☑転職できない氷河期世代はどうしたらいいか不安
☑氷河期世代は不遇だから会社に復讐したい
☑過去を引きずらずに生きていきたい
40代になっても給料は上がらず、出世の見込みもない…こんな人生、どうすればいいんだろう?
会社に復讐するように「静かな退職」を続けるか、それとも過去を捨てて「新たな挑戦」をするかの2択です
でも、今さら挑戦なんてできますか?転職も難しいし…年齢的に厳しくないですか??
最低限の仕事しかせず私生活を守るか、学び直しや副業で新たな挑戦を始めるのか、方向性を決める時かもしれません。何も方針決めず動かないのは最大のリスクですよ。
でも、そんな簡単に新しいスキルを身につけられるの? 今さら勉強する気力もないし…。
それでも、どちらが「正解」というわけではありません。選んだ道を正解にしましょう。
- 氷河期世代は報われず、転職も困難
- 静かな退職で最低限の仕事を選ぶ道か?
- 過去を捨てアンラーンし再挑戦する道か?
- 既存スキルを活かし新スキルを学ぶ
- どちらを選んでも正解にするのが人生
4回の転職の末、40歳過ぎてから脱サラした氷河期世代ど真ん中の私が解説いたします
氷河期世代に突きつけられた現実
氷河期世代は努力しても報われづらく、一般的に転職も難しい状況に立たされています。
これからは会社への復讐(仕事をせず、損失を与える)かアンラーン(過去と決別)し新たな道に進むのか、2択の人生になるのではないでしょうか。
(1)努力しても報われづらい世代
就職氷河期を生き抜いてきた氷河期世代。
しかしどれだけ努力しても報われる機会は少なく、評価も得られないままの方が多いのではないでしょうか。
バブル世代の上司と自分では待遇や評価基準が大きく異なり、若い世代とのギャップも広がっています。
最近では、初任給30万円の企業も増え、氷河期世代のようなパワハラや過酷な労働環境も改善されつつあります。

一方で、氷河期世代は年齢を重ねても昇給が少なく、役職もなく、年収が低迷したままです。
企業の賃上げのニュースが流れるたびに、「もしかしたら自分の給料も上がるのでは?」と期待することもあるかもしれません、が…
賃上げムードでさすがに少しは氷河期世代の給料も上がっているのでは?
むしろ氷河期世代は下がっているという厚生労働省からデータも出ています
引用:PIVOT公式チャンネル「【DIGEST】企業が賃上げをする条件/大企業中年の賃金カットと若者の賃上げ/労働生産性を決める要因/インフレが賃金に与える影響」
(2)転職市場は厳しすぎる
40代の転職は、決して簡単なものではありません。
企業が求めるのは若手の即戦力であり、一部を除いて氷河期世代が持っているスキルや経験は評価されづらい傾向にあります。
そんな中、新しいスキルを学ぶ必要性は感じているものの、それを実行する機会がないと感じている方も多いのではないでしょうか。
「転職を諦めるしかないのか?」という思いがよぎることもあるかもしれません。
しかし転職しても成功する保証はなく、転職後に待ち受ける環境が自分にとって良いものとは限りません。
結果として、多くの人が「転職しても地獄、しなくても地獄」という状況に陥り、結局のところ現状維持を選ばざるを得なくなっているのが現実です。
↓↓↓氷河期世代は損ばかり?↓↓↓
(3)静かな復讐する?OR新たな道に進む?
ここで、選択肢は二つに分かれます。
「静かな復讐」として現状維持をしながら最低限の働き方をするのか、それとも「アンラーン」をして新しい挑戦に踏み出すのか、どちらの道を選ぶかは自分次第です。
①静かな復讐
「静かな復讐」とは、言い換えれば「静かな退職」でもあります。
仕事での成功を諦め、最低限の労力で働き、社内での昇進や評価を期待せずに私生活を楽しむという生き方です。
これまで努力してきても報われなかったのなら、無理をして頑張り続ける必要はない、と考えるのも一つの選択肢です。
この選択肢を選ぶことで、心身の負担を軽減し、仕事以外の部分で充実感を得られるかもしれません。
しかし他者からの評価が得られないことや、長期的にモチベーションを維持することが難しくなるリスクもあります。
「とりあえず生き延びる」ための手段としては有効ですが、50代、60代になったときにどう感じるのかを考えておく必要があるでしょう。
②アンラーンして再挑戦
「アンラーン」とは、過去の経験や実績、スキルを一度リセットし、新たな分野で挑戦することです。
再挑戦にはリスクが伴いますが、アンラーンすることで新たな可能性を切り開くこともできます。
たとえばITスキルを学び直す、フリーランスとして独立する、異業種に転職するなど、過去の自分を捨てて新たな道を歩む選択肢です。
この決断は簡単なものではありません。
しかし自分を変えるためには必要な挑戦でもあります。
リスクを取ることで、新しいキャリアを築いたり、新しい生き方を見つけたりすることができるかもしれません。
何歳からでも学び直すことは可能ですし、それを実行できる人だけが、未来を切り開くことができるのです。
「とりあえず生き延びる」か「もう一勝負するのか」の2択…どっちが正解だろう…
どちらが正解というわけではありません。選択するのは、自分自身ですし、選んだ道を正解にするのが人生です。
復讐という選択 〜何もしないことで社会に仕返しする〜
まずは2択のうち、会社への復讐とも言える静かな転職について考えてみましょう。
(1)無理に頑張らないという戦略
「どうせ評価されないなら、最低限の労力で働けばいい」――そう考え、静かに会社との距離を置く選択をするのも一つの戦略です。
これは「静かな退職」と呼ばれ、海外でも話題になっていますし、国内でも広まってきていると言われています。
責任を負わず、定時で帰り、余計な努力はしない。
出世を目指さず、会社の利益のために尽くさないことで、企業との関係を最小限にする。
給料は上がらないかもしれないが、逆に言えば、無理に自分を追い込むこともない。
精神的に疲弊するくらいなら、仕事は「ほどほど」で十分だと割り切ることもできます。
年下の上司に指示されることもあるかもしれないし、会社での立場は決して強くはない。
それでも、最低限の仕事をこなしていれば、簡単にクビになることは今のところ無さそうです。
この生き方を選ぶ事で、プライベートを充実させることで、ある程度の満足感を得ることはできるかもしれません。
仕事にエネルギーを使わない分、趣味や副業、健康管理に時間を使うことで、違う形の「豊かさ」を追求できる可能性はあります。
私自身も退職する1年前から「静かな退職」を実践していましたが、その間に改めて自分の人生を見つめ直す機会になりました
静かな退職って何ですか??
↓↓↓静かな退職とは↓↓↓
(2)静かに衰退していく組織
氷河期世代がパフォーマンスを抑え、最低限の仕事しかしない状態が続くと、企業全体の活力も失われています。
会社に対するロイヤリティ(忠誠心)がなくなり、従業員の多くが「給料分の仕事しかしない」と考え始めたら、組織はゆっくりと衰退していきます。
企業が氷河期世代を冷遇してきたことが、結果的に自社の存続を脅かすことになり得る…というシナリオこそが静かな退職が会社への復讐になる意味合いです。
バブル世代が築き上げた企業文化の中で、氷河期世代は正当に評価されることなく、安く使われてきました。
その結果、働く意欲を削がれ、やる気を失った社員が増えていく。
それによって、企業がジリ貧になるのは当然のこと…
しかし本当に従業員である自分はそれで満足できるでしょうか?
会社の業績が悪化し、待遇がさらに悪くなったとき、それを喜べるでしょうか。
会社が衰退しても、自分の生活が良くなるわけではありません。
結果として、より厳しい環境に追い込まれるのは自分自身かもしれません。
「会社も俺たちを見捨てたんだから、もうどうでもいい」と諦めた瞬間、自分の人生の可能性まで狭めてしまうことになる、かもしれません。
(3)復讐の先にあるのは?
静かな復讐を続けていった先には、どんな未来が待っているでしょうか?
50代、60代になったとき、振り返って「これでよかった」と思えるでしょうか。
人生の大半を占める職場において、モチベーションのない人生を送り続けることは、時に精神的な空虚感を生みます。
「何のために生きてきたのか」「結局、自分は何を成し遂げたのか」と、心のどこかで疑問を感じるかもしれません。
とはいえ、「なんだかんだ家族と一緒に生きられた」「貧しくても健康に暮らせた」のであれば、それも一つの幸せの形です。
静かな復讐を選んだ人すべてが不幸になるわけではありません。
会社に尽くすことなく、自分なりの生き方を模索してきた結果、それなりの満足感を得ることもできるかもしれません。
ただしリスクもあります。
復讐のつもりで何もせずに過ごしていると、気づいたときには何のスキルもないまま年を取り、社会とのつながりを失ってしまいます。
十分な貯蓄もなく、仕事の選択肢も狭まったとき、待ち受けているのは年金や手持ち資産だけでは生活ができない「下流老人」としての生活かもしれません。
年齢とともに、働ける機会はますます減り、社会の支援に頼らざるを得なくなる可能性も高まります。
結局のところ、“復讐”とは企業や社会に対して行うものではなく、巡り巡って自分自身に返ってくるものかもしれません。
↓↓↓働かないおじさん(おばさん)の末路↓↓↓
社会や会社が氷河期世代を苦しめているんだから復讐する…人生も少しむなしい気がしてきました
ではもう一つの選択肢、アンラーンという生き方も見てみましょう
アンラーンという選択 〜過去と決別し、新たな道を歩む〜
もう一つの選択肢は「アンラーン」です。
「アンラーン(unlearn)」とは、すでに持っている知識や価値観などを破棄することで、思考をリセットさせる学習方法で、「ラーン(learn)」の対義語になります。
(1)過去の常識を捨てる
「転職=正社員」「安定=終身雇用」——この考えを、一度手放してみてはいかがでしょうか。
かつては正社員として長く勤めることが安定の象徴でしたが、今や終身雇用の保証は崩れつつあります。
大企業でさえリストラを進め、副業を解禁し、個人がスキルを活かして生き抜く時代になりました。
氷河期世代が転職しづらい理由の一つは、「年齢による伸びしろのなさ」を企業に思われがちだからです。
しかし、それは「変化できない人」に対する評価に過ぎません。
確かにこれまでの経験がそのまま通用しない場面は多いでしょう。
しかし、新たなスキルを学び、時代の変化に適応できると示せれば、まだまだチャンスはあります。
これからの時代は、より速いスピードで変化していくでしょう。
その流れに適応するために、まずは過去の常識を疑い、新しい価値観を受け入れることが必要です。
転職市場だけでなく、働き方そのものをアップデートし、自分なりの「安定」を再定義することが、未来を切り開くカギとなります。
(2)既存スキル×新スキルで勝負!
「アンラーン(unlearn)」戦略は、何も今までの知識やスキルをすべて捨てるわけではありません。
むしろ氷河期世代は厳しい環境を耐え抜き、多くの経験をしています。
それらを活用しながらも、現代社会に必要な新たなスキルを習得する必要があります。
①既存スキルの棚卸
氷河期世代は、若い頃からパワハラ、徹夜、低賃金の環境で耐え抜き、多くの苦労を経験しています。
厳しい環境下でも工夫しながら仕事をこなしてきた経験は、実は「ポータブルスキル(持ち運び可能なスキル)」として社外でも活かせるのです。
たとえば対人スキル、問題解決力、マルチタスク処理、現場で培った実務経験は、業界を問わず役立ちます。
とりあえず飲み会セッティングして営業すれば契約取れたもんなぁ
しかし今の時代に合わないスキルも多く、ただ過去のやり方に固執していては生き残れません。大切なのは、今の環境に適応しながら、自分の強みを活かせる場を見つけることです。
↓↓↓自己の強みを見つけにいく↓↓↓
②新スキルの学び
変化する時代に適応するには、新たなスキルを学ぶしかありません。
特にITリテラシーの向上は現代において必須です。
Webマーケティング、プログラミング、動画編集、データ分析など、新しい知識を身につけることで、選べる選択肢が広がります。
また副業を始める、フリーランスに挑戦することも、これからの働き方として現実的な選択肢となります。
学ぶ手段はいくらでもあります。
YouTube、Udemy、オンラインスクールなどを活用すれば、無料または低コストで最新スキルを学べます。
「もう40代だから遅い」と思うかもしれません。
しかし70歳でYouTuberになった人もいれば、75歳で起業した人もいます。
学び直しを実践した人だけが、新たな未来を切り開くことができるのです。
私は退職する1年前から、人生で初めてWebマーケティングを学び始めましたが、今ではWebサイト構築やYouTube動画作成まで出来るようになりました
変化することを恐れず、新たなスキルを身につけることが、次のステージへ進む鍵なのです。
↓↓↓一生食べていける?資格5選↓↓↓
↓↓↓社外でも通用するポータブルスキル磨き↓↓↓
(3)「選んだ道を正解にする」
「静かな復讐」も「アンラーンによる挑戦」も、どちらが正解ということはありません。
大切なのは、自分で選んだ道を「正解にする」覚悟を持つことです。
私はアンラーンを選びました。
過去の価値観を手放し、新しいスキルを学び、未知の領域へ踏み出しました。
その過程で苦労や悩み、不安もたくさんありましたが、今では「自分の選択は間違っていなかった」と思えます。
もし「今のままでいいのか?」と迷っているなら、一歩踏み出してみるのも良いでしょう。
選んだ道が「正解だった」と思える未来を作るのは、他でもない自分自身なのです。
復讐?新たな道?あなたはどちらを選ぶ
氷河期世代のこれからの生き方は、「静かな復讐」か「アンラーンによる再挑戦」の二択です。
会社に最低限の労力しか割かず、プライベートを重視する道もあります。
一方で、過去の価値観を捨て、新しいスキルを学び、未来に向けて再挑戦する選択肢もあります。
どちらが正解かは誰にもわかりません。
しかし選んだ道を「正解にする」のは、あなた自身です。
このまま現状維持を続けるか、もう一度勝負するか——今こそ決断の時です。

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