☑転職エージェントに登録したけど、エージェントが冷たい気がする
☑どうして転職エージェントに見捨てられるのか知りたい
☑転職エージェントに見捨てられたらどうしたらいいか知りたい
まともな転職エージェントが求職者を見捨てることはありません。
ただし優先順位を下げられてしまうことはあります。
原因は大きく以下の3つです。
①登録している転職エージェントが合っていない
②エージェントとの相性が悪い
③今のあなたと転職市場がミスマッチしている
本記事では、転職エージェントに優先順位を下げられてしまう理由と、対処法について詳しく確認していきます。
・転職エージェントは基本的には見捨てないが、担当内で優先順位を下げられることがある
・見捨てられたと感じたら、冷静に原因を分析すべき
・見捨てられた時に一番重要なのは転職軸が伝わってるかどうか
・転職エージェントに見捨てられているのであれば、転職活動を見直すチャンス
転職エージェントに見捨てられた…?そう感じてしまう5つの瞬間
見捨てられたと思う瞬間は多くの人が経験します。
典型的な5つの瞬間を見てみましょう。
(1)冷たくされている(気がする)
そっけない態度を取られたり、熱量を感じないと見捨てられたと思ってしまいます。
「あれ?こんなもんかな?」と思いながらも気になり始めたら止まりません。
転職エージェントは退職が多い方には冷たいイメージです。
その方があまりにもひどい対応でしたら変更のお願いしたほうがベストですよ👍
自分の場合初めての人とは相性が悪く、変わっていただいた方とはよかったです!
— あり (@ari_Study24) February 7, 2023
(2)連絡がない(とても少ない)
最初の面談以降、全く連絡がなかったら心配になりますよね。
連絡がないのは大きな不安要素です。
転職エージェントから全く連絡がない。
エージェントなしで応募した方も連絡ない。
ハロワは嫌だよ、前に超絶ブラック引いたから…— lirio (@frame_potato) March 26, 2023
(3)求人紹介されない
転職エージェントを利用する最大の理由である求人紹介がなければツラいです。
ましてや希望業種、職種を伝えているにも関わらず、求人紹介されなかったら心配でなりません。
(4)転職サポートしてくれない
職務経歴書や面接対策に全く協力的でないと、見放されたと感じてしまいます。
転職されようとするのであれば、めいっぱいサポートしてくれるはずです。
(5)自分の意見や要望を聞いてくれない
希望の業種、職種を伝えてもスルー、もしくは全く聞いてくれないとツラいですね。
二人三脚で転職活動を進めてくれないとなると、やはり見捨てられたと考えてしまいます。
なぜ転職エージェントは求職者を見捨てるのか?
転職エージェントは見捨てているのではなく、他の求職者と比較して、優先順位を下げられていることがほとんどです。
ではなぜ優先順位を下げられてしまうのか?
(1)あなたに合っていない転職エージェントに登録してしまっているから
そもそも登録している転職エージェントとあなたが合っていないかもしれません。
転職エージェントは大きく分けると特化型、総合型の2種類があります。
特化型とは特定の業種(ITや医療など)を扱う「業界特化型」や、特定の地域案件だけ扱う「地域特化型」です。
一方、総合型とは業種や地域を絞らず、一般に多くの求人を取り扱う転職エージェントです。
(2)担当のエージェントと合わない
①エージェントと相性が良くない
エージェントも人間です。
性格的に合わないこともあります。
あなたも社内に苦手な人はいませんか?
それと同じです。
「いやいや、エージェントは仕事なんだから相性なんて関係ないでしょ」という言いたくなる気持ちもわかりますが……
大手転職エージェントなら明らかなハズレエージェントに出会う確率は低いかなと個人的には思います。ただ担当エージェントの方との相性はあるから、リクルート、doda、エン転職あたりの大手を登録してみて、いちばん感じが良さそうと感じたエージェントさんと頑張っていくのがいいのではないかしら
— エティー (@hArriet6629) April 10, 2023
②忙しいエージェントかもしれない
「なんだか冷たいエージェントだなぁ…私のこと嫌いなのかな」と思ってしまうかもしれませんが、ただ多忙なだけかもしれません。
一般に、エージェントは多くの求職者を担当しています。
あまりに多くの求職者を抱えていると、一人ひとり丁寧に対応が行き届かないことがあります。
(3)あなたの状況と転職市場がマッチしていない
良い悪い、ではなくあなたの状況と転職市場が合っていないと転職エージェントは仕事がしづらいです。
結果的に見捨てる(優先順位を下げる)ことになっているかもしれません。
①経験やスキルに合った求人がない
登録している転職エージェントが扱っている求人では、今のあなたの経験やスキルに合ったものがないことがあります。
たとえば…
☑小売業経験10年間だが、未経験のIT業界を希望している
☑販売職経験8年間だが、経理職を希望している
☑専門知識もマネジメント経験がないが、ハイクラス転職がしたい
こんなことありませんか?
②転職回数が極端に多い(勤続年数が短すぎる)
今までの経歴が短すぎる勤続年数(6ヶ月など)ばかりだと転職エージェントは優先順位を下げることが多いです。
なぜならその求職者を転職先企業に紹介するわけにはいかないからです。
転職エージェントもビジネスモデル上、短期離職しそうな人を紹介することはできないのです。
③年齢的に紹介する求人が少ない
ハイクラス転職をはじめ、40代以上の転職市場は活況です。
とはいえ、20代と40代を比べると圧倒的に20代の方が転職しやすいのは事実です。
④連続して面接で不採用が続いている
具体的に何回まで、というのはありませんが不採用が続きすぎるのも転職エージェントが見放してしまう原因になります。
なかなか難しい問題ではありますが、こうなる前に転職エージェントに面接対策など協力してもらっておきましょう。
⑤あなたの方から面接や内定を何度も断っている
面接、もしくは内定をもらっても断り続けていると転職エージェントは離れていきます。
なぜなら転職エージェントの顔に泥を塗る行為だからです。
「この人、本当に転職する気があるのかな?」と思われますし、転職先企業に対しても失礼です。(転職エージェントからしたら、ですよ)
これもビジネスモデル上、当然の行為と言えます。
転職エージェントに見捨てられた時の5つの対処法
「見捨てられた…」と感じても対処法はあります。
あきらめる前に確認して、チャレンジしてみてください。
(1)希望条件を変更する
自分の転職軸(転職する目的)を完全にあきらめるわけではなく、もう少し間口を広げるイメージです。
あまりにも高望みな条件だったり、今までの経験やスキルからすればアンマッチな希望条件は見直しが必要かもしれません。
どうしても未経験の仕事がしたいのであれば、キャリアアップを中長期的に考え、片足転職も手段のひとつです。
↓↓↓片足転職って何??↓↓↓
(2)最低限のマナーを守る
「今さらマナーなんて…守ってるに決まってる」と考える方も多いかもしれません。
しかし意外に「社内の常識、社外の非常識」で自分では気づかないこともあります。
以下の3点、改めて確認してみましょう。
①しっかり報連相をする
☑エージェントからの連絡にた指定、すぐ(遅くとも3日以内)に返信
☑宿題(求人選択、職務経歴書提出など)はかならず期日通りやる
☑ささいなことでも連絡(電話はうざいかもしれませんが、メールでもいい)
②希望条件をしっかり伝える
こちらも意外と伝わっていないことがあります。
☑希望年収はいくらか?(幅を持たせて…例:500~650万円など)
☑希望の業種、職種は何?(絞りすぎず、第3優先ぐらいまで)
☑プライベート(介護、育児など)やこだわり(リモートワーク、労働時間など)も伝える
③能動的にエージェントにアプローチ
「エージェントから連絡来ないなぁ…」ではなく、あなたから連絡しましょう。
転職するのはあなたで、転職活動の主役なのですから。
(3)転職軸(自分軸)を明確にする
転職活動において、最重要取り組みです。
あなた自身の方向性、具体的に今回の転職で何を最優先にしたいか。
最優先事項のためには何を捨てられるか、エージェントにしっかり伝えましょう。
エージェントもあなたの転職軸を元に戦略を練り、転職活動の方向性を探ります。
転職軸が伝わってすらいなければ、何も始まりません。
↓↓↓自分が転職を通じてやりたいことは?↓↓↓
(4)担当者変更を依頼する
上記の(1)~(3)を取り組んでもエージェントの反応が悪かったら、相性の問題かもしれません。
大手の有名な転職エージェントであっても、エージェントとの相性問題は発生します。
転職活動の成功は「自分に合った転職エージェント(組織)」を選び、「良質なエージェント」と二人三脚で進めていくことです。
※キャリアアドバイザー=エージェント(転職サポーター)のことです。
(5)他の転職エージェントにも登録する
上記の(1)~(4)を取り組んでも良質なエージェントに出会えなければ、他の転職エージェントにも登録してみましょう。
転職エージェントは原則、無料ですのでリスクもありません。
ただし3~5社にしておいた方がいいです。
6社以上だと、リスク分散できますが、管理が大変になります。
↓↓↓どんな転職エージェントがあるのか?↓↓↓
転職エージェントに関するよくある質問
転職エージェントあるあるを見てみましょう。
(1)転職エージェントは厳しい人が多いと聞きますが本当ですか?
私自身の体験、口コミなどを見ている限りは厳しい人が多いです。
ただ「厳しい」⇒「イヤだ」と短絡的に考えては欲しくないです。
厳しくされるのにはそれなりの理由があります。
↓↓↓転職エージェントを利用した体験談です↓↓↓
(2)転職エージェントは説教してくるって本当ですか?
説教してくるエージェントはいます。
大別すると2種類います。
①求職者に問題がある場合
②エージェントに問題がある場合
①は極端に求職者のマナーが悪い(言葉遣い、報連相ができない)場合です。
転職エージェントの大事なお客様である応募先企業にも迷惑をかける可能性(入社されたら)があるので当然ですね。
②はただただエージェントの質(えらそう、求職者を商品として扱う)の問題です。
エージェントの変更、もしくは他の転職エージェントを探しましょう。
(3)転職エージェントにむかつくことはありますか?
私はあまり記憶にありませんが、あると思います。
これも大別すると2種類います。
①求職者に問題がある場合
②エージェントに問題がある場合
①は、たとえば厳しい現実(スキル不足で転職困難)を突き付けられて逆ギレしているなど。
②は、求職者に対しエラそうだったり、希望を無視して強引に転職させようとするエージェントですね。
(4)転職エージェントはやめとけと言われることがあります。なぜですか?
よく言われるのは以下の3つの理由です。
☑信頼できないエージェントが存在する(強引に転職させるなど)
☑転職エージェントで扱えない求人がある(NPOや学校法人など)
☑転職エージェントの利用が面倒(エージェントとの面談や連絡など)
転職活動の主役は転職エージェントではない
エージェントに見捨てられたり、冷たくされたりするとツラいです。
しかしそれ以上にツラいのは、納得のいく転職できないことです。
仮に転職エージェントと距離があると感じるのであれば、あなたの転職活動の中身を見直す良い機会かもしれませんね。
キャリアサバイバーでは転職が当たり前の現代
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・転職エージェントは基本的には見捨てないが、優先順位を下げられることがある
・見捨てられたと感じたら、冷静に原因を分析すべき
・見捨てられた時に一番重要なのは転職軸が伝わってるかどうか
・転職エージェントに見捨てられているのであれば、転職活動を見直すチャンス