☑SBI経済圏とは何なのか知りたい
☑投資を始めたいけどSBI証券の良さを知りたい
☑楽天証券からSBI証券に乗り換えた方がいいのか?と思っている
今まで楽天経済圏の恩恵を受けていた人は多いと思います。
しかし楽天の改悪ニュース続きで嫌気がさしているのではないでしょうか。
引用:オトナライフ「【改悪】楽天カード(Mastercard)、Amazonでの還元率が1/5(0.2%)に大幅ダウン!」
では楽天経済圏は捨てて他の経済圏を探しますか?
結論、今のところは楽天を継続利用し、SBI経済圏にも飛び込みのがベストです。
特に投資をされている方は、SBI証券を利用するとメリットが多いです。
SBI経済圏のメリットである手数料、ポイント還元、ポイントの使い道と合わせてデメリットもご紹介いたします。
・SBI経済圏は「SBI銀行」「SBI証券」「三井住友カード」で成り立っている
・SBI経済圏のメリットは、手数料の安さと高い還元率
・SBI経済圏のデメリットは、現状、経済圏としては小さい
・経済圏は一つにこだわらず、取捨選択する
SBI経済圏のメリット
SBI経済圏とは「SBI銀行」「SBI証券」「三井住友カード」を核としてVポイントがたまりやすい経済圏のことです。
手数料、手軽さ、ポイントのたまりやすさは他社圧倒しています。
(1)SBI銀行(NEOBANK 住信SBIネット銀行) 3つのメリット
①利用手数料が最大20回も無料
お金を動かすだけで手数料払うなんてバカらしいですもんね。
なお、ランクごとにATM手数料や振込手数料の無料回数が異なります。
スマプロランクは月ごとの商品・サービスの利用状況により自動的に判定されます。
②SBIハイブリッド預金で金利0.01%
SBI証券と連携する「ハイブリッド預金」を使うと、0.01%の高金利を活用することができます。
通常の円普通預金の金利が0.001%ですから、なんと10倍の金利です。
ちなみに楽天にも「マネーブリッジ」というサービスがありますが、預金残高300万円以上の部分に対しては、制限があります。
③専用アプリが利用できる
専用アプリがあり、ほとんどの取引はアプリだけで完結できます。
キャッシュカードなしでアプリからATMの入出金もできるのは楽チンです。(コンビニのセブンイレブンやローソンでできます)
(2)SBI証券 3つのメリット
①とにかく取引手数料が安い
株式の取引したときの手数料が他社と比べて安いです。
取引手数料は証券会社選びにおいて、超重要です。
なぜなら1回の手数料は少なくても、長期間の運用となると大きな金額になるからです。
積立NISA利用者が増える中、老後の備えや住宅購入など、まとまったお金の準備のため長期積立投資が増えています。
長期となると、一般に10~30年間です。
仮に月間手数料が150円安ければ…
@150円×12ヶ月×30年間=54,000円
積立だけでこれだけかかりますから、積立以外の売買があれば…おそろしいですね。
SBI証券の手数料プランですが、「アクティブプラン」と「スタンダードプラン」の2種類があります。 「アクティブプラン」は1日の取引額が100万円以下にはお得です。(多くの方が当てはまると思います)
またこんなニュースも出ています。
SBI証券は手数料引き下げの先陣を切ってくれています。
引用:東洋経済新報社「証券界で売買手数料の完全無料化は広がるか」
②クレジットカードでの積立投資が可能
三井住友カードのクレジットカード積立をすことで、積立額最大2%のVポイントが貯まります。
Vポイントは、1ポイント1円として買い物での利用やクレジットカードの決済に使えます。
☑NL:0.5%
☑ゴールド:1.0%
☑プラチナプリファード:2.0%
③商品ラインナップが充実
☑つみたてNISA取扱銘柄数が豊富
・SBI証券:185銘柄
・楽天証券:183銘柄
僅差ではありますが、SBI証券の方が多いです。(2022年12月現在)
またSBI証券限定のファンドもありますので魅力です。(2022年1月現在)
引用:SBI証券「SBIV・シリーズファンドラインナップ」
☑外国商品ラインナップが豊富
米国やドイツ、イギリスなどの先進国だけでなく、インドやマレーシアなど新興国の株式にも投資できます。
新興国株は今後大きく期待できる銘柄も多いです。
また、米国株の取扱数が5,000銘柄を超えています。
円高、値上げ、賃金上がらない…日本株に不安な方も多いのではないでしょうか。
(3)三井住友カード 3つのメリット
①年会費永年無料でポイントざくざく貯まる
☑還元率:0.5%=200円(税込)ごとに1ポイント
☑特別還元:特定のコンビニや飲食店で最大5%還元
☑家族ポイント:家族みんなで持てば最大+5%
特に特別還元の最大5%還元は大きいです。
セブンイレブン、マクドナルド…週に4,5回利用する、つまり日常使いする店舗での特別還元の5%なのは嬉しいですね。
②タッチ決済
カードをスライドさせる必要も、もちろん現金もさわりません。
キャッシュレスの時代はそこまできています。
現金はさわりたくないし、面倒です。
③ナンバーレスだから安心、安全
カード番号が印字されていませんので、安心安全です。
またアプリで一括管理できるの便利です。
三井住友銀行の新サービス!「Olive(オリーブ)」
三井住友銀行の口座、クレジット、デビット、ポイント払い、さらには保険・証券まで、
1つのアプリでまとめて管理できるサービスが2023年3月から開始されました。
しかも最大15%のポイント還元!驚異的な還元率ですね…
SBI経済圏のデメリット
SBI経済圏の最大のデメリットは現状、経済規模が小さいことです。
ただし、“現状”です。今後ではありません。
(1)経済圏の規模がまだ比較的小さい
「SBI経済圏」という言葉は生まれていますが、楽天やpaypayに比べると、経済圏としては今のところ規模は小さめです。
とはいえ、以下のような大ニュースが出ていますし、今後の成長が期待できます。
☑TポイントとVポイントが統合(2022年10月3日)
☑SBI証券が日本株の「売買手数料の無料化」(2022年11月14日)
☑三井住友カード(プラチナプリファード)であれば積立5%還元(2022年12月11日)※SBI証券の投信積立サービス
2024年からTポイントとVポイントが統合、三井住友プラチナプリファードが積立5%還元となると、新NISAに合わせてSBI経済圏に入信したくなっちゃうよね。がんばれ楽天。
— げんもり (@omorid1) December 21, 2022
三井住友グループの保険も経済圏に入ってくる…?かもしれませんね。(これは本サイト運営者の勝手な予測)
(2)還元率がよくても総額はイマイチになることもある
現状、経済圏規模が小さいことにより、結果的に還元金額は大きくならないこともあります。
これからの経済圏の拡大の可能性に期待です。
またSBI経済圏にどっぷりハマらなくても、投資だけはSBI証券(SBI銀行、三井住友カードを利用)にするのもありです。
(3)楽天証券より管理が大変(SBI証券)
①管理画面が見づらい
管理画面がちょっとごちゃごちゃしています。
楽天証券の方がよほど使いやすいのではないかと思います。
こんな意見もあります。
改悪しまくっている楽天証券だけど、画面の使い勝手はどこよりも良いんだよなぁ。。
お試しで使っているSBI証券はほんと使いづらい。。資産合計金額くらいさくっと出してほしい。。— ant (@ant_12121) December 22, 2022
私も使い初めは見づらさを感じていましたが、使っていくうちに慣れてきました。
②アプリが複数に分かれていて使いづらい
多くの方がスマホで取引や株価チェックをアプリを使うと思いますが、SBI証券は複数のアプリがあり使いづらいです。
私も毎日、3つのアプリ…米国株、積立、国内株を開いています。
今後の改善に期待です。
Vポイントのおすすめの使い道
「ポイントが貯まると言われてもVポイントって何に使えるの?」って疑問が生まれてきますよね。
Vポイントの使い方を見ていきましょう。
(1)Vポイントで投資信託ができる
Vポイントで投資ができます。
Vポイント1ポイント=1円分、1ポイントから投資信託の購入が可能です。
しかも売却時は現金で戻ってくるというのですから驚きです。
現金を使わず手軽に投資ができるのです。
なお、三井住友カードでの決済が条件です。
(2)Vポイントをキャッシュバックしてもらえる
三井住友カードの支払い予定金額に、1ポイント=1円としてキャッシュバックしてもらえます。
支払い日には、キャッシュバックに交換したVポイント分が、支払い金額から差し引かれたうえで、引き落とされます。
以下のようなイメージですね。
引用:三井住友カード「Vポイントのキャッシュバック反映はいつ?手続きの方法も解説!」
私はこのサービスが一番助かっています。
ポイントなんて貯めてても意味ないですもんね。使ってナンボ。
(3)振込手数料減額
1ポイント1円換算で使えます。
3割引、5割引、全額割引の3択です。
手数料を現金で払うのってもったいない気がしますもんね。
SBI経済圏を活用するためにやるべきこと
手順は以下の通りです。
☑三井住友カードの発行
☑SBI証券で口座開設
☑SBI銀行で口座開設
☑SBI証券の投信を三井住友カード積立買付設定
(1)三井住友カードの発行
(2)SBI証券で口座開設
引用:SBI証券
(3)SBI銀行で口座開設
引用:住信SBIネット銀行
(4)SBI証券の投信を三井住友カード積立買付設定
ひとつの経済圏にこだわらない
楽天経済圏一強だった時代から、経済圏戦国時代になりました。
以前、経済圏は一つのどっぷりハマった方がお得でした。
しかし時代は変わりました。
取捨選択し、各経済圏の良いとこ取りをしましょう。
これからも時代は変わり、今がベストはなくなります。
情報収集力が人生を左右する時代になりました。
↓↓↓情報収集力がうまくなるコツは↓↓↓
・SBI経済圏は「SBI銀行」「SBI証券」「三井住友カード」で成り立っている
・SBI経済圏のメリットは、手数料の安さと高い還元率
・SBI経済圏のデメリットは、現状、経済圏としては小さい
・経済圏は一つにこだわらず、取捨選択する