☑転職が決まらなくて、転職活動に疲れた
☑転職活動疲れで、もう休みたい
☑疲れて休みたいけど休んでいいのか不安
結論として、疲れてしまったら休んだ方がいいです。
疲れた状態で無理して転職活動をしても良い結果にはなりません。
むしろ転職活動を終わらせようと焦ってしまい、納得いかない転職をしてしまうかもしれません。
転職活動を一時的に休むことで、しっかり自分と向き合うことができ、納得のいく転職ができる確率が高まります。
本記事では、転職活動を休むメリット・デメリットとともに、休んで元気になったら何をすべきかを解説いたします。
・休むメリットは、自分と向き合えて、転職軸が明確化しやすいこと
・休むデメリットは、転職にマイナスに働くこともあること
・キャリアブレイクする期間があっていい、あった方がいい
・元気になったら転職活動再開する
・具体的な転職活動の進め方は転職エージェントを頼った方が早い
30代が転職決まらず、転職活動に疲れたら休む3つのメリット
①心身脳のリフレッシュ、②自分と向き合い、③正しい方向性が見える、の3つがメリットです。
(1)心身脳が元気になる
心・身・脳を休めることができ、本来の自分を取り戻すことができます。
転職活動で疲れ切っている状態では、ネガティブになりがちで応募書類作成も面接も上手くいきません。
つまり心身脳がリフレッシュすることは内定にも直結します。
特に転職活動を休んで頭をぼーっとする時間を作るのが良いです。
なぜならぼーっとしている時間に脳のスタンバイ状態に入るからです。
脳のスタンバイ状態とは、脳の整理時間と言い換えられます。
バラバラになっている過去の記憶や経験を整理したり、これから発生する事象についてシミュレーションをするのに、脳のスタンバイ状態が必要になります。
休んで好きなことをするのもいいですが、何もしない時間も脳にとって非常に重要なのです。
もちろん睡眠もしっかり確保しましょう。
(2)時間が作れて、自分と向き合える
多忙なビジネスパーソンが働きながら転職活動をするのは大変です。
自分の時間なんてほとんどありません。
休んであなた自身に“余裕”を作ってあげることで自分と向き合えます。
①自分を客観視
忙しい時は自分のことが見えなくなりがちです。
転職活動を休むことで余裕が作れて、自分を客観視することができます。
☑社会(転職市場)から見て私の今までの経験・スキルはどう役立つ?
☑職務経歴書は求人企業の採用担当者から見た内容になっている?
☑そもそも転職すべきか?
②自分を取り戻す
社会人になると多くの仮面(役割)をかぶって生きていくことになります。
妻・夫、親、上司・部下…
円滑な社会人生活を送るために必要ではありますが、仮面をかぶってばかりだと次第に自分が見えなくなります。
時には休んで素の自分を取り戻すことで、あなたの“本音”が見えてきます。
この“本音“こそが転職軸(転職で実現したいこと)を考える最も重要なベースとなります。
③自分に素直になれる
社会人、特に多忙なビジネスパーソンほど「これが普通でしょ」「常識的に考えてさ」と発してしまいます。
しかしそこに本当の自分はいません。
普通や常識は他人軸です。
自分軸ではどうでしょうか?
素の自分と向き合うには、やはり休んで余裕時間を作る必要があります。
(3)正しい方向性が見えてくる
休むことで心身脳がリフレッシュし、気持ちが前向きになり、脳もクリアになります。
また自分と向き合うことができ、転職軸が明確になる可能性が高まります。
リフレッシュと転職軸の2つがそろうことで、格段に納得いく転職がしやすくなります。
また職務経歴書も内容も、面接での対応にもプラスに働きます。
30代が転職決まらず、転職活動に疲れたら休む3つのデメリット
デメリットは、①転職がしづらくなる、②転職のタイミングを逃す、③自信をなくす、の3つです。
(1)(退職済みの方は)転職がしづらくなることがある
会社を退職してから転職活動をしているからは、休めば休むほど職歴のブランクが空くことで転職がしづらくなることがあります。
職歴のブランクは履歴書や職務経歴書に書かねばなりません。
面接でもヒアリングされます。
理由なき職歴ブランクは敬遠されることが多いです。
(2)転職のタイミングを逃すことがある
休んでいる間に転職のタイミングの逃してしまう可能性があります。
なぜなら優良な求人企業は他の求職者も狙っており、採用枠が埋まってしまうかもしれません。
(3)自信をなくすことがある
転職活動を休むことで、自信をなくすこともあります。
休んで時間ができることで、自分と向き合った結果、「私に内定を出す会社なんて無い」などネガティブな方向に向かってしまうからです。
「ネガティブに考えるな」と言われても考えてしまうものは考えてしまいます。
ですが、もしかしたら自分との向き合い方を変えることで好転するかもしれません。
【体験談】私も過去4回休みました~キャリアブレイクもあり~
私は4回の転職経験がありますが、転職活動を4回休んでいます。
しかも退職後の転職活動、つまり職歴ブランクありの転職です。
さらには就職超氷河期、リーマンショックの真っただ中でした…
今考えるとかなり無知で無謀なことをしていましたが、赤裸々にお伝えしたいと思います。
(1)転職活動でメンタルが疲れてしまった
当時、20代でしたが1社目⇒2社目の転職活動はメンタルが疲れてしまいました。
転職軸も明確ではなく、大手企業ばかりを受けて、書類選考が全く通過できなかったからです。
1社目は1年2ヶ月で短期離職し、失業状態での転職活動なのでもう引くこともできません。
(2)転職活動がわからなくなり、キャリアブレイクした
転職活動すること3ヶ月間、「このまま続けてもダメだ」と思い切って休むことにしました。
当時はまだ実家にいたので、両親も相当心配させてしまったと思います。
しかしこの休むという判断が自分の中で転機になりました。
今で言うキャリアブレイクをすることにしたのです。
キャリアブレイクとは、仕事から離れ、今後のキャリアを改めて考え、学び直しやスキルアップに充てる期間のことです。
当日はどちらかというと、「社会人の夏休みは自分で決める」と考えていました。
学生であれば、一学期から始まり、夏休み冬休みが決まっていますが社会人は自分で決めねばなりません。
自分の休みはいつでも、どれだけでも決められますが、当然それに伴う責任を負うのも自分です。
私のキャリアブレイクは、以下のように過ごしました。
ちなみに以下の転職理由は本当の理由(自分に素直な)であり、求人企業にはもう少し建前の理由にしています…
①1社目(卸売業)⇒2社目(中小小売業)
☑転職理由:(大企業あきらめ後)社会貢献度の高いことがしたい
☑ブランク中にしていたこと:資格取得(初級シスアド、MOUS、販売士)
☑キャリア戦略:小売業に強い経営コンサルタントを目指す
②2社目(中小小売業)⇒3社目(経営コンサル会社)
☑転職理由:社会貢献度の高いことがしたい(変わらず)
☑ブランク中にしていたこと:資格取得(証券外務員他)
☑キャリア戦略:経営コンサルティングノウハウ入手
③3社目(経営コンサル会社)⇒4社目(大手小売業)
☑転職理由:大企業の人事戦略に関わりたい、小売業のコンサルスキル磨き
☑ブランク中にしていたこと:資格取得(中小企業診断士※不合格)
☑キャリア戦略:小売業に強い経営コンサルタントを目指す
④4社目⇒脱サラ
☑転職理由:個人で稼ぐ力を身につけたい
☑ブランク中にしていたこと:ブログ・SNS各種、資格取得(中小企業診断士1次4科目合格、FP2級)
☑キャリア戦略:中小企業診断士×WEBマーケティングで社会貢献
(3)休んだ末にたどり着いた自己理解
転職活動を休むことで時間が作れて、ビジネス誌を読みあさり、資格の勉強をはじめました。
情報のインプットもプラスにはなったのですが、何より自己理解が進んだのが自分にとって最大のメリットでした。
休む前までは、「いかに良い企業に転職するか」「どうやったら自分をアピールできるか」ばかり考えていました。
つまり外向けのことばかりです。
しかし重要なのは、転職を通して何を実現したいのか転職軸を明確にすることでした。
↓↓自分史から自己理解を進める↓↓
(4)4回転職の末、脱サラという選択をした
私は現在40代前半ですが、20年近くサラリーマンを経験した後に、脱サラをしました。
1社目⇒2社目のタイミングで長期のキャリア戦略(中小小売⇒経営コンサル⇒小売コンサル)を立てていたのですが、そもそもサラリーマンが向いていないことに気づいてしまいました。
しかし18年前ぐらいに考えたキャリア戦略の大筋は今でも変わっていません。
↓↓↓転職後は頑張りすぎない↓↓↓
休んで元気になったら転職活動再開
休むことでリフレッシュでき、自己理解も進み転職軸が見え始めてきたら、転職活動を再開しましょう。
転職軸によっては私のように脱サラという選択になるかもしれません。
いずれにしても自己分析⇒自己理解⇒転職軸は転職活動には必須です。
とはいえ、よくわからない時は転職のプロである転職エージェントを頼るのもいいでしょう。
(1)インプットとアウトプット両輪で進める
転職活動で最も重要なのは情報収集、つまりインプット…だけでなくアウトプットも重要です。
アウトプットばかりだと、誤った方向に向かい続ける可能性があります。
一方、インプットばかりだと、身につきません。(自分の言葉にならない)
アウトプット、インプットの両輪で進めましょう。
【代表的なアウトプット】
☑自己分析をしてみる
☑職務経歴書を書いてみる
☑面接練習をしてみる
【代表的なインプット】
☑転職市場の情報収集
☑求人企業の業界情報収集
☑転職エージェントのセミナー参加
(2)徹底的な自己分析を行い、転職軸を明確にする
しっかり休むことで、自分と向き合うことでき、素の自分の声が聴こえてきます。
自分と向き合いはじめたとの自覚があれば、自己理解はもうすぐそこです。
あとは自分史を棚卸してみたり、自己分析を進めることで整理されていきます。
↓↓↓体験談:リクルートエージェントの自己分析セミナー↓↓↓
(3)転職エージェントを利用してみる
転職軸を明確化するための自己分析は、基本的には独りで自分と向き合う作業です。
ただし独りで転職活動をすると、独りよがりになってしまう可能性がきわめて高いです。
そんな時は転職のプロ、かつ第3者である、しかも利用は完全無料の転職エージェントを頼りましょう。
現在、転職エージェントを利用してなかったら利用してみる、すでに利用していたら別の転職エージェントに変更にしてみるのもありです。
疲れたら休めばいい。なんなら休んだ方がいい。
転職活動で疲れた状態で継続するのは良い結果を生みません。
悩まずにすぐ休んだ方が良いです。
転職活動を休むデメリットもありますが、それ以上にメリットが多いです。
休んでリフレッシュし、自分と向き合うことで、転職軸は明確になります。
元気になったらまた転職活動を再開すればいいです。
具体的な転職活動の進め方・ノウハウは転職のプロである転職エージェントを頼るのもひとつの手段ですね。
↓↓↓疲れたら身体を労わってあげましょう↓↓↓
福岡県久留米市を中心に田主丸整骨院、久留米スポーツ整骨院。神
・休むメリットは、自分と向き合えて、転職軸が明確化しやすいこと
・休むデメリットは、転職にマイナスに働くこともあること
・キャリアブレイクする期間があっていい、あった方がいい
・元気になったら転職活動再開する
・具体的な転職活動の進め方は転職エージェントを頼った方が早い