☑デスクワークばかりで疲れてしまった
☑最近、新しい発想が生まれない
☑家族との時間をより有意義にしたい
この前、農業体験行ってきました
えっ、農業?意外ですね…?
うん、最初は興味本位だったけど…とても考えさせられました
考えさせられたって、どんなふうにですか?
現場に入ると、農業が地域産業の“リアル”だってことがすごくよくわかる。身体は筋肉痛になるけど(笑)、頭が冴える。仕事にも活きる感覚があります。また家族との時間もさらに有意義になりました。
どういうことか詳しく教えてください!
- 地域理解には一次産業体験が有効
- 現場に立つと課題の本質が見える
- 農業体験は仕事の視点を広げる
- 家族と過ごせて健康にもつながる
- 最初の一歩は小さな体験からでOK
実際に地域の米農家さんの手伝いで農作業をしている私からお伝えいたしますね
農業を知ることは、地域を知ること
農業を知ることは、地域や地域で働く人の気持ちを知ることにつながります。
現場に入り、汗をかいて得た体験は、資料やデータだけでは見えない本質を教えてくれます。
新しい発想や気づきは、日常とは異なる環境に身を置くことでこそ生まれるのです。
(1)数字に見える一次産業の存在感
一次産業の就業者比率は全国平均で3.5%ほどですが、地方では5%を超える地域も少なくありません。
地方において農業は、地域経済の基盤であるだけでなく、暮らしや文化を支える存在でもあります。
特に米づくりは、総農業産出額の割合で9割を超えるなど、圧倒的な比重を占めている地域が多く、その重要性は想像以上です。
(2)見えない苦労と重さを知る
私も実際に農家の方と一緒に田植えや水管理、草刈り、収穫といった作業や田んぼ以外にもトマトやきゅうりの植え付けにも関わっています。
勉強のために無償で取り組んだり、1日農業バイトとして雇用されたり、関わり方は様々です。

いずれにしても、どれも自然との対話であり、簡単ではありません。
特に重い鉄パイプを運んだり、不規則な姿勢での作業が多く、筋肉痛になったことをよく覚えています。
しかし、そんな身体の疲れを忘れるくらい、現場には学びがあります。
(3)現場から得る一次情報こそ武器になる
数字や会議資料では見えてこない“現場のリアル”は、体験してこそ伝わります。
たとえば「後継者がいないから、農機具などの機械が更新できない」といった声も、現場に立ってこそ理解できる重さがあります。
地域の活性化を考えたり、デスクワークでは得られない新しい発想などは、この一次情報の蓄積が何よりの武器になります。
新しい発想は、日頃関わらない人や経験から生まれることが非常に多いと科学的にも証明されています。
↓↓↓行動してはじめて発想が生まれる?↓↓↓
仕事に効く──農業体験がビジネスパーソンにもたらす視点
農業体験は、普段の仕事とはまったく異なる刺激をくれます。
土に触れ、体を動かし、地域のリアルに触れることで、思考が整理され、視点が広がります。
健康への好影響も含めて、まさに“仕事に効く体験”です。
(1)脳の使い方が変わる
農業体験は普段の業務とはまったく異なる刺激をもたらしてくれます。
土に触れ、五感をフル活用しながら行う作業は、いつもと違う脳の領域を動かしてくれます。
普段、頭の中でロジックを組み立ててばかりのビジネスパーソンにこそ、この切り替えが効果的。
結果的に思考の整理や、視点の転換が自然にできるようになります。
(2)地域資源の活用方法を肌で学ぶ
農業体験を通じて気づくのは、「こんなにも活かされていない資源があるのか」ということです。
土地、技術、人材、そして地域に蓄積された歴史、ストーリーです。
地域によっては2000年の歴史があったり、地理的な要件でその地域でしか実現できない農業も多く存在します。
現場に触れることで、どこに付加価値を生み出す余地があるか、どこに人を巻き込める可能性があるかが見えてきます。
(3)健康面の副産物も
田んぼでの作業は不規則な動きが多く、意外と全身運動になります。
私も初めての田植えの翌日はしっかり筋肉痛になりました。
でも、何度か継続して体験するうちに「体が軽くなった」「健康診断の結果が少し良くなった」という変化も。
健康づくりと仕事インプットの一石二鳥、そんな楽しみ方もあります。
家庭と両立できる農業体験のすすめ
家庭との両立ができるのも、農業体験の魅力のひとつです。
1日体験や水田オーナー制度など、家族で楽しめる仕組みが増えています。
子どもにとっては大きな学びに、親にとっては地域とのつながりと仕事へのヒントに──農業は、豊かな気づきの場です。
(1)家族でできる農業体験が増えている
農業体験は今、個人だけでなく家族向けにも門戸が開かれています。
1日限定の農業体験バイトや、農家とつながるマッチングサービス、水田オーナー制度など、地域ごとにさまざまな取り組みが増えてきました。
水田オーナー制度とは、いわば“農業版ふるさと納税”のような仕組みです。
一定の金額で田んぼの一部を“オーナー”として支援し、秋には収穫された米が届きます。
希望すれば田植えや稲刈りなどの体験にも参加でき、農業のリアルに触れながら地域とのつながりも感じられる制度です。
忙しい週末でも、家族と一緒に自然の中で時間を過ごすことができる。その価値はとても大きいです。

引用:1日農業バイト
(2)子どもの“原体験”と親の“実感”
小さなお子さんにとって、土を触る、虫と出会う、収穫物に触れるといった体験は、五感をフルに使った“原体験”になります。
画面越しや紙の教材では得られない学びが、そこには詰まっています。
自分の手で植えた苗が数ヶ月後に立派な稲穂になる──その過程を知ることは、まさに食育の第一歩です。
また、生き物や植物を育てることは、自然のサイクルや命の大切さを知る機会にもなります。
簡単に答えが出ない現実と向き合うからこそ、子どもは多くのことを感じ、考えるようになります。
一方で、親にとっても「地域と関わっている」という実感や、「仕事にもつながるヒントがあった」という納得感を得られる場になります。
家庭と仕事、学びと楽しさをつなげる体験として、農業はとても豊かなフィールドなのです。
(3)最初の一歩は小さくていい
農業体験と聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、まずは地域のイベントや体験会に1日参加してみるだけでOKです。
私自身も、最初は軽い気持ちでした。
しかしそこから農家さんと知り合いになり、今では定期的に現場を訪れるようになっています。
情報を集めるなら「マイナビ農業」などのサイトも便利です。
全国各地の農業体験やオーナー制度、副業の可能性まで幅広く紹介されています。
農業体験と聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、まずは地域のイベントや体験会に1日参加してみるだけでOKです。
私自身も、最初は軽い気持ちでした。
でもそこから農家さんと知り合いになり、今では定期的に現場を訪れるようになっています。
↓↓↓マイナビで自己分析もできる↓↓↓
地域と家庭と仕事を、ひとつにつなげる体験へ
農業体験は、地域を深く知り、思考をリフレッシュし、家族との時間をより豊かにしてくれる“仕事にも効く”体験です。
デスクワーク中心の日々では出会えない発見や感覚を得ることで、地域活性や自分の働き方に新たな視点が生まれます。
まずは気軽な一歩から、自然と人がつながる現場へ足を運んでみてください。

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