☑30代で仕事に行き詰ってしまった
☑仕事の行き詰まりのパターンが知りたい
☑仕事で行き詰った時の克服法を知りたい
99.999%のビジネスパーソンがいつかは仕事に行き詰ります。
周囲の同僚らよりも早い段階で、30代で自ら仕事に行き詰ったと感じられるのは“気づき”のレベルが高い証拠です。
本記事では、目標意識の高さや客観的に自分を見ることができる力に長けているだけに、理想と現実のギャップに気づいてしまったら、どう克服していけば良いかを解説いたします。
・30代で仕事に行き詰る人ほど優秀である
・会社でどの程度出世するか見えてしまうと行き詰り感を覚える
・方向性は出世、異動、資格、副業、転職、現状維持の6つ
・仕事に行き詰ったら、自己分析・企業研究・転職活動を実施
・転職活動することで転職しない決断をすることもある
30代で仕事に行き詰まる人ほど優秀なんじゃないかと思う3つの理由
30代で仕事に行き詰まる人ほど優秀なんじゃないかと思う理由は、①客観的な視点、②高い目標、②課題発見力の高さの3つです。
(1)客観的な視点を持っているから
一般的なビジネスパーソンは日々多忙だったり、社内ばかりに目が向いてしまった結果、なかなか自分を客観視することが難しいです。
そんな中、30代で自身を客観視し、仕事に行き詰まりを感じている方は優秀と言えます。
《一般的なビジネスパーソンの意識》
☑20代:がむしゃらに頑張るぞ!
☑30代:目指せ管理職!
☑40代:…あれ?出世できない…?
☑50代:退職できればいいです
パーソル研究所が「出世に対する意欲の変化」の調査を実施しています。
実は年齢を重ねるごとに「出世したい」よりも「出世したいと思わない」が高まり、42.5歳で逆転することが見て取れます。
引用:パーソル研究所「【42.5歳の壁】仕事ができる人ほど危険な”キャリアの罠”」
(2)高い目標を持っているから
仕事で行き詰まりを感じるということは、目標に対してギャップを感じているからです。
多くのビジネスパーソンが長く勤めるほどに目標を見失ったり、諦めたりしてしまうことが多い中、素晴らしいことではないでしょうか。
現実が明確に見えていて、成長したいと思っている。
だけどギャップがあると感じているからこその行き詰まり感です。
(3)課題発見能力が高いから
目標と現実のギャップとは、すなわち課題です。
目標に対して今の自分には何が足りないのか、どうしたらいいのかもぼんやりと見えているけど、なかなかやりきれないから行き詰まりを感じているのではないでしょうか。
多くのビジネスパーソンは、多忙な日々を過ごしていると目の前の仕事以外のことには意識が行かないことが多い中、自身の課題を発見する力に長けているのだと思います。
30代で仕事に行き詰まる典型的な4つのパターン
30代で仕事に行き詰まる典型的なパターンは、①能力不足と自身の欠如、②将来が見えてしまった、③雑用ばかりしている気がする、④今の仕事がおかしいと考える、の4つです。
(1)能力不足と自信の欠如
自分が理想としている仕事レベルに達していなくて、差異に気づいてしまい自信を失ってしまうことがあります。
仲の良かった同僚が先に出世していく…、あれ?かわいがっていた後輩にも抜かれてしまった…なんてことになれば、「自分はもしかしたらポンコツ社員なんじゃないか?」と思ってしまうかもしれません。
(2)今の会社での将来の自分が見えてしまった
恥ずかしながら私が20代の頃は、何者にでもなれると結構本気で思っていました。
38歳になってようやく、「あれ?もしかして中間管理職で会社人生が終わる…?」と気づいてしまいました。
つまり「今の会社では、ここまでしか出世できないだろうな」が見えてくるということです。
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(3)30代でも雑用ばかりの日々とキャパオーバー感
30代になっても、20代とあまり変わらない雑用・雑務で多忙なことがあります。
また管理職にはなったものの、部下は定時で帰らせないといけないし、上司から細かい報告を求められ、自分は帰れない…
忙しくしてキャパオーバー感はあるものの、そこに自分の意思がなければ、行き詰まりを感じるのは必然です。
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(4)30代が感じる「今の仕事がおかしい」という不満
仕事そのものに違和感がある、不満がある状態では行き詰まりを覚えることがあります。
たとえばお客様をだましているとまでは言わないものの、社会的に意義がある仕事とは思えない場合が該当します。
「今の仕事がおかしい」と思っても現状を変えられない悔しさがあります。
30代が仕事に行き詰った時はまず自分と向き合う
30代が仕事に行き詰った時は社会や会社、上司・同僚・部下など外側ではなく、内側に目を向ける必要があります。
内側とは、自分自身です。
外側(他人)と比べても行き詰まり感が増すだけです。
時間を作って、6つの方向性を検討しましょう。
(1)自分自身と向き合う
①ズル休みしてでも時間を作る
自分自身と向き合うためには、時間を作る必要があります。
出来れば3日以上は自分のためのだけの時間を確保しましょう。
有休を使って休めれば良いですが、難しければズル休みをしてでも時間を確保する必要があります。
まず自分と向き合う時間を確保しない限り、仕事の行き詰まり感を克服するのは難しいです。
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②非日常空間に身を置く
時間が作れたら、非日常に身を置きましょう。
非日常空間に身を置くために、今まで行ったことがなかった街に行ってみたり、少しお高めの旅館に泊まってみると良いです。
非日常空間に身を置く理由は、“役割”という仮面をはずし、素の自分に出会うためです。
大人になるとを多くの“役割”という仮面をかぶってしまいます。
“役割”とは会社では上司や部下、家庭では親子や妻子などです。
自分自身とじっくり向き合い、素の自分の声を聴くためには、仮面ははずす必要があります。
③勇気を持って、何もしない
時間を作り、非日常空間に身を置いたら…何もしないでいいです。
「せっかく時間を作ったのに…」と思われるかもしれませんが、何もしないのも目的があります。
それは脳と心を整理することです。
多忙なビジネスパーソンは会社や仕事のこと、場合によっては家庭のことで頭がいっぱいです。
まずは容量オーバーになった脳と心を休めてあげるところがはじめましょう。
(2)転職がすべてじゃない!6つの方向性を検討
人生に正解はありませんが、仕事の行き詰まり感をなくしたいのであれば、方向性を決めた方がすっきりすると思います。
①出世を目指す
今の会社で出世を目指しましょう。
もしかしたら出世できないと思っていたのは思い込みかもしれません。
また上司が変わったタイミングで急に出世の道が開けることもあります。
②他部署に異動する
人事異動を申し出てみましょう。
ダメ元でもいいです。
環境が変わることで、潜在的適正、つまり自覚していないけどやってみたら自分に合っていた業務に出会えるかもしれません。
③資格を取得する
国家資格などの勉強は物事を体系的に理解するので、新たな発見ができたりします。
思わぬ発見により、その先(転職、副業、独立起業)が見えてくることもあります。
どんな資格に挑戦するのかは、「好き」という判断基準だけで十分です。
たとえば「ちょっと投資とか、お金に興味がある」のであればファイナンシャルプランナーに挑戦してみるのもいいです。
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④副業をしてみる
副業をすることで、新しい世界が見え、二つ目の財布(収入源が増える)が作れることで人生に余裕が産まれます。
依存先が会社だけじゃなくなりますからね。
ただし副業は時間切り売り(ウーバーイーツなど)ではなく、スキルが身につく(動画編集、コンサルなど)ことをやった方が良いです。
なぜなら時間切り売りは年齢を重ねるほどにツラくなってきますし、独立起業などへの発展の可能性が低いからです。
一方、スキルが身につく副業は、すぐに成果が出なくても資産性がありますし、副業が本業になる可能性を秘めています。
⑤転職をする
思い切って転職することも手段のひとつです。
会社や人間関係が変われば、必要とされるスキルも経験も変わってきます。
ただし転職はそれなりにリスクが高いので、じっくり転職活動を行い、慎重に決断しましょう。
⑥現状維持でいい
方向性を検討した上で、現状維持を選択するのも立派な決断です。
「仕事に行き詰っているけどどうしようもない…」とモヤモヤしている状態を維持し続けるのは不健全ですが、素の自分と向き合い、十分に検討した上で決断した現状維持は別物です。
30代が仕事に行き詰った時の3つの克服方法
30代が仕事に行き詰った時の克服方法は①自己分析、②企業研究、③転職活動をはじめるの3つです。
(1)自分自身と向き合い、自己分析をしてみる
仕事に行き詰ってしまったと感じるのは、多くの場合は以下のどちらかです。
A:目標は合っているけど現実とギャップがある
B:会社の目標と自分の目標が合っていない
Aの場合は、ギャップを埋めるための打ち手を考える必要があります。
Bの場合は、目標の再設定が必要かもしれません。
いずれにしても自己分析をして、素の自分がどう考えているかによって方向性が決まります。
本当にやりたいことは?、やれることは?、大切にしている価値観は?と自分に問いかけてみてください。
「これからどうしたらいい?」については、あなた自身しか答えを持っていません。
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(2)転職市場・企業研究をしてみる
方向性を決めるのに自己分析だけではダメです。
転職市場・企業研究をすることで、社会にどんな仕事があるのかを知る必要があります。
どんな業界があり、自分に合う企業がどこなのかを探しましょう。
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(3)転職しないかもしれないけど、転職活動を始めてみる
転職しなくても良いので、転職活動をはじめてみましょう。
転職活動をすることで、前述の6つの方向性を検討することができます。
《仕事に行き詰った時の6つの方向性》
①出世を目指す
②他部署に異動する
③資格を取得する
④副業をしてみる
⑤転職をする
⑥現状維持でいい
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30代で仕事に行き詰ったと感じる人は可能性に満ちている
一般的に42.5歳で仕事に行き詰まり、「出世したくない」人が増えてくると言われています。
30代で仕事に行き詰ったと自覚できる方は、自身を客観視できるとても優秀な方です。
仕事で行き詰ったと感じたら、転職活動を行いましょう。
令和のご時世、人生の選択肢はたくさんあります。
出世、異動、資格、副業、転職、現状維持の6つの方向性を検討しましょう。
転職活動の進め方がよくわからなかったら、転職のプロである転職エージェントの無料のオンラインセミナーに参加するのもありです。
・30代で仕事に行き詰る人ほど優秀である
・会社でどの程度出世するか見えてしまうと行き詰り感を覚える
・方向性は出世、異動、資格、副業、転職、現状維持の6つ
・仕事に行き詰ったら、自己分析・企業研究・転職活動を実施
・転職活動することで転職しない決断をすることもある