・マイナンバーカードを作るのが面倒くさい人
・マイナンバーカードを作る気はあるけど、不安な人
・マイナンバーカードのメリットは国からもらえるポイントだけだと思っている人
マイナンバーカード関連のネットニュースが増えてきましたね。
引用元:株式会社BCN
デジタル化 ≒ 時短&コストダウンになることがほとんどです。
マイナンバーカードはカンタンに作れて、ポイントもらえて、大幅時短になるお得なカードです。詳しくみていきましょう。
マイナンバーカード活用で時短になること
① 保険証もお薬手帳もいらない!
② 確定申告が楽ちん♪その1(ふるさと納税)
③ 確定申告が楽ちん♪その2(医療費控除)
④ 公的年金の確認
⑤ 各種証明書取得
(1)保険証もお薬手帳もいらない!
もっとも身近なところですね。
病院行って「あ!保険証を財布に入れるの忘れた。」「お薬手帳は家に置いてきたよ」は悲しいあるあるですが、このストレスがマイナンバーカードひとつで解消されます。
明らかに時短になるタイミングは、転職・独立・無職期間です。
本来であれば、保険証の切り替えが発生しますが、マイナンバーカードひとつでOK!
健康保険は退職時に「国民健康保険(国か)」か「任意継続制度(会社か)」を選択するにあたって、仮に今まで勤めていた会社で使っていたのと同じ健康保険組合の「任意継続制度」の活用であっても、別の健康保険証になります。
自分も最近、この手続きをしましたが、結構面倒くさいです、、。
ただし、まだ健康保険証利用対応の医療機関は多くありません。以下のサイトでお住まいの対象医療機関を確認できます。
厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局についてのお知らせ」
引用:厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局についてのお知らせ」
(2)確定申告が楽ちん♪その1(ふるさと納税)
私もサラリーマン時代、ふるさと納税に関して、確定申告が面倒で「ワンストップ特例」を活用していました。ワンストップ特例は便利だなぁ、と思っていました。
マイナンバーカード確定申告を知るまでは・・・!
「ワンストップ特例」は確定申告の必要はありませんが、自治体へ申請書を郵送するという手間がありました。
ふるさとお礼の品はうれしいのですがその後、毎回封書が届き、各自治体へ申請書(手書き)を送付していました。
自治体によっては、返信用封筒が入っておらず、自費で切手を貼って郵便局に行く作業が発生していました。
マイナンバーカードで年間1時間の時短&168円のコストダウン!
~「ワンストップ特例」とは~
ふるさと納税をした後に確定申告をしなくても寄付金控除が受けられる便利な仕組み
・もともと確定申告をする必要のない給与所得者等であること
・1年間の寄付先が5自治体以内であること
・申し込みのたびに自治体へ申請書を郵送していること
(3)確定申告が楽ちん♪その2(医療費控除)
医療費控除とは、1年間にかかった医療費が10万円を超えた支払った場合に受けられる控除です。確定申告の際に還付金を受け取ることができます。
マイナンバーカードから医療費通知情報を取得すれば簡単でにできます♪
注意点としては、医療費控除は交通費(領収書不要、付き添いの交通費も)も含まれます。
医療費通知情報に交通費は含まれていませんので、別途記録をしておく必要があります。
もしマイナンバーカードで確定申告しなければ、1年分の領収書確認して、Excelに打ち込んで一覧表を作成して・・・2時間くらいかかるかもしれません。。
↓↓↓すぐにできる確定申告方法についてはこちら↓↓↓
(4)公的年金の確認
マイナンバーカードは「ねんきんネット」と連携できます。年金手帳がデジタル化するイメージですね。
↓これです。転職されていない方は久々に見たのではないでしょうか。
「ねんきんネット」できることはたくさんありますが、特に有効なのはこの2つです。
・年金記録を確認する ⇒ 今までの年金記録が時系列にわかる
・将来の年金額を試算する ⇒ 将来の生活設計に役立つ!
「年金記録を確認する」はいつ、どんな加入制度(国民年金・厚生年金)で、どの勤め先で、いくら納めたのがわかるので、退職(転職・独立等)の際に確認し、今後は国民年金保険だけにするのか、iDeCoもやるのかを考える材料になります。
(5)各種証明書取得
コンビニで毎日6:30から23:00まで、利用可能です。
住民票が必要な時、忙しい平日の昼間に役所に行かなくていいです!
仕事の合間、貴重な昼休みの時間に役所で1時間待って、お昼ご飯も食べずに・・・という悲しいことはなくなります。
■コンビニで取得できる各種証明書
- 住民票の写し
- 住民票記載事項証明書
- 印鑑登録証明書
- 各種税証明書
- 戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書)
- 戸籍の附票の写し
- 戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書)
- 戸籍の附票の写し
上記以外でも、引越の転出・転入も手書きの手続きは不要で、マイナンバーカード一枚で完了。ここでも時短時短♪
マイナンバーカードの心配事
メリットばかり見てきたので、心配事も見ていきましょう。はっきり言って発展途上な部分もあります。
マイナンバーカードの普及率は、直近の総務省発表では全人口の43.3%(2022年4月1日付)申請していない56.7%という数字から不安が読み取れます。
マイナンバーカードが普及しない理由にも踏み込んでいきます。
(1)健康保険証の連携には課題あり
マイナンバーカードの健康保険証が使える医療機関はまだまだ少ないです。
政府は今年度末までに、原則すべての医療機関と保険薬局で導入の目標を掲げていますが、5月15日時点で利用可能な医療機関などは19%にとどまっています。
4割はカードリーダーの申し込みすらしていない状況です。
利用者も少なく、マイナンバーカードを持っている約5590万3千人のうち、マイナ保険証の登録をした人は約15%です。
(だからポイント配りやっている)なので、現状はカードと保険証の両方を持たなければならない状況にもなっています。
(2)カードの紛失リスク
マイナンバーカードを紛失してしまったら?マイナンバーカードは顔写真が券面に記載されているため、単独で身分証明書類として使用することができますが、顔写真があるので相当悪用しづらいですね。
また電子証明書機能がICチップに内蔵されているため、コールセンターに連絡をしてマイナンバーの持つカード機能を停止させることで、第三者による悪用から回避できます。
■仮に紛失してしまった時の手続き
・個人番号カードコールセンターに連絡して一時利用停止を依頼する
・警察に遺失届を出す
・遺失届の受理番号を控える
・通知カード紛失届、再交付申請書を住民登録している市区町村窓口
(マイナンバー担当課)に提出
マイナンバーカードの作り方
作り方の唯一の注意点は・・・パスワードを忘れないことです(‘;’) それ以外は簡単です♪
■マイナンバーカード入手&マイナポイント(2万円分GET)取得方法
① 交付申請(スマホでできる)
② カード受取(本人が窓口へ行く)
③ 連携(健康保険証、公金受取口座登録)
④ マイナポイント申込(アプリでできる)
⑤ キャッシュレス決済サービスでチャージ(paypayや楽天pay等へ)
(1)交付申請
スマホで交付申請を行います。
マイナンバーカードの交付申請を行うと、概ね1か月で市区町村から、交付通知書(はがき)がご自宅に届きます。
(2)カード受取
必要物を持ちになり、交付通知書(はがき)に記載された期限までに、本人が窓口に行いきます。 ※窓口は通知書に記載・交付窓口で暗証番号を設定します。
■必要物
☑ 交付通知書(はがき)
☑ 「通知カード」(令和2年5月以前に交付を受けている方)
☑ 本人確認書類(健康保険証、年金手帳、社員証、学生証等)
(3)連携(健康保険証、公金受取口座登録)
以下のページから簡単に進められます。
公的受取口座は緊急時の給付金のほか、年金、児童手当、所得税の還付金等、幅広い給付金等の振り込み等に使われます。
(4)マイナポイント申込
スマホならApp Store・Google Playで「マイナポイント」アプリをインストールして、マイナンバーカード読み取り&暗証番号入力で完了します。
(5)キャッシュレス決済サービスでチャージ(paypayや楽天pay等へ)
マイナポイント第1弾はこんな感じでpaypayポイントもらえました!
マイナポイント第2弾(6月30日から付与開始)の15,000ポイントも夫婦で取得済みです。
ちなみに・・・
■0歳児も申請可能です!
0歳児でも申し込み可能です!ただし、15歳未満は親の代理申請が必要です。
注意点としては同じキャッシュレス決済業者は使えないことです。
(父親がpaypayだから娘さんもpaypayとか)
乳幼児の顔写真撮影については問い合わせも多いのか、HPに記載されています。
「布団などの上に寝かせて頂き、撮影する方法シーツ布地は白など、
柄がないものにしてください。また、撮影の際は正面を向いていることが必要です。」
入っておかないと損をするマイナンバーカード
やはりマイナンバーカードは圧倒的に時短に役立ちます。2万円分のマイナポイントがあるうちに登録してしまいましょう!
超楽観主的な希望的観測ですが、行政効率化進むと政府の経費が適正になり、税金が負担軽減や行政サービス充実するかもしれません。
発展途上なカードですが、何事も100%完成してから開始できるものなんてありません。デジタル化で時短をして、限られた時間を有効活用していきませんか。
・マイナンバーカードはもろもろ手続きが楽になり、大幅な時短になる。
・マイナンバーカード健康保険証はまだ仕組みが整っていない。
・マイナンバーカードの作成はほとんどスマホだけで完結する。
↓↓↓「お金のため方」についてはこちら↓↓↓