回答者の見解】やりたい仕事がない!知恵袋を頼るのはどうなの?▶参考程度で
参考程度にしておきましょう。
私も知恵袋にも大いにお世話になっており、質問も回答もよくしますので、必要性・有用性は感じています。
しかし知恵袋の回答者は、当然ながらあなたとは状況が全く異なります。
また質問者の文面のみの情報を見て回答をしますので、100%適切な回答は非常に困難です。
ですので、知恵袋の回答は参考程度にし、自ら調べて、考えた上で決断しましょう。
ましてや「やりたい仕事」については、自分理解が解決の大部分を占めますので他人ではわかりません。
やりたい仕事が見つかれば人生ハッピー
やりたい仕事が見つかると人生変わります。
なぜならやりたい仕事なら仕事は楽しいですし、得意なことをさらに磨いていくことになるのでお金を稼げる可能性が高くなるからです。
ただしやりたい仕事を見つけるには、簡単ではありません。
どんな仕事があるのかを「13歳のハローワーク」などで知り、自己分析⇒自己理解⇒自分軸を作るというステップを踏まねばたどり着けません。
独りでやりきるのが大変そうであれば、転職エージェントなど第3者を頼るのも良いでしょう。
・自己分析⇒自己理解⇒自分軸が作れて、やりたい仕事が見つかる
・「13歳のハローワーク」でどんな仕事があるのか見てみる
・転職エージェントを頼るとやりたい仕事を見つけやすい
・知恵袋の回答は参考程度にとどめておく
・本当にやりたい仕事が見つかると人生変わる