☑転職したいけど怖い30代の方
☑とりあえず転職サイトに登録したけど、そこから進まない
☑転職活動って何したらいいかわからない
転職が怖い理由は、あなたの「転職市場での価値」や「自分が何をしたいか」がわからないからです。
今より年収が下がるかも、人間関係悪くなるかも、新しい仕事ができるかな…たしかに転職はリスクがあります。
しかし転職活動はノーリスクです。
転職活動によって、転職市場や自身の価値観、転職にあたって何が必要なのか?がわかります。
わかった上で、転職するかしないのか、今はまだしないのか、を判断すればいいのです。
転職への不安が転職活動で解消できる理由、転職活動の全体像をお伝えいたします。
・転職がこわいのは年齢のせいと思い込んでいる
・転職しなくても問題ないかもしれないが、後悔するかもしれない
・転職活動は健康診断と同じ。転職しなくても定期的に実施するもの。
・転職活動は目標と現実のギャップを見つけ、やるべきことを明確化すること
・転職活動の全体像を理解すれば、大したことないと気づく
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【思い込み?】30代は、なぜ転職が怖くて動けないのか?
30代で転職が怖いのは、「30代という年齢への不安」「新しい環境への不安」、大きく分けるとこの2つです。
しかしいずれの理由もあなたの”思い込み”かもしれません。
具体的には主に4つの理由が考えられます。
(1)転職市場の35歳限界説がこわい
転職市場では、35歳を超えてからの転職は難しい…と言われていました。
35歳過ぎたらもう転職はあきらめようと考える人が増えるのも無理はありません。
しかしそれは、今は昔の話です。
30代の転職者の平均年齢はむしろ上昇傾向です。
30代はある程度の社会人経験もあり、これから活躍できる年齢ですので、転職に最適の年齢と言えます。
ジョブ型雇用の浸透、終身雇用が崩壊しつつあることから、即戦力採用が進んでいるのです。
もはや30代の転職はもはや当たり前になっています。
(2)転職先での人間関係がこわい
「上司とソリが合わなかったらどうしよう」
「新たに人間関係つくるの面倒だなぁ」
現職場に不満を持っても、職場を変えたら必ず良くなるとは限りませんね。
ここは飛び込んでみるしかありません。
ただ35歳超えてくると若かりし頃より、対人スキルが磨かれたりしているものです。
(3)転職したら年収や休日、残業時間など条件が悪くなるのがこわい
35歳を超えてくると家族を扶養されている方も多いです。
年収下がったり、休みが取りづらくて家族との時間が取れなかったりするかもしれません。
あなたが何を優先するか(転職軸)については後述しますが、転職前にできることはあります。
企業側からの情報をうのみにせずに、実際に勤めている人の口コミを確認しましょう。
私は口コミを確認する時は、転職サイト『転職会議』を見ています。
↓↓↓こんな口コミが見られます↓↓↓
(4)仕事内容についていけるかこわい
現職場ではそれなりに仕事をしていても、実は他では通用するのか?自信がないこともあります。
他の企業を知らないのであれば、無理もありません。
ただ転職活動をしてみないとあなたの転職市場での価値はわかりません。
あなたを必要としている会社に出会っていないだけかもしれないですね。
30代で転職は怖い…そのまま転職しないとどうなるのか
転職しても、転職しなくても、人生が好転するかどうかは人それぞれです。
ただ少なくとも年々、転職しづらいくなりことは確かで、後悔する可能性は高まります。
場合によっては厳しい老後に…
では3つのパターンを確認してみましょう。
(1)人生を後悔するかもしれない
現職場に不満を持ちながらも、転職しなくても問題は起きないかもしれません。
ただこれから一生モヤモヤする…かもしれません。
死ぬときに後悔することベスト10にも入っています。
第4位 自分のやりたいことをやらなかったこと
耐えて忍んでガマンして、いまわの際になって初めて、自分に嘘をついて生きてきたことに気づく。本当にしたかったことを後回しにしてきた結果、もう回すべき「後」がないことが分かる。
「先生、ひたすら耐えるだけの私の人生は、何だったんでしょう?」
空気読みすぎた人生。仕事、家庭、血縁、夢や望みを犠牲にした(と本人は思っている)人生。「忍従」は美徳の一つと言われているが、人生のラストでこんな思いに囚われるなんて… かわいそうとしか思えない。あるいは、ひょっとすると、実現する「いつか」を糧にして生きてきたのだろうか?
引用:シミルボン「「死ぬときに後悔すること」ベスト10」
(2)40代になると転職できなくなるかもしれない
何やら逆説的な表現ですが、転職をせずに年を重ねると転職しづらくなります。
単に「もう35歳だから」という意味ではなく、これからは転職でキャリア形成することが当たり前になるからです。
40歳で転職経験がない人は「変化対応が苦手な人」と企業側から見られることがあるようです。(お世話になっている転職エージェントから聞きました)
(3)働かないおじさん(おばさん)になるかもしれない
転職しないとなると、社内でどう生き残るかが人生を左右します。
生き残るために、市場や顧客よりも社内を見て仕事をするようになります。
そして現職場で自分の安定した居場所が確立すると、多くの人が「いかに頑張らずに給与をもらうか」を考え始めます。
頑張ってももう出世はできないけど、既得権益を守ることだけを考えてしまうんですね。
↓↓↓働かないおじさんの末路は?↓↓↓
「30代の転職は怖い」は転職活動で解決する理由
30代で転職活動で、転職への恐怖心がなくなるのは、あなたの転職市場での価値、実現したいこと、やるべきことが見えてくるからです。
ですので、仮に転職はしなくても、転職活動はした方がいいです。
転職市場でどの程度通用するのか?年収はいくらで、どんな業界になら転職できるのか?調べることができます。
転職活動はいわば健康診断です。
しばらく健康診断しなかったら、知らない間に血糖値が上がっていて取り返しがつかないこともありますよね。
転職活動も早めにやっておかないと、転職市場で通用しない…かもしれません。
(1)転職市場での価値がわかる(スキル棚卸)
あなたが他社でどの程度通用するのか?がわかります。
転職市場において、企業は主に2つの力を見ます。
①業務スキル
現職場でしか通用しない業務ではなく、「ポータブル(持ち運びができる)スキル」が求められます。
「ポータブルスキル」とは、業種や職種が変わっても持ち運びができる職務遂行上のスキルです。
たとえば…
☑コミュニケーション
☑プレゼンテーション
☑ファシリテーション(会議進行など)
☑情報収集力
転職活動でこれらのスキルを棚卸します。
目的はもちろん、どんな業界業種、企業で通用するのかを確認するためです。
②業界力
あなたが経験した業界についても見られます。
なぜなら経験した業界によって身につくスキルがちがうからです。
たとえば営業職であれば「商材が有形か無形か?」「顧客が個人か法人か?」の2つの切り口で見られるのが一般です。
有形であれば商品が良ければ売れることもあります。(車の販売が簡単だなんて1ミリも思っていません)
また個人より法人の方が契約も一般に難しいです。
個人は情に訴えたり、多少納得しなくても購入されることがありますが、法人はそうはいきません。法人は取り扱う金額も大きいですしね。
つまり最も難しいのが「無形の法人向け」です。
言い換えれば、それだけ価値が高いです。
↓↓↓自己理解でスキル棚卸するには↓↓↓
(2)自分のしたいことが見える(転職軸の明確化)
30代40代の多忙なビジネスパーソンは自分のことを考える時間はありません。
しかし転職活動の中で、自分がどんな価値観を大切にしているのか?を考えます。
これが「転職軸」と言われるものです。
あなたの「これだけはゆずれない!」が明確になれば、おのずと転職をすべきか否かの答えが出ます。
↓↓↓転職軸(自分軸)のつくり方を学ぶ↓↓↓
(3)何をすればいいのか?わかる(目標と現実のギャップ)
ここまでくると「転職軸の明確化(目標)」と「業務スキル棚卸(現状)」のギャップが見えてきます。
このギャップこそが「今、何をするべきか」の答えです。
組織運営がしたいのであれば、管理職経験が必要かもしれません。
たとえば保険営業がしたいのに、未経験ならせめてファイナンシャルプランナーの資格が必要かもしれません。
転職が怖い30代の転職活動の進め方
転職活動の進めるのは、まずは転職活動の全体像を理解しましょう。
それでは時系列に見ていきましょう。
(1)転職活動の全体像の理解
まずは全体像を理解しましょう。
時間は目安で、実際には関係者とのやり取りなどもありますが600分間程度です。(転職エージェントをたよることを前提です)
全体像を理解することで、以下のことがわかります。
☑優先順位がわかる(何に力を入れるべきか)
☑人に依頼、協力をあおげる(転職エージェントなど)
☑時間軸がわかる(どのぐらいの時間がかかる)
(2)転職軸(目標)を明確にする
自分のしたいこと、大事にしている価値観を具現化しましょう。
年収なのか?人間関係なのか?ワークライフバランスなのか?スキルアップなのか?
出来れば紙やPCに打ち込みながら考えた方がいいですね。
頭で浮かんだことはすぐに消えてなくなりますからね。
転職活動の中で最も重要な工程です。
転職軸が決まることで得られるメリットは、
☑転職すべきか否かはっきりする
☑行きたい業界・業種・職種がわかる
☑転職エージェントに適切な求人を紹介してもらえる
(3)業務スキルの棚卸(現実)
転職軸だけ、目標だけでは実現できません。
現状、自分は何ができるのか?業務スキルの棚卸をしましょう。
ここまできたら目標と現実のギャップが見えてきます。
注意点は棚卸にかける時間です。
目安では転職軸120分、業務スキル棚卸60分としていますが、それ以上は時間をかけない方がいいです。
粗削りで構わないです。
無制限にすればずっと考えてしまえる内容だからです。
時間を区切り、次のステップに進みましょう。
(4)転職エージェントを頼る
よほどの理由がない限り、転職のプロである転職エージェントを頼りましょう。
転職エージェントはあなたの転職活動を手伝ってくれるサービスです。
完全無料でノーリスクです。
3社程度複数の大手エージェントに登録した方がいいです。
なぜなら担当者(キャリアアドバイザー)の当たりはずれがあるからです。
↓↓↓転職エージェント複数登録のススメ↓↓↓
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(5)履歴書・職務経歴書をつくる
☑履歴書:企業がどんな人かを見る基本情報
☑職務経歴書:業務経験とスキルを確認するための書類
職務経歴書の方が重要度は高いです。
転職軸と業務スキル棚卸した内容、転職エージェントの助言を加えて具現化しましょう。
↓↓↓職務経歴書テンプレあり↓↓↓
(6)面接対策
面接シミュレーションがポイントです。
練習量がモノをいいます。
転職軸をベースに、応募先企業が「どんな人材を求めているか?」を念頭に置き、面接に臨んでください。
一般論ではなく、原体験(自分の価値観に影響した体験)をおりまぜて、貴社でなければダメな理由を伝えましょう。
一般的な面接の流れ
①現在の仕事内容(職務経歴)
②転職理由
③志望動機
④募集内容の説明
⑤条件の確認
⑥応募者からの質問(質疑応答)
↓↓↓面接対策に定評があるのは転職エージェントのdoda↓↓↓
(7)退職手続き
内定がもらえて、入社したいと思う企業であれば転職は完了です。
ただし、現職場を円満に辞めるにはいくつかポイントがあります。
基本的に退職は会社にとってネガティブなことです。
強引な引き止めや有給使わせてくれなかったり、上司や会社によっては嫌がらせをされます。
しかし事前対策をしておけばこわくありません。
退職のやり取りメールなど、証拠集めがポイントです。
↓↓↓円滑かつ損しない退職のやり方↓↓↓
30代の転職は厳しいですか?
20代に比べれば求人の絶対数は少ないです。
しかし前述の通り、近年の転職市場では40代以上の転職者は増加傾向です。
30代後半~40代の転職について、”あるある”を見ていきましょう。
(1)転職したいけどスキルがない30代ですが転職できますか?
転職することは可能です。
ただし20代に比べると即戦力になることを期待されるのが一般的で、以下の注意点を認識しておく必要があります。
☑年収が下がるかもしれない
☑年下が上司になるかもしれない
☑転職先の社風になれないかもしれない
ただ、もしかしたらあなた自身は「スキルがない」と思っていても、実は転職市場で求められるスキルを持っているかもしれません。
そのスキルに気づいていないだけであれば、転職エージェントなどに相談すれば発見できるかもしれませんね。
(2)30代でも仕事辞めてもなんとかなりますか?
なんとなります。(私は40代前半で脱サラしました)
が、感情的に、安易な退職はもちろんオススメできません。
できれば仕事をしながら、転職活動し、転職した方がいいです。
その方が心に余裕を持って転職活動ができます。
面接でも余裕があるかないかは見抜かれます。
とはいえ、転職よりも退職が先になってしまうことがあります。
焦る必要はありません。
確かに金銭面では心配ごと増えますが、時間ができます。
大事なのは、自分に素直に、自分の心の声にしたがって健全な人生を送ることです。
「退職という選択が正解か不正解か?」ではなく「退職をしたけど、これからどう正解にするか」と考えるのが正しい思考ではないでしょうか。
↓↓↓次の仕事決まってないけど辞めるとどうなる?↓↓↓
(3)30代の転職で未経験は厳しいですか?
マネジメント経験がないと厳しいです。
しかしマネジメント経験=管理職経験ではありません。
自分は「マネジメント経験がない」と決めつけないずに、経験やスキルの棚卸をしてみましょう。
一方で、マネジメント経験があっても、伝え方をまちがえると転職が難しくなります。
↓↓↓管理職経験なくても転職できますか?↓↓↓
(4)30代後半の転職はみじめですか?
みじめではありません。
むしろ自分軸(やりたいこと)を明確にし、勇気を持って自分に素直に生きるために転職する人が多いです。
ただし転職後に「こんなはずでは…再就職先が思っていたのとちがう」となる人も少なくないです。
転職がゴールではありませんよね。転職後の人生が大事です。
転職後に環境変化と仕事の進め方でしんどい思いをする人は、残念ながら転職はできても、良い転職活動が出来ていなかった可能性があります。
30代で転職が怖いからこそ、転職活動をしてみる
転職活動は転職するためだけにするものではありません。
転職と転職活動は別物と思った方がいいです。
転職しなくても、転職活動することで仕事やキャリア形成に関して明確になります。
今、転職のタイミングでなくても、良い求人がなくても、転職軸明確化や業務スキル棚卸をしておくことで転職準備ができているのは精神的な安定にもなります。
転職活動してみませんか。
\私の年収を200万円上げてくれた/
・転職がこわいのは年齢のせいと思い込んでいる
・転職しなくても問題ないかもしれないが、後悔するかもしれない
・転職活動は健康診断と同じ。転職しなくても定期的に実施するもの。
・転職活動は目標と現実のギャップを見つけ、やるべきことを明確化すること
・転職活動の全体像を理解すれば、大したことないと気づく