☑自分の仕事が遅くて悩んでいる
☑仕事が遅い部下や同僚がいて困っている
☑仕事のスピードを上げたい
・真面目な人はやり方を少し変えれば仕事が早くなる
・仕事が遅い人は完璧主義者であることが多い
・仕事のスピードを上げるには仮説思考で先に答えを考える
・仕事が早くなることの一番のメリットは成長スピードアップ
・結果、新しい仕事も任されキャリアアップにつながる
なぜ仕事が遅いのか
仕事が遅い理由はさまざまですが、代表的な理由は①完璧主義、②怒られたくない心理、③求められていることがわからない、の3つです。
これらは真面目な人ほど陥る傾向にあります。
(1)完璧主義がもたらす遅延
完璧主義な方は仕事が遅くなりがちです。
完璧を求めすぎることで、細部にこだわりすぎて時間がかかり、網羅思考になり時間制限がないと永遠に同じ仕事をし続けます。
網羅思考とは、可能な限り集められる情報を収集し、集めた情報をすべて検討してから解答を導き出す思考のことです。
決して網羅思考が悪いわけではありませんが、膨大な時間を要すため仕事は遅延しがちです。
完璧主義な方は「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」となってしまいます。
(2)怒られたくない心理の影響
失敗を恐れて慎重になりすぎるため、決断や行動が遅れます。
「間違っていたらどうしよう…」
確かに間違いを指摘されるのは怖いですね。
間違いを指摘されるのが怖いだけではなく、周囲から「仕事を間違う、出来ない人」とレッテルを貼られたくない心理が働いているのかもしれません。
(3)相手が何を求めているかわからない
ビジネスパーソンにとっての仕事は、基本的には誰かのために行うものです。
“誰か”は顧客や上司であることがほとんどかと思いますが、彼ら彼女らが何を求めて、どのような意図でその仕事を相手に依頼しているのかがわからないと仕事が遅くなってしまいます。
なぜなら相手が求めるからズレたことをしてしまっていたら、結果的に仕事が遅くなるからです。
仕事のスピードを上げる方法
仕事のスピードを上げる方法は①仮説思考、②60点主義、③仕事を抱えない、の3つです。
(1)仮説思考で考える
網羅思考ではなく、仮説思考で仕事に取り組むことで仕事のスピードが格段に上がります。
仮説思考とは目の前にある情報だけで「この仕事はきっとこうなりそうだ」という仮説を立ててから、仮説に必要な情報収集をする思考法です。
前述の網羅思考とは正反対の考え方になります。
なぜ仮説思考だと仕事のスピードが上がるかというと、膨大な情報収集をしなくても仮説を立て、早めに行動に移すことが出来るからです。
もちろん仮説が外れることもありますが、毎回ゼロから情報収集するよりはよほど早く答えにたどり着ける可能性が高いです。
なお、注意点としては、仮説とは決して当てずっぽうではありません。
いくつかの根拠から「だから何?」を考えるのが仮説です。
ある程度経験のある仕事であれば、精度の高い仮説が立てられることが多いのではないでしょうか。
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(2)60点主義で完璧を捨てる
多くの仕事は100点満点である必要はありません。
60点の完成度でまず動き出し、後から微調整することを心がけた方が良いです。
そもそも仕事における100点は難しく、依頼する側も100点の状態がわかっていないこともあります。
100点を目指すことよりも、依頼相手に早めに成果物を共有し、すり合わせを行う方がよほどスピードも速く、相手の満足度も高いものとなります。
どのような仕事でも基本的にはQCDが重要になります。
QCDとは、主に製造業において欠かすことのできない重要な3要素です。
Q:Quality(品質)
C:Cost(コスト)
D:Delivery(納期)
つまり高い品質(Q)を、低いコスト(C)で、求められる期日(D)に仕事を依頼相手に届けるわけです。
どれだけ仕事の品質が100点に近くても、コスト(時間含め)がかかりすぎたり、期日超過をしてしまうのは依頼相手が困ってしまいます。
(3)自分でボールを持たない
極力、独りで仕事を抱えない方が良いです。
なぜなら自分の中での100点が、仕事を依頼する相手(上司や顧客)にとっての100点とは限らないからです。
仕事の依頼相手である上司や顧客と密にコミュニケーションを取り、自分独りで仕事を抱えるのはやめておきましょう。
また先輩や同僚、部下にもどんどん関わり仕事の相談をするのもオススメです。
もしかしたら先輩から「あの部長の性格から考えたら、こうした方が良いよ」や、部下から「AIなら一発ですよ」と自分では気づけないことを教えてくれることがあるかもしれません。
場合によっては依頼者の都合など状況が変化することで、いつの間にか仕事の優先順位が変わっていたりして頑張りがムダになることも日常茶飯事です。
独りで同じ業務を抱えていると良いことは何もありません。
仕事が早くなることの3つのメリット
仕事が早くなることで多くのメリットがありますが特に①成長スピードアップ、②ワークライフバランス改善、③信頼性が高まる、の3つが考えられます。
(1)成長スピードが上がる:量が質に変わる
仕事が早くなると、数多くの仕事をこなすことになるので成長スピードが高まります。
短期間で多くの経験を積むことで、量が質に変わると言えます。
数多くの仕事をすることでパターンやコツがつかめてきて、自分なりの型ができてきて仕事が早くなった経験はないでしょうか?
仕事の取り組み方で重要なのはスピード⇒量⇒質の順番です。
慣れない仕事ほど、スピード重視で量をこなし、ようやく結果的に質の向上ができます。
最初から質を求めても、高品質な仕事をするのは難しいことがほとんどです。
(2)ワークライフバランスが改善される
仕事が早く終われば、プライベートな時間が増え、生活の質が向上します。
具体的には以下の3つです。
☑しっかり睡眠が取れて集中力も高まり、前向きになれる
☑ストレス軽減により心に余裕が出来る(仕事のミスも減る、仕事を任されやすくなる)
☑アイデア・新しい発想が広がる(資格取得や副業など社外からの情報収集ができるため)
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(3)信頼性が高まる
仕事を迅速に対応することで、周囲からの信頼されるようになります。
仕事を着実にこなすこと信用され、新たに仕事を任されることになります。
さらにはより上位の仕事を任されることになり、キャリアアップにつながる…といった好循環が生まれます。
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真面目な人はやり方を少し変えれば仕事が早くなる
真面目な人は完璧主義だったり、自分のミスを許せない方が多いです。
しかし真面目な方ほど、少しやり方を変えるだけで仕事は格段にスピードアップします。
仕事のスピードを上げるにはすべての情報収集をしてから動き出す網羅思考ではなく、先にある程度の答えを考えて取り組む仮説思考が望ましいです。
また周囲の人たちを巻き込むことで仕事の量も質も良くなることが多いです。
仕事が早くなれば、量が質に変わり自身の成長スピードも上がり、結果的にキャリアアップにもつながります。
・真面目な人はやり方を少し変えれば仕事が早くなる
・仕事が遅い人は完璧主義者であることが多い
・仕事のスピードを上げるには仮説思考で先に答えを考える
・仕事が早くなることの一番のメリットは成長スピードアップ
・結果、新しい仕事も任されキャリアアップにつながる