① 雇用保険説明会当日の流れがわかる
② 雇用保険説明会でのポイントが理解でき、損しない無職ライフを過ごせる
③ 雇用保険説明会後の動きがわかる
ハローワークで失業手当の手続き後、
失業認定日の前に雇用保険説明会を受けます。
説明会の内容、実は結構重要な話をしており、
ちゃんと聞いていないと損することがあります。
私は4回の無職期間を経験していますが、
過去に再就職手当もらえるチャンスがあったのに、
257,040円をドブに捨ててしまったことがあります。
理由は単純に“知らなかったから”です。
当時、ハローワークの説明会で
ちゃんと聞いてなかった私が悪いのですが(*´Д`)
自身の反省も踏まえて、あなたには3つのポイントを押さえて
雇用保険説明会に臨んでもらえればいいなと思います。
ポイントは3つです!
あとは流し聞きで大丈夫♪(ハローワークに怒られます(笑))
説明会は予定120分でしたが、80分で終わりました。
↓↓↓今回はこの話です!↓↓↓
準備物
要はハローワーク初回訪問時に受け取った資料を持参です。
・服装:フォーマルでなくていいです。ハローワーク職員しかいません。
・筆記用具:メモ用に。
・ハローワーク受付票:ハローワーク初回訪問時に受け取り済み。
・失業認定申告書(未記入でいい):ハローワーク初回訪問時に受け取り済み。
・雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり:ハローワーク初回訪問時に受け取り済み。
当日の流れと“ちゃんと聞いておくポイント“
① 「失業認定申告書」の書き方
② 再就職手当もある!就職してもお金くれる!
③ 不正受給は3倍返し
(1)受付
「雇用保険受給資格者証」を受け取るだけです。
席に着いたら持参した
「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」を準備しておきましょう。
(2)ハローワークの利用概要
ハローワークとはどんなところ?や開催いているセミナー案内、
お住まいの自治体(市)の業種別有効求人倍率等を話してくれます。
自治体によるとは思いますが、うちの自治体では
以下の3点を強く発信しているように思えました。
・自治体として困っている業種(求人倍率が高い=人手不足)
・再就職はスタートダッシュが肝心(長期化は再就職不利)
・再就職手当を促進(失業手当ねばってもらう必要ない)
つまり自治体としては、人手不足の業種に早いこと就職してもらいたい
というメッセージを発信されていたように思います。
まぁ、当たり前ですが。
情報収集はしつつ、軸をぶらさず自身の今後の方向性を考えていきましょう♪
(3)【ここ重要!①】「失業認定申告書」の書き方
失業認定申告書は失業手当を受けるための重要な書類です。
万一、偽りの申告をすると、不正受給として処分されます。
↑「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」にこの通り書かれています(+o+)
ということで超重要なポイントです。
・事実を“ありのまま”を記入する ⇒ 嘘は不正受給になる
・求職活動実績とは何か? ⇒ 28日間に2回必要
・認定日にハローワークに来所しなかったら? ⇒ 手当支給延長
・賃金発生しないボランティアや手伝いでも申告する
⇒ 第三者がハローワークに密告し、疑われる元
(4)失業手当はいくら受け取れる?
今後の資金繰りのためには理解しておく必要があります。
失業手当の金額はおおよそ離職前の給与の50%〜80%で、
離職前の給与水準が低かった方ほど給付率が高く設定されています。
仮に一般受給資格者(自己都合)で3年間勤務して退職した場合、
月額賃金が30万円であれば、18万円(×3ヶ月間で計54万円)程度です。
※退職理由により一回の受給期間が変わります。
具体的な金額は以下のサイトで計算できます。
https://keisan.casio.jp/exec/system/1426729546
引用:生活や実務に役立つ計算サイト「雇用保険の給付額の計算」
(5)【ここ重要!②】再就職手当もある!就職してもお金くれる!
再就職手当は、早期に再就職をした場合に支給される手当です。
失業手当の支給残日数が、3分の1以上残っていることが条件ですが、
無職になってもらえるのは失業手当だけじゃないんですね♪
・待機期間後1ヶ月間についてはハローワークの紹介による就職が条件
・再就職タイミングが大事。1日ちがうだけで数万円変わってくる。
⇒ 早期再就職で給付率が60%→70%にUPします!
・会社に就職しなくても、独立起業でももらえる
・その他再就職手当の支給条件の理解
↓↓↓再就職手当の具体的な金額計算はこちら↓↓↓
https://keisan.casio.jp/exec/system/1428974645
引用:生活や実務に役立つ計算サイト「再就職手当の計算」
他にも「就業促進定着手当」もあります!
簡単に言うと“転職で給料が下がるともらえる手当”です。
(6)【ここ重要!③】不正受給は3倍返し
「失業認定申告書」で虚偽の申告等で不正受給をすると
・支給停止:今後の失業給付支給ストップ
・返還命令:不正受給した金額すべて返還
・納付命令:不正受給金額の2倍を納める
俗に言う“3倍返し”をくらいます(-_-メ)
・不正受給には“3倍返し”の刑が待っている
・「失業認定申告書」で嘘をつかない、漏れなく申告する
・「これは大丈夫?」と心配なことはハローワークと報連相
ハローワークの職員の方は
穏やかな説明をされていたのですが、
不正受給の話だけはむちゃくちゃこわかったです( ゚Д゚)
「ハローワークはあらゆるネットワークがあり、
どこからでも情報は入ってきます。不正無きように・・・」と。
絶対あってはならぬことですが、
しっかりハローワークとの報連相が出来ていれば問題ないです(^^)/
なお、処分に不服があれば、
雇用保険審査官に審査を申し出ることができます。
説明会の後は何がある?準備しておくことは?
次回は「失業認定日」になります。
2回目の以降の「失業認定日」については28日に2回の
求職活動が必要になりますが、
初回の「失業認定日」だけは1回の求職活動でいいです。
しかもその1回は「雇用保険説明会」に参加もカウントされます。
つまり雇用保険説明会に参加済みであれば、何もしなくてもいいです。
ハローワークの職員の方は
「初回特典ですので説明会だけで結構です・・・」と言っていました(*’ω’*)
■「失業認定日」の準備物
・失業認定申告書
・雇用保険受給資格者証
・ハローワーク受付票
・受給資格者のしおり
・印鑑
・筆記用具
・マイナンバーカード(写真提出していなければ)
「認定日が勝手に決められているけど、行けないんですけど・・・」
という方もいると思いますが、認定日変更は可能ですので
事前にハローワークに連絡してください。
ただし“やむを得ない理由”以外は給付が繰り越しされてしまいます。
なお証明書等も提示必要ですので、嘘はバレます。
まとめ
雇用保険説明会では求職者には有用な情報を発信してくれます。
ポイントを押さえて、説明会に臨んでください。
失業手当や再就職手当は失業期間中の貴重な収入源です。
損しない無職ライフを過ごすために、
事前に情報整理しておきましょう。
“失業認定日”についての詳しい情報については、
7月6日が私の初回“失業認定日”ですので、また記事書きます!
① 雇用保険説明会当日の流れがわかる
② 雇用保険説明会でのポイントが理解でき、損しない無職ライフを過ごせる
③ 雇用保険説明会後の動きがわかる