☑管理職になるのが嫌だ
☑管理職でも助けてもらえる人になりたい
☑管理職の孤独との向き合い方が知りたい
一般職から管理職になると会社から自立が求められます。
なぜならマネジメント層になり、経営層に近づくからです。
自立することでビジネスパーソンとして、より成長することができます。
ただし自立することと助けてもらえないことは別の話です。
本記事では、仕事で助けてもらえない人の特徴や管理職の孤独との向き合い方について解説いたします。
・管理職は孤独、でも全く助けてもらえないわけでもない
・自己中心的なテイカーは誰にも助けてもらえない
・そもそも周囲の助けを期待しない方が良い
・孤独と正しく向き合うと成長につながる
・助け合わない職場にいると危険
【実体験】管理職でも助けられることはある
管理職になったら基本的には助けらなくなりますが、本当に困った時は助けてもらえることがあります。
しかし最初から助けてもらおうと思っているのと、結果的に助けらもらうのはわけが違います。
(1)管理職になったら基本的に助けてもらえない
管理職になったら助けてもらえないと思っていた方が良いです。
なぜなら今まで同じ役職だった部下とは評価者と被評価者の関係となり、「あなたは上司なんだから一人でなんとかしてくださいよ」といった暗黙の了解があるからです。
また上司からは「君は管理職なんだから自己完結してくれよ」と思われるのが一般的です。
(2)助けてもらえる人とそうでない人がいる
管理職は基本的には助けてもらえないですが、本当に困っていたら助けてくれることがあります。
管理職も仕事で追い込まれることがあります。
むしろ一般職の時よりも追い込まれることが増えます。
追い込まれた時に部下が「なんかやれることありますか?」と声をかけてくれたり、上司から「あの件は大丈夫なのか?」と気にかけてくれることがあります。
声をかけてくれたのは、日頃からコミュニケーションが取れている部下や、ささいないことも逐一報告していた上司であったことは言うまでもありません。
一方で、同じ状況に陥っても助けてもらえない人もいます。
仕事で助けてもらえない人の3つの特徴
仕事で助けてもらえない人は、①テイカーである、②人のせいばかりにする、③自己中心的な特徴があります。
(1)テイクばかりでギブがない人
自分がもらうことばかりで他人に与えない、いわゆるテイカーと呼ばれる人です。
自分は利益を得ることばかり考えて行動するのに、他人の利益には貢献しようとしません。
たとえば仕事のプロジェクトで、チームの一員として参加しながら自分は何もしないのに、他のメンバーに仕事を押し付けたり、手柄だけを得ようとする人です。
(2)人のせいばかりにする人
自分のミスや問題を他人のせいにして、責任逃れをする人です。
逆に人から自分の非を責められることあがっても認めません。
特に中間管理職であれば、上司からの理不尽な指示に従い、やる気のない部下に指示をしなければならない局面は多々あります。
人のせいにしたくなるのもわからなくもないですが、人間力が試されます。
(3)自己中心的な人
他人がどれだけ困っていても無関心で、自分の仕事の目標達成や利益のみに集中する人です。
中には周囲の人たちを仲間と思っておらず、出世の踏み台としか考えていない人もいます。
これでは自分がどれだけ追い込まれても助けられることはありません。
上司や同僚からの助けを期待しない方が良い3つの理由
上司や同僚からの助けを期待しない方が良い理由は①自立心が育つ、②ストレス軽減、③大きな成長チャンスの3つです。
(1)自立心が育つから
自分で問題解決や課題克服を行うことで、自立心や自己成長を促進します。
他者の助けを頼ることなく自らの力で対処することで、自信や能力の向上につながります。
(2)ストレス軽減になるから
誰かの助けを期待しないことでストレスが軽減されます。
ストレスがたまるのはそもそも相手に期待をしているからです。
期待をしていたのに、期待以下の結果になりストレスがたまります。
結果的に助けてもらうことはあっても、最初から助けてもらうこと前提と考えるのはやめておいたほうがよいです。
(3)大きな成長チャンスになるから
自らの努力や行動によって問題を解決したり、目標を達成したりすることで、自己成長やキャリアの発展につながるチャンスが生まれます。
他者に頼らず自らの力で成果を出すことで、仕事を自己完結することが出来、リーダーシップや問題解決能力などが身につきます。
修羅場を経験するほどにビジネスパーソンとして成長することがあります。
助けられない環境を前向きにとらえた方いいってことですか?
管理職になって感じる孤独と向き合い方
管理職になって感じる孤独と向き合うには、孤独を受け入れて成長の糧にしてしまうのが一番です。
また常日頃から社内でネットワークを張り巡らせておくと良いでしょう。
(1)上に行くほど孤独なのは当然と心得る
管理職になるということは経営層に近づいているということです。
経営層に近づくほど孤独なのは当然と言えます。
なぜなら経営者は悩みを誰にも相談できないからです。
自分の部下にすべての情報は開示できないし、弱いところは見せられないし、最終責任は自分が取らないといけません。
部下の立場からしても、評価者と被評価者の関係ですから経営者に全てを話すことはできず、本音では語ることができません。
(2)成長の糧にする
「孤独」と聞くとマイナスなイメージが強いかもしれませんが、誰にも相談できず、ひとつの仕事を自己完結することでビジネスパーソンとしての能力はまちがいなく磨かれます。
【孤独なことで成長するスキル】
☑自分で責任を負う気概
☑自己管理能力
☑仕事を一気通貫でやり遂げる力(全体最適力)
(3)社内でネットワークを作っておく
孤独だからと言って、誰にも相談せず、独りで仕事に向き合う…というのは組織としてあまり良い状態ではありません。
常日頃から社内でネットワークを作っておくと、業務を円滑に進められます。
これは管理職も一般職も変わらないビジネスの鉄則です。
自部署内のメンバーはもちろん、上司(可能なら他部署の上長)、他部署のメンバーも含めて関わりを持っておくといざという時に助かります。
つまり縦(上司・部下)、横(同僚・他部署)、ななめ(他部署の上長など)のネットワーク構築が重要です。
助けてくれない職場あるある
前述の通り、管理職になると助けてもらいにくくなるのは事実ですが、本当に困った時にも全く助けてくれない職場は困りものです。
場合によっては転職も考える必要があります。
(1)助け合わない社風がある職場
指示待ち文化がある、極端な個人主義評価制度(成果主義など)がある会社によくあるパターンです。
個人レベルではどう思っているかわかりませんが、個々人の考えで動くと評価を下げられたり怒られたり職場は精神衛生面でも良くないし、成長は難しい職場と言えます。
組織文化は個人の力でそう簡単に変えられるものではないので、転職活動をはじめた方が良いかもしれません。
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(2)キャパオーバーで周囲を助けられない職場
個人レベルでは良い人もいるかもしれませんが、他人のことを考える余裕がない職場です。
労働時間が極端に長かったり、休みが無かったり…いわゆるブラック企業ですね。
会社に人生を支配され、プライベート時間がなくなり、睡眠不足になることで思考ができなくなります。
つまり社畜です。
成長することはおろか、病んでしまう可能性すらあります。
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(3)不真面目な人が許されている職場
社員に無関心な社風で、上司の評価も甘い場合、不真面目でも許されていることがあります。
真面目に頑張っている人と不真面目な人の評価がほとんど変わらない職場です。
真面目に働くのがバカらしくなりますし、真面目に仕事をすればするほど損をします。
このような職場であれば、一旦休んで冷静になった方が良いです。
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管理職は孤独だけど成長できるし、助けてももらえる。でも…
管理職は確かに孤独です。
しかし常日頃から周囲へ気配りをしていれば、いざという時は助けてくれます。
それに孤独は悪いことばかりではなく、仕事を自己完結することでビジネスパーソンとして大きく成長できるチャンスになります。
一方で、助け合わない(合えない)社風がある職場だと大変です。
社風は個人では簡単に改善はできません。
場合によっては転職活動をはじめてみるのもひとつの手段です。
すぐに転職しなくても、転職活動することで社外に目が向き、きっと視野が広がりますよ。
・管理職は孤独、でも全く助けてもらえないわけでもない
・自己中心的なテイカーは誰にも助けてもらえない
・そもそも周囲の助けを期待しない方が良い
・孤独と正しく向き合うと成長につながる
・助け合わない職場にいると危険
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