☑初めての転職活動で自己分析をしたい
☑10年ぶりに履歴書(職務経歴書も)を書かないといけない
☑自己分析ってイマイチよくわからない
自己分析は転職活動において最重要パートです。
なぜなら自己分析は転職活動で最も重要になる転職軸の元になるからです。
転職軸とはあなたが転職を通して何を実現したいか?の軸です。
とはいえ、自己分析ってどうやっていいかよくわからないですよね。
でも大丈夫!
厚生労働省が使いやすい無料の自己分析シートを用意してくれています。
基本的にはシートにそって作成すれば、自己分析が完了します。
↓↓自己分析セミナーを詳しく見てみる↓↓
\業界№1の求人数/
・厚生労働省の自己分析シートを活用するには、時間と場所選びも重要
・自己分析が重要なのは、転職軸を持ち、納得できる転職をするため
・自分史を書き出す⇒深掘りして共通項を探す⇒他人から見た自分も理解
・転職エージェントも自己分析をフォローしてくれる
・自己分析は自分の声を聴いてあげること
↓とにかく早く活用法が知りたい方は、目次の見出し3をタップお願いします↓
厚生労働省の自己分析シート活用の前準備
厚生労働省の自己分析シートの概要、入手方法、いつどこで作成するのかを確認しましょう。
(1)厚生労働省の自己分析シートってどんなもの?
自己分析をするためのフォーマットです。
おそらく高校生向けに作られたものですが、20~40代の自己分析にも十分使えます。
厚生労働省の狙いとしては、しっかり自分理解を深め、自身と向き合い、納得できる就職(転職)をしてください、ということだと思います。
以下のような構成で作られています。
☑自分史づくり(過去振り返り)
☑自己紹介(あなたが思うあなた像)
☑インタビューシート(周囲が思うあなた像)
☑社会の理解(ここはさすがに社会人5年以上やっていれば大丈夫)
☑会社の理解(いわゆる企業研究です)
後半は自己分析をから進んで、社会や会社に目を向けられるようになっていますが、本記事ではあくまで自己分析を中心にお伝えいたします。
↓自己分析シートという名前ではありませんが、こちらがフォーマットです↓
(2)自己分析シートのダウンロードと印刷方法
①自己分析シートのダウンロード方法
以下のリンク先からダウンロードできます。
②自己分析シート(PDFデータ)の印刷方法
セブンイレブン(他のコンビニでもいいですが)のコピー機のプリント機能を使えば1枚10円です。
印刷箇所は、自己分析のためにはP36、P37の2枚で十分です。(20円の出費)
【印刷方法】
☑厚生労働省HPからPDFデータをダウンロード
☑セブンイレブンで印刷用のアプリ入れる
☑セブンイレブン店頭のコピー機で操作
「もったいない!」「手間です」という方はPDFデータを見て自己分析しましょう。
できれば書き出す内容はメモ書きとかの方がいいです。(手を動かすことで脳に刺激を与える意味で)
もちろん、家にプリンタがあれば、コンビニ行かなくてもいいですね。
(3)自己分析のための時間と場所の選び方
自己分析において、いつやるか?どこでやるかは?とても重要です。
なぜなら自分自身と対話をするわけですから、独りきりで、しかも誰にも邪魔されない(電話とかSNSとか)場所と時間を選ぶ必要があるからです。
①時間
ベストなのは1泊2日の旅行に出ることです。
もちろん独りで。
…と言っても難しい方も多いと思いますが、最低限丸一日は誰にも邪魔されない時間を作れるタイミングに自己分析をすべきです。
仕事の電話が入らないであろう日時で、家族には事情を説明して、独りきりにさせてもらいましょう。
②場所
“非日常“が良いです。
少しお高めの旅館なんかだとサイコーです。
“非日常”に身を置くことで、日常に忙殺された思考がリセットされます。
もったいない…と思われるかもしれませんが、自己分析なんてそんなしょっちゅうするものではありません。
ここは自己投資と思って、是非。
転職活動において、自己分析が重要な3つの理由
転職活動において、自己分析は最も重要です。
なぜなら自己分析が不十分だと転職軸(自分軸)が定まっておらず、良い転職ができないからです。
良い転職とは、自身が納得した上で企業に入社し、そこで活躍できる転職です。
ゴールから考えてみましょう。
転職先で活躍する
⇒入社する
⇒内定もらう
⇒面接を受ける
⇒書類選考を通る
⇒履歴書・職務経歴書を作成する
⇒求人を探す
⇒転職軸を明確にする
⇒自己分析をする
自己分析はゴールから考えた時の最初のスタート地点です。
(1)自己理解のため
自己分析をする最も重要な理由です。
「自分のことは自分が一番わかっている」と思いたいところですが、仮面をかぶって生きているうちに自分でも自分のことがわからなくなっている人は多いです。
仕方ありません。
多忙なビジネスパーソンは日々の業務に忙殺されると、自分と向き合う時間なんて無いものです。
本当は、自分は何が好きで、何が得意で、どんなことがしたいか。
ここらがわかっていないとどんな業種・職種の仕事、年収、休日や福利厚生などの希望条件は決められないはずです。
では、本当の自分はどこにいるかというと、過去にいます。
過去の自分です。
(2)目標設定と計画を立てるため
自己分析は、将来の目標設定や計画を立てるために必要です。
どんな自分になりたいか、そのためにはこれからどうしたいのかなど自己分析によって見えてきます。
つまり自分が望むキャリアの方向性や具体的な目標を明確化することができます。
また、自己分析を通じて自分の強みや成長の必要性を把握し、具体的な行動計画を立てることができます。
(3)応募先企業から内定をもらうため
自己分析は、自分の価値を応募先企業にアピールするための基盤となります。
自己分析を具現化したものが履歴書や職務経歴書になります。
まずは書類選考であなたがどんな人間かを理解してもらい、さらに面接でアピールします。
書類や面接段階で、仮面をかぶっていても人事には見抜かれます。
もし見抜かれずに内定をもらい、入社してしまったらその方が問題です、、。
偽りのマッチングにより、企業側も応募者であるあなたも不幸になります。
厚生労働省の自己分析シート活用おすすめの3ステップ
実際に厚生労働省の自己分析シートを使いながら、具体的な3ステップを見ていきましょう。
くどいですが、自己分析は過去の自分と向き合うことです。
(1)ステップ1:自分史をつくる
前述の通り、厚生労働省の自己分析シートはおそらく高校生の就活用に作られています。
ですので、高校時代までしかありません。
①小学生・中学生時代
まだ自我が完全には芽生えていない人が多い時期です。
とはいえ、夢中になったこと、やりたかったことの源泉は子供の頃にヒントがあったりします。
人間、そんな簡単に変わりません。
②高校生・大学生時代
自我が芽生え始め、行動に出ている人もいる多いです。
項目は表面的に書き出すだけではなく、深掘りすることがポイントです。
たとえば、人付き合いはどうか?
☑好き?嫌い?
☑どこが?(気を遣う、時間が取られる)
☑なぜ?(精神的に疲れるから)
☑特にどんな人が?(声の大きい人)
③社会人時代
ビジネスパーソンになり、結婚したり、子供もいるかもしれません。
さまざまな役割を演じることで、気づかないうちに仮面をかぶって生きていくようになる人が多いです。
仮面をかぶって役割を演じることは決して悪いことではありません。
むしろそれだけ役割のある、必要とされている人ということです。
しかし正しい自己分析をするには、仮面を外さねばなりません。
自己分析中は「課長だから…」「母親だから…」「もう40歳だし…」そんな仮面は必要ありません。
厚生労働省のフォーマットとはちがいますが、私自身も過去と向き合ってみました。
↓↓↓私の自分史、ご参考になれば↓↓↓
私は人生バイオリズムを作ってみました。
(2)ステップ2:自己理解を深める
自分史で自分は何が好きで、何が得意かわかってきましたでしょうか?
次のステップとして、それらの共通項を探してみましょう。
表面的には違う事象でも、よく考えたらこれって同じことだ!が見えてくると思います。
たとえば…
☑小学生:授業休んだ子のノートを書いてあげていた
☑大学生:バイト先では率先してシフトを変わってあげていた
☑社会人:自分の仕事より後輩の育成に時間を優先してる
⇒「世話好き」「面倒見がよい」「弱い者の気持ちがわかる」
⇒ってことはどんな仕事が向いている?
(3)ステップ2:周囲から見た自分の理解(自分を客観視)
自己分析シートには「周囲の人に過去のあなたをインタビューしてみましょう」とあります。
この通りできれば良いのですが、社会人になって数年数十年経ってからインタビューするのは困難かと思います。
「親からゲームやりすぎてよく怒られたなぁ」「親友には絶対マンガ家になるって言われてたな」「先生からあなたは理系だねと通信簿に書かれてたな」など過去を思い出して書き出しましょう。
現在働いている会社で、上司や同僚、部下に言われることも同時にまとめるといいですね。
ステップ3でのポイントは「自分はわかっていないけど、他人はわかっている」(盲点の窓)を理解することです。
ここでは心理学のジョハリの窓が参考になります。
ジョハリの窓とは?
ジョハリの窓とは、自分と他人の認識のズレを理解する自己分析ツールです。自分の性格は自分が一番知っていると思い込んでいる人も多いでしょう。しかし実際は自分のことゆえに見えない性格なども多いのです。
引用:カオナビ人事用語集「ジョハリの窓とは? 【わかりやすく解説】具体例、ワーク、4つの窓」
自己分析は転職エージェントも手伝ってもらえる
自己分析は厚生労働省だけでなく、転職エージェントも頼りになります。
転職エージェントは、自己分析はもちろん、内定をもらうために重要になる職務経歴書の書き方など転職活動全般をフォローしてくれます。
(1)自己分析セミナー
転職エージェントは担当者(キャリアアドバイザー)がついてくれて、あなたの自己分析を手伝ってくれます。
さらには転職を成功させるための自己分析セミナーを開催しています。
個別の相談が面倒であれば、これらのセミナーだけを受けることもできます。
履歴書や職務経歴書に直結する自己分析の進め方を具体的に教えてくれます。
↓↓↓体験談:リクルートエージェントの自己分析セミナー↓↓↓
(2)職務経歴書セミナー
自己分析の次のステップである書類作成、特に職務経歴書は内定がもらうためのキーになります。
なぜなら応募先企業に職務経歴書の内容が認められないと面接すら受けられないからです。
そして面接も職務経歴書を元に話を進められます。
この大事な大事な職務経歴書の個別のフォローに加えて、職務経歴書セミナーも開催しています。
私も参加したことがありますが、とても実践的で、ある程度準備が必要ですが、セミナーを受講しながら職務経歴書が作成できます。
↓↓体験談:リクルートエージェントの職務経歴書の書き方セミナー↓↓
(3)職務経歴書のひな形がある
「けど職務経歴書をゼロから作るのはツラい…」という方がいると思います。
安心してください。
職務経歴書のひな形も用意してくれています。
しかも職種別(営業、エンジニアなど)なので、少し編集すれば簡単にすぐに作成できてしまいます。
↓↓自己分析セミナーを詳しく見てみる↓↓
\業界№1の求人数/
内定もらうことが目的ではない
転職活動においての自己分析は作業的には書類選考を通過し、内定をもらうためです。
しかし本質的には、自分に合った企業に納得できる転職し、転職先で成果を上げるためです。
つまりゴールは内定をもらうことではないです。
自己分析は小手先のテクニックはなく、自分の過去と向き合い、自分の心の声をしっかり聴いてあげることです。
↓↓↓転職エージェントの比較検討したい↓↓↓
・厚生労働省の自己分析シートを活用するには、時間と場所選びも重要
・自己分析が重要なのは、転職軸を持ち、納得できる転職をするため
・自分史を書き出す⇒深掘りして共通項を探す⇒他人から見た自分も理解
・転職エージェントも自己分析をフォローしてくれる
・自己分析は自分の声を聴いてあげること