☑毎日何やっていても楽しくない
☑楽しくないのは異常なんじゃないかと思っている
☑毎日楽しく過ごしたい
毎日同じことをしていても学生時代、もしくは20代は楽しかったのに30代になってから楽しくないと感じている方はとても多いです。
毎日同じことをしていても楽しくないと感じるのは成長しているからです。
言い換えれば、同じことをするのは飽きてきているとも言えます。
もっと言えば自分が成長し、新しい挑戦や興味を求めるようになった結果であり、これはごくごく自然なことです。
とはいえ、やりたいことなんて見えてこないし、何から手を付けたら良いかわからない方も多いかもしれません。
本記事では、毎日楽しく過ごすための具体的な取り組み方法について解説いたします。
マンネリした日々を打破し、生き生きした毎日を楽しく過ごしましょう。
・30代で毎日楽しくないのは普通のこと
・30代を楽しく生きるために出来ることはたくさんある
・やりたいことを見つけるために、やりたくないことをやってみる
・毎日楽しく過ごすには転職を前提としない転職活動をしてみる
・転職活動をすることで世界が広がる
30代で毎日何やっても楽しくないのは別に異常じゃない3つの理由
毎日何やっても楽しくないのは成長の証です。
特に30代になって楽しくなくなってくるのは①マンネリ化、②自分を客観視、③現実が見えてきた、の3つが主な理由です。
(1)やることがマンネリ化してきたから
20代はやることすべてが、初体験で新しい発見ばかりです。
もちろんツラいこともありますが、変化があって飽きない毎日だったかと思います。
しかし30代になるとプライベートや仕事について、良くも悪くも慣れてきます。
その“慣れ”が楽しくない原因のひとつです。
毎日同じ電車に乗って、同じ職場のメンバーにあいさつし、同じ仕事内容で、20時ぐらいには仕事を終えて帰ったらお風呂に入って寝る…
要は慣れきた、飽きてきた状態です。
人間、同じことの繰り返しはつまらないものです。
(2)自分を客観的に見られるようになってきたから
20代は主観的で、周囲から評価と自分の評価の違いに気づきにくい傾向にあります。(一般的には)
しかし30代になると次第に自分を客観的に見られるようになってきます。
自分以外の同僚を思い浮かべてみてください。
20代前半では「先輩社員はダメ。俺がすぐに出世して会社を変えてやる」「同期の中では私が一番仕事できる」みたいな雰囲気を出している同僚はいなかったでしょうか?
雰囲気だけでなく、実際に実力が伴っている人もまれにいますが…まれです。
多くの人が30代になると「あぁ、自分の実力はこれぐらいだよなぁ」と正しい自己評価が出来るようになります。
20代は野心バリバリで、地球は俺(私)を中心に回っているぐらいに思っていた時の方が物事を前向きに取り組め、毎日を楽しめていたかもしれません。
(3)現実が見えてきたから
30代になると現実が見えてきます。
前述の自分を客観視できるようになることも要因のひとつですが、年を重ねるほどに将来のキャリア・お金・健康不安を考えるようになるからです。
①キャリアの不安
「このまま同じ会社にい続けてて、将来性が心配だ」
「もしかしたら出世できずに一生、平社員かもしれない」
「実は学生の頃にしたかった仕事と全然ちがうんだよなぁ…」
30代になるとこれらの不安が現実味を帯びてきます。
実際に会社の将来性も役職のポストも減っており、能動的でないとキャリアアップしづらい時代になってきているのも事実です。
②お金の不安
「老後2,000万問題から、最近は4,000万問題になったらしい」という話を聞かれたことがありますでしょうか?
30年以上続いたデフレが終わり、インフレ局面を迎えました。
物価上昇し続け、老後は2,000万円では足りないという話です。
(実際には物価上昇と同時に収入も上がるので、4,000万円ってことは無いとは個人的には思います)
一方で、年金もマクロ経済スライド(年金の自動調整機能)により30年先はかなり減額される可能性もあります。
今の収入で結婚、出産、持ち家購入…両親の介護費用まで考えるとたしかに不安かもしれません。
③健康の不安
30代になると、20代の頃に出来たことが出来なくなってきます。
たとえば、わかりやすいところでは徹夜がツラくなります。
また健康診断の結果で「メタボ」「高血圧」「高血糖」など少しずつ悪い結果が増えていきます…
健康不安があるとなかなか楽しめません。
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30代を楽しく生きるための具体的な5つの取り組み
30代を楽しく生きるための具体的な取り組みは、①社内で出来ることやる、②副業、③学び直し、④お金の勉強、⑤転職してみる、の5つです。
(1)社内で出来ることをする
①出世を目指す
会社で出世を目指してみるのも人生が楽しくなる可能性があります。
なぜなら出世すると、見える景色が変わるからです。
経営層に近づくため、今までのマンネリな毎日を打破することができます。
また役職が上がることで、潜在的能力が発揮され、一気に成長する人もいます。(逆のケースもありますが)
②人事異動
ダメ元でもいいので、上長や人事担当者に人事異動の希望を出してみましょう。
他部署に異動すれば、新しい環境であり不安があるかもしれません。
しかしマンネリを打破できる可能性は高いです。
一方、同じ部署に長くいると楽な環境ではありますが、慣れてきたら刺激がなくなり楽しくはないかもしれません。
楽しさと不安はある意味トレードオフの関係(一方を追求するともう一方が犠牲になる)です。
③なんでもいいから誰かよろこぶことをする
出世も人事異動に抵抗がある方は、誰かのためになることをやってみましょう。
本当にちょっとしたことでいいです。
たとえば毎朝、事務所をみんなで清掃する習慣がある職場にいるとします。
いつも同じ場所を清掃していませんか?
コピー機周辺のほこりをはたいたり…
その“いつもと同じ”を変えてみて、みんなが嫌がりそうなトイレ掃除を率先してやってみるのはいかがでしょうか。
やるなら毎日、少なくとも3ヶ月ぐらい続けてみましょう。
嫌なことを率先してやっているあなたをきっと誰が見てきます。
(2)副業に取り組み
副業と聞くと「いやいや、本業で忙しくて出来るわけがない」と言われることがよくあります。
たしかに多忙なビジネスパーソンが時間を生み出すのは大変です。
ただ1週間に1時間ならなんとか捻出できるのではないでしょうか?
副業と言っても大げさに考えず、たとえば週末だけ1時間だけでも十分です。
いきなり高収入を求めず、取組はじめは「日常に変化を与える」が目的でも良いのではないでしょうか。
令和のご時世はココナラなど副業に取り組みやすいインフラは整っています。
引用:「ココナラ」
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(3)学び直し
学び直しとは、社会人が大学に通ったり、資格取得を目指したりすることです。(本当はもう少し細かい定義がありますが、本記事では割愛します)
自分に合った適切な学び直しが出来れば、マンネリな日々にさよならできるかもしれません。
昨今、芸能人の学び直しも話題になっていますね。
しかし流行っているからという理由ではやめた方が良いです。
流行が終わったら、自分もやめることになるからです。
ではどんな学び直しであれば良いのか?
スマホで探すよりも少し大きめの書店に行って、全ての売場をウロウロしてみてください。
書店は一覧性がありますので一気に多くの情報が処理できます。
またスマホだとフィルターバブル(自分の興味のある情報ばかり)にはまりやすいですが、書店だと思わぬ角度から情報が入ってくるので、思わぬ収穫があったりします。
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(4)お金の勉強
人生において、お金への不安はとても大きいです。
お金の勉強をすることで、その不安のいくつかは解消する可能性が高いです。
①家計見直し
いきなり収入を増やすのは難しいですが、家計の見直しにより使えるお金を増やすことはできます。
比較的取り組みやすいわりに、すぐに成果が出るのが固定費の見直しの素晴らしいところです。
固定費とは毎月一定額支払う必要がある費用と考えてもらえれば良いかと思います。
たとえば…
☑各種保険(生命、傷害、車両など)
☑携帯料金
☑サブスク料金
↓↓↓お金たまらない人の特徴は?↓↓↓
②資産運用
家計の見直しでお金を生み出したら、次はお金に働いてもらいましょう。
株式や金などに投資することで不労所得(労働せずに得られる所得)が得られる可能性があります。
ただニュースなどの街角インタビューでよく見かけますが「会社でもNISAやっている人が増えたんで、私もはじめました」といったスタンスはとても危険です。
目的なき資産運用はお金を溶かすだけになる可能性があります。
勉強ばかりでは物事は進みませんが、最低限の勉強はしてから資産運用はした方が良いでしょう。
③税金・社会保険の仕組み
「サラリーマンには税金なんて関係ない」と言われることもよくありますが、会社員も確定申告をすることで還付金(税金が戻ってくる)が発生することもあります。
また退職して無職期間を経験するのであれば、適切な社会保険の切り替えをすることで何十万円も変わってきたりします。
知識があるかないかで大違いです。
ましてや個人で仕事をするようになったり、資産運用をするのであれば税金とは切り離せないと思います。
↓↓↓ファイナンシャルプランナーって?↓↓↓
(5)転職をしてみる
転職をすれば大きく環境を変えることになり、高い確率でマンネリを打破することができます。
当然ながら転職にはリスクが伴います。
しかし昨今の日本の状況では、人生で一度も転職しないことの方がリスクは高いかもしれません。
なぜなら終身雇用・年功序列の崩壊、もしくはAIに仕事を取って変わられる可能性があるからです。
目の前の現職の仕事は大事ですが、少しでも不安を感じるのであれば転職活動だけはしてみた方が良いです。
やりたいことを見つけるために「やりたくないこと」をやってみる
自分がやりたいことなんて結局は「やってみなきゃわからない」とはいえ、人生は有限ですので優先順位を決めて取り組んでいきましょう。
優先順位を決めるためには①自己分析、②目的決め、③やること決定、④期限を決めて実行、⑤やってみてどうだったか評価する、の5つのステップが必要です。
(1)自分を理解するために自己分析をする
まずは自分を理解することからはじめましょう。
「自分のことは自分が一番知っている」と思いたいところですが、多忙なビジネスパーソンは素の自分と向き合う時間はなかなかありません。
意識して自己分析を進める必要があります。
ビジネスパーソンは多くの役割を演じています。
上司、先輩、後輩、○○社の社員、父親母親、息子娘…
役割を演じるうちに素の自分が見えなくなりがちです。
いつもの生活の延長線上では素の自分と出会うのは困難です。
いつも行ったことない隣の街だったり、非日常空間に身を置いてようやく素の自分が顔を出します。
↓↓↓私の自己分析メモです↓↓↓
※字がきたくなくてスミマセン
↓↓↓自分史から考える自己分析↓↓↓
↓↓↓時にはズル休みをしてもいい↓↓↓
(2)目的・目標を決める
「これはちょっと好きかも」
「実は小学生の時にやりたかったことがある」
こんな動機でも十分ですので、興味があることが見つかったら取り組む目的・目標を考えてみましょう。
ぼんやりで構いません。
目標決めが面倒になって何も始めなかったら意味がありません。
行動しないと何も始まらないです。
たとえば…
☑副業:人の話を聴くのが好き⇒人生相談
☑お金の勉強:投資で稼いでみたい⇒証券口座を開く
☑学び直し:自分の会社を数字から評価したい⇒簿記検定
(3)やりたいことの優先順位をつけて、一つだけやってみる
たくさんやりたいことが出てくるかもしれませんが、本業をおろそかにするわけにはいきませんし、何より時間は有限です。
たとえば副業を週に1時間だけ使う。
毎朝30分間だけ資格試験の勉強をする。
これで十分です。
よほど器用な人でない限り、3つ以上の取り組みを同時進行は難しいです。
(4)期限を決めて取り組む
新しく始めることは、始める前にいつまでやるか先に決めてしまいましょう。
もちろん楽しければ継続すれば良いのですが、やってみて楽しくないのにズルズルと続けるのは精神衛生上よろしくないです。
自分でやろうと思って行動しているのですから、やめるのも自分で決められます。(自分以外は決めてくれません)
(5)楽しかったか楽しくなかったか評価する
やることの優先順位を決めて、目的・目標を決めた上で、いつまで取り組むのか期日を決めて実行をしたら、最後に自己評価をしてみましょう。
楽しくなかったらそれに類似することはやらない。
何が面白くなかったのか?続ける気にならなかったのか?
しっかり検証することで「自分がやりたくないこと」が浮き彫りになります。
あとは「本当にやりたいこと」が見つかるまで試行錯誤を繰り返せば良いのです。
30代が毎日楽しく過ごすには転職活動が手っ取り早い
毎日楽しく過ごすには転職活動が手っ取り早いです。
なぜなら転職活動することで、自己分析により自己成長の機会が見えたり、他社情報を知れるという刺激があり、キャリアプランについて考える時間があるからです。
(1)自己分析により自己成長の機会が見える
自分自身を深く理解することで、自分の強みや弱み、興味や価値観を明確になり、それに基づいて成長や改善のための具体的な行動を取ることができるようになります。
また転職だけでなく、副業や投資など選択肢を広げて考えるキッカケになります。
社内のことばかりでは視野が狭くなり、毎日楽しくないのも無理はありません。
↓↓↓転職しない転職活動って?↓↓↓
(2)他社情報を知る
社内にいるとまず見ることがない他社の情報を知ることができます。
他社情報を知ることで、今の勤め先以外にも自分の居場所があることを知ることが出来ますし、逆に勤め先が良い会社であることが認識できることもあります。
いずれにしても外の世界を見ることはとても重要で、外界を見てはじめて現状との比較ができます。
比較をすることで良い悪いがはじめて判断でき、頭の中のモヤモヤが消えます。
↓↓↓企業研究ってどうしたらいい?↓↓↓
(3)転職活動をきっかけにライフプランから考えること
キャリアプランを考えることで、未来を想像し、毎日ワクワクすることができます。
プラン通りすべてが実現するとは限りませんが、なりたい自分を思い描くことは楽しいです。
しかしキャリアプランの前にライフプランを考えるのが先です。
つまりどんな人生にしたいのかを考えるのです。
人生を豊かにするために、どんな仕事をするのかの順番に違和感はないかと思います。
↓↓キャリアプランの前にライフプラン↓↓
早めに試せば40代の毎日が楽しくなる
30代で毎日楽しくないのは結構普通のことです。
むしろ楽しくないと感じているのは“今”に飽きている証拠で、成長局面を迎えていると言えます。
多くの方が今の勤め先が楽しくないのだと思いますが、外の世界を見れば多くの楽しいことが存在します。
30代のうちにこれらの「やりたいかもしないこと」の優先順位をつけて、たくさん試しておくことで本当にやりたいことが見つかり、40代はきっと毎日が楽しくなります。
色々考えてみても何がやりたいか見えてこないのであれば、転職を前提としない転職活動をしてみるのが最も効果的です。
↓↓↓転職初心者がまず知るべきこと↓↓↓
・30代で毎日楽しくないのは普通のこと
・30代を楽しく生きるために出来ることはたくさんある
・やりたいことを見つけるために、やりたくないことをやってみる
・毎日楽しく過ごすには転職を前提としない転職活動をしてみる
・転職活動をすることで世界が広がる