☑ハローワークで履歴書や職務経歴書の添削がしてもらえるか知りたい
☑ハローワークは他にも転職支援サービスはあるのか知りたい
☑本当にハローワークに転職相談していいのか不安
いわゆる地元への再就職を考えているのであれば、ハローワークで応募書類を見てもらうことは意味があると思います。
しかしハローワークでの履歴書や職務経歴書の添削をしてもらうことはオススメしません。
なぜならハローワークの地域の就業支援、雇用促進が使命であり、転職のプロではなく大企業や他地域への就職を支援しているわけではないからです。
本記事では、ハローワーク同様に無料で転職のプロから転職活動支援を受けられるサービスについて紹介いたします。
・ハローワークで履歴書・職務経歴書の添削をしてもらえる
・ハローワークは地域の雇用促進が使命である
・転職エージェントを使うと、納得のいく転職ができる可能性が高まる
・転職は情報戦のため、プロを頼った方がいい
ハローワークで履歴書や職務経歴書の添削だけしてもらえるのか?
ハローワークは失業手当の手続きなどしてくれますが、履歴書や職務経歴書の添削だけでも対応してくれます。
ただし応募する求人の紹介状を発行してもらってからです。
あくまでも応募先が決まったうえでの履歴書添削となります。
突然ハローワークに行っても、担当者が対応できないので事前予約をしておく必要があります。
また履歴書や職務経歴書はある程度、たたき台を作っておいてから相談しないと適切なアドバイスがもらえなくなってしまうので要注意です。
(1)ハローワークはどんな添削サービスをしてくれるのか?
書式はどうしたらいいかなど体裁に関することはもちろん、自己PRや志望動機の書き方(考え方)まで教えてくれます。
また「こんな風に書いたらいい」という指南書がもらえることがあります。
(ハローワークは地域差があるので、必ずとは言えないですが)
(2)応募書類添削以外のハローワークの転職支援サービス
ハローワークでは応募書類添削以外も多くの転職支援サービスがあります。
ハローワークは公的機関なのでサービスはもちろん無料です。
☑求人情報:地域密着の企業が多いです
☑自己分析のやり方:自己分析は転職活動の肝です
☑説明会やセミナー:ハローワーク主催の転職セミナーなど
(3)【体験談】ハローワークの履歴書・職務経歴書の添削サービスを受けてみた
ハローワークで失業手当を受ける時に、月に1回職員さんに職業相談をする必要があるのですが、そのタイミングで履歴書や職務経歴書の添削を依頼してみました。
添削してもらって、気づきになったのは以下の3点です。
①“強み”と向き合ってくれる
転職活動で最も重要と言えるあなたの“強み”と向き合ってくれます。
“強み”は応募先企業へのアピールポイントの根っこになる部分です。
「前職ではどのような業務にやりがいを感じていましたか?」
「休日、プライベートでは何をされていますか?」
「子供の頃に夢中になっていたことは?部活は?」
など、かなりしっかり深掘りしてヒアリングしてくれたので、気づきがありました。
②正しい形式を教えてくれる
履歴書もビジネス文書である職務経歴書に合わせて、履歴書もA4サイズの方が良いなど基本的なことから教えてくれます。
どの程度改行があった方が良いか、見出しをつけた方が良い、フォントは統一、数字は半角で統一などビジネス文書の基礎も丁寧に指導してくれました。
③ハローワーク以外の相談先を教えてくれる
これは意外と思われるかもしれませんが、なんとハローワーク以外に相談した方が良いと提案してくれた職員さんもいました。
職業相談のタイミングで数名の職員さんに添削相談していましたが、比較的年齢の若い職員さんは「この内容でしたら転職エージェントさんとかに相談された方が良いかもしれませんね」と言ってくれました。
この職員さんは決して無責任に言っている感じではなかったです。
私が「未経験のWebマーケティング業界への志望動機」に相談したのですが、ハローワークで対応できる内容ではないと判断して転職エージェントを提案してくれたのだと思います。
【体験してみて】履歴書・職務経歴書の添削はハローワークが苦手な3つの理由
私自身、実際に体験してみて思ったのは、ハローワークは履歴書・職務経歴書の添削は決して得意分野ではないということです。
なぜならハローワーク職員さんは転職経験がない(人が多い)ですし、あなたの応募先企業の業界について詳しくないことがほとんどだからです。
何よりノルマがないのでそれほど必死ではなく、「聞かれるから対応します」といったスタンスです。(親身になってくれる方はたくさんいます)
(1)ハローワーク職員さんは転職経験がない方が多いから
全員ではありませんが、ハローワーク職員さんは転職経験がない方が多いため、転職者であるあなたの気持ちがわからないことがあります。
失業中の無収入状態の不安、仕事が決まらなかったらどうしようという焦り…
こればっかりは経験してみないとわかりません。
(2)あなたの希望する業界・企業のことを知らないから
ハローワーク職員さんは地域の公務員であり、転職のプロではありません。
今の転職市場はどうなっているのか、特定の業界についての知識などはそれほどないと思った方がいいです。
なので履歴書・職務経歴書の形式的な話はできても、あなたの転職市場価値や業界特有の傾向などは話せません。
(3)求職者が就職できなくてもハローワークは困らないから
ハローワークは民間企業ではないので「今月は失業者を100人減らすぞ!」みたいなノルマはありません。
職員さん個々人では熱意ある方がいるかもしれませんが、少なくとも組織として定量的な目標はないです。
(繰り返しますが、担当者は親身になってくれる方が多くいます)
なお、国が雇用を増やすため、ハローワークに与えている役割は以下の3つです。
☑無料の職業紹介
☑失業給付の支給
☑雇用保険事業の実施
つまり、そもそもハローワークは転職支援の専門家ではないのです。
【体験してみて】転職エージェントの履歴書・職務経歴書添削がすばらしい3つの理由
転職エージェントにも履歴書・職務経歴書の添削をしてもらいましたが、やはり転職のプロです。
応募先企業の業界はもちろん、企業の特定の部署のことまで理解しているので適正な応募書類が作成できました。
また転職エージェントのビジネスモデル上、あなたの転職を後押ししてくれます。
そして私の場合、転職エージェントに年収交渉もしてもらい、年収アップできたのがありがたかったです。
(1)あなたの希望にあった転職ができる可能性が高まるから
転職エージェントは転職先の業界や応募先企業(部署まで)の情報にまで精通しています。
もっと言えば、人事ともやり取りをしているので採用基準なども理解していることもあります。(採用基準を教えてくれるということではありません)
つまりあなたの希望する応募先企業が、希望部署が、人事担当者が「どんな人を求めているか?」がある程度わかっている状態で書類を作成することができます。
同時にあなたもどんな会社・部署・社風か?などがわかるため、転職のアンマッチが少なくなる可能性が高いです。
(2)あなたの転職を自分事のように一生懸命がんばってくれるから
転職エージェントの利用料は完全無料です。
では転職エージェントの社員はどこからお金を出ているかというと、転職先の企業から多額の報酬(転職者の年収の35%程度)を頂戴します。
↓↓↓転職エージェントの仕組み↓↓↓
何が言いたいのかというと、転職エージェントは「利益がある」からあなたのために頑張ってくれるのです。
公的機関のハローワークが担当者個人の気持ちの部分で親身になって相談に乗ってくれます。
一方、転職エージェントはビジネスとして取り組んでくれます。
「利益」と聞くと嫌悪感が抱くかもしれませんが、逆だと思います。
利害があるからこそ、真剣なのです。
↓↓↓転職エージェントの活用方法とは↓↓↓
(3)年収アップできる可能性が高いから
転職エージェントは年収アップ交渉をやってもらえるケースがあります。
ハローワークで年収アップ交渉は難しいかもしれません。
転職で年収を上げたくない転職者はあまりいないでしょうし、転職エージェントもビジネスモデル上、年収が上がった方がうれしいので、できる限り年収アップ交渉を前向きに進めてくれます。
私も転職エージェントを利用し、実際に年収200万円アップ経験がありますので、是非ともおすすめです。
↓↓↓年収アップしてみたい↓↓↓
ハローワークの履歴書・職務経歴書に関するよくある質問
ハローワークの応募書類に関するあるあるをまとめました。
志望動機だけでなく、自己PRなども一緒に考えてくれますし、面接の練習もしてくれます。(要事前予約)
(1)ハローワークでは志望動機を一緒に考えてくれますか?
公的機関なので当然ながら無料で対応してくれます。
ただし、まずは自分でたたき台を作ってから相談しないと空中戦になり、時間の無駄になりますので注意しましょう。
(2)ハローワークで履歴書のフォーマットはもらえますか?
履歴書のフォーマットはハローワークのホームページからもダウンロードすることができます。
↓↓↓履歴書・職務経歴書はこちら↓↓↓
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/member/career_doc01.html
(3)ハローワークで職務経歴書は作れますか?
ハローワークで職務経歴書を作ることができます。
手続きをすれば、パソコンを借りられますし、職務経歴書の添削もしてくれます。(要事前予約)
職務経歴書のテンプレートまで用意してくれています。
↓↓↓職務経歴書の書き方↓↓↓
(4)転職活動が長引きそうです。効率的な求職活動実績はありますか?
2回以上必要な求職活動実績のベストな作り方は、1回目:職業相談、2回目は転職エージェントのオンラインセミナー参加です。
失業認定日にハローワークでついでに職業相談をして、自宅にマイペースに60~90分程度の無料のオンラインセミナー参加をすると無駄がありません。
オンラインセミナー参加が都合がいいのは、まだ希望の転職先が見つかっていなくても無理にネット応募などしなくても良い点です。
転職は情報戦です
ハローワークでも履歴書・職務経歴書の添削はしてくれますし、あなたの転職支援をしてくれます。
しかし転職を本当の意味で成功させるにはハローワークでは物足りません。
転職の成功とは、①希望する企業に転職し、②転職先で活躍し、③年収を上げることです。
これらを支えてくれるのが転職エージェントです。
転職のプロである転職エージェントは私たちの何倍も何十倍も転職についての情報を持っています。
上手く活用し、転職を成功させましょう。
・ハローワークで履歴書・職務経歴書の添削をしてもらえる
・ハローワークは地域の雇用促進が使命である
・転職エージェントを使うと、納得のいく転職ができる可能性が高まる
・転職は情報戦のため、プロを頼った方がいい