☑若いのにおじさんになったなぁと感じる
☑最近、急に老け込んだ気がする
☑おじさん化しない方法が知りたい
・おじさんとは価値観や思考が固定化している人を指す
・30代でもおじさん化が進むことがある
・おじさん化は仕事のパフォーマンスを低下させ、キャリアアップも難しくなる
・おじさん化を回避するには価値観のポートフォリオづくりが必要
30代でも危機!おじさん化の定義とビジネスマンに起こる変化
まずはおじさんの定義や「なんか最近アップデートできていないかも?」といった30代のビジネスマンでも起こりうる変化を確認しましょう。
(1)「おじさん化」とは何か?
「おじさん化」とは年齢に関係なく価値観や思考が固定化し、新しい情報やトレンドに対して消極的になる状態のことです。
おじさん化すると柔軟な対応力が失われ、職場での変化に対応できなくなり、結果的にキャリアの足かせになります。
AIの活用や新NISA、新しい働き方の導入等世の中の動きにに抵抗感があったり、情報感度が低くなる事で、職場での存在感や評価が知らない間に低下するリスクが高まります。
(2)30代から感じるおじさん化の兆候
30代から「おじさん化」が始まる兆候として、自分の意見や方法に固執しがちになり、若手の意見やトレンドに対応できなくなることがあります。
ビジネスシーンでは新しい技術や働き方に対する柔軟性が失われ、周囲の変化についていけず意見のズレやコミュニケーションの難しさが増えることで、若手との連携が取りにくくなるのが典型的な兆候です。
(3)若手に「若いのにおじさんみたい」と思われる瞬間
若手に「若いのにおじさんみたい」と思われる瞬間は、「俺が新入社員だった時はさぁ…」と過去の成功体験に固執することや、無意識に「(仕事の頑張り)まぁこれぐらいやっとけば部長は満足するよ」と新しい方法や挑戦をしなくなった時です。
また会話の中で上から目線のアドバイスを頻繁にすることや、決まり文句のように「適当にやっといてよ」など曖昧な指示を行うことも若手におじさんと思われる原因になります。
おじさん化のデメリットがビジネスに与える5つの影響
おじさん化のデメリットは①職場の信頼関係が崩れる、②キャリアの成長機会の妨げ、③チームの活性化を阻害、④変化対応力が失われる、⑤心身老化でパフォーマンス低下、の5つです。
(1)職場の信頼関係が崩れる
おじさん化により価値観や言葉の使い方のズレにより、特に若手とのコミュニケーションのギャップが生まれ、チームの意思疎通が難しくなります。
結果、お互いの意図が伝わらず誤解が生じ、信頼関係が崩れることが増えます。
一方的な指示やアドバイスが多い場合、部下からの信頼を失い、結果として協力的な職場環境が損なわれます。
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(2)キャリアの成長機会を妨げる
おじさん化により作られた固定観念に縛られた働き方は、新しい技術や方法を取り入れず、従来のやり方に固執することで、変化に対応する機会を失います。
たとえば顧客や新入社員が新しいアイデアを出しても「俺はいいけど、そのやり方は部長は嫌うと思うなぁ」みたいな保守的な立ち振る舞いばかりしているとします。
そうすると新たなスキルの習得や挑戦を避けるため、キャリアの成長が停滞し、昇進や評価の機会が少することが多くなります。
柔軟な対応力が欠けると、将来のキャリアパスにも悪影響を与えます。
(3)チームの活性化を阻害
若手からの意見やアイデアが疎遠になるのは、自分の過去の経験や固定観念に頼り、新しい視点を受け入れない場合に起こります。
若手は意見を出しづらくなり、発言や提案が減少しチーム全体の活性化が失われ、イノベーションや改善の機会が減少するため、組織の成長が滞ります。
チーム全体が活性しなければ実績も上がらず、自分の評価も下がります。
(4)イノベーションや変化への対応力低下につながる
仕事に対する柔軟性の欠如は、新しいアイデアや方法を試すことに抵抗し、既存のやり方に固執することを意味します。
市場や技術の変化に対応できなくなり、イノベーションの機会を逃します。
さらに新しい技術やトレンドへの適応が遅れることで、成長機会も失われてしまい時代に遅れっぱなしになります。
(5)心身の老化でパフォーマンスの低下を招く
おじさん化することで仕事のパフォーマンスも低下します。
そして心が老け込むことでおじさん化が一層進みます。
心身の老化は体力や集中力の低下を引き起こし、疲れやすくなることや判断力の鈍化が目立つようになります。
業務効率が低下すると、長時間の仕事や新しい挑戦に対応できなくなるため、結果的にパフォーマンス全体が悪化します。
心身のケアを怠ると、健康状態も悪化し、仕事における成果が著しく低下することに繋がります。
おじさんになりたくない30代がやるべき3つのこと
おじさんになりたくない30代がやるべきは①価値観のポートフォリオづくり、②継続的な内面の成長、③健康とメンタルのバランスを保つ、の3つです。
(1)価値観のポートフォリオを作る
異なる視点や考え方を取り入れることで価値観のポートフォリオを作り、柔軟な思考を保ち固定観念にとらわれないことでおじさん化を回避できます。
「俺は昔からこうやってきた」「うちの会社ではこれが決まりだから」「上が言う通りやっとけばいいよ」ではなく、今までの自分にはなかった価値観をどんどん受け入れてみましょう。
具体的には同じ部署でもあまり話さない先輩・後輩社員や、社内でも異なる業務をしている他部署の社員に絡んでみることで今までにない気づきが得られることがあります。
もう少し踏み込んで社外に目を向け社会人サークルや習い事、異業種交流会に参加するのも良いでしょう。
異なる分野や世代からの知識や意見を取り入れることで、視野が広がり新しいアイデアや改善策を見つけやすくなります。
また価値観のポートフォリオを作ることで、変化するビジネス環境や社会の中で適応力が高まり、結果的にリーダーシップやイノベーション能力の向上につながります。
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(2)内面の成長を継続する
新しい技術や知識を定期的に習得し、ビジネスパーソンとして進化を続ける事がおじさん化防止につながります。
新しい事を学ぶのが億劫になっているのはおじさん化が進んでいる証拠です。
積極的に新しい事を取り入れ、仕事で新たな取り組みを挑戦していくことで内面から成長していきます。
また挑戦している姿は若々しく見えます。
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(3)健康とメンタルのバランスを保つ
若々しくいるためには健康とメンタルも重要な要素のひとつです。
ありきたりではありますが、十分な睡眠・バランスの良い食事・適度なストレスの3つが揃うことでおじさん化の進行を遅らせます。
①十分な睡眠
多忙なビジネスパーソンには難しいのは重々承知ですが、睡眠時間確保は最優先で考えるべきです。
呑み会、スマホゲーム、ネットフリックス…さまざまな誘惑がありますが、睡眠が優先です。
娯楽はストレス解消になりますが、十分な睡眠は最大のストレス解消になります。(個人的見解)
②バランスの良い食事
人の身体は食事で作られていると言っても過言ではありません。
年を重ねると脂質、塩分、高血圧、コレステロール…ここいらの数値に変化が出始めます。
若いうちは顕在化しないことが多いですが、年を重ねるといわゆる生活習慣病等が発生します。
健康管理アプリで体重や睡眠時間の記録と共に、食事内容を記録するだけで見える化出来ます。
③適度なストレス
ストレスは多すぎず、少なすぎず適度に必要です。
多くのビジネスパーソンがストレス少なすぎということはほとんど無いかと思いますが、趣味や推し活ばかりではなく、何もせずに頭を空っぽにする時間もストレス効果があるようです。
おじさん化は努力で回避できる
おじさんは見た目の話ではなく、価値観や思考の柔軟性を失い、新しい考え方を受け入れなくなった人の事です。
30代でも、早い人であれば20代でもおじさん化は進みます。
おじさん化が進むと、仕事のパフォーマンスが低下しますし、成果が上がらないためキャリアアップも難しくなります。
今までの自分に固執せず価値観のポートフォリオを組み、成長し続けることでおじさん化を回避できます。
・おじさんとは価値観や思考が固定化している人を指す
・30代でもおじさん化が進むことがある
・おじさん化は仕事のパフォーマンスを低下させ、キャリアアップも難しくなる
・おじさん化を回避するには価値観のポートフォリオづくりが必要