☑仕事を頑張らないと決めた
☑仕事は頑張るべきものだと思っている
☑今まで仕事を頑張ってきて疲れた
「仕事は頑張るのが当然」
「頑張らないのは給料泥棒だ。許されない。」
おそらく常識的にはこのように思われています。
しかし仕事は頑張りたい人がやれば良く、頑張りたくない人は最低限やれば良いという考え方はいかがでしょうか。
大事なのは自分の心に素直になっているかどうかです。
頑張ることは、時間と労力を注ぐということです。
自分の心に逆らってまで仕事を頑張る必要はありません。
本記事では仕事を頑張らないコツ、仕事を頑張らないリスク、ブレない自分軸の作り方について解説いたします。
仕事を頑張ることよりも、人生を生き生きと過ごすことが大事です。
・仕事は「頑張るか」「頑張らないか」はっきりした方が良い
・仕事は頑張らない方がマシなこともある
・仕事を頑張らないと発生するリスクもある
・仕事を頑張らないために、仕事がデキる人になる
・ブレない自分軸を作るには転職活動が手っ取り早い
仕事を頑張らないと決めるのもアリな3つの理由
仕事を頑張らないと決めるのもアリな理由は①頑張らない方がマシなこともあるから、②ワークライフバランスのため、③帰って結果が出づらいため、の3つです。
(1)頑張らない方がマシなこともあるから
自分の目標、生き方に合わない頑張りはやらない方がマシです。
理由は二つで①長続きしないから、②間違ったやり方では成果が出ないからです。
①長続きしないから
好きじゃない仕事はやはり長続きしません。
会社員である限り、現実的には100%好きな仕事が出来ることはほとんどありませんが、100%嫌いな仕事を一生頑張るのは苦痛でしかありません。
一時的に頑張れても、どこからで嫌になって力尽きます。
どこかのタイミングで「頑張らない」と決めるのも手段の一つです。
②間違ったやり方では成果が出ないから
苦手な仕事であれば、成果が出る正しいやり方を見つけるのが困難になりがちです。
正しいやり方がわからないのであれば、頑張らない方がマシです。
たとえば以下の4名が、6ヶ月で6㎏痩せるつもりでダイエットを計画したとします。
A:やり方は○、頑張りも○
B:やり方は○、頑張りは×
C:やり方は×、頑張りは○
D:やり方は×、頑張りも×
(2)ワークライフバランスを保つため
仕事を頑張りすぎるとワークライフバランスが崩れがちです。
「生活費のために仕事は頑張らないといけない」と考える方が多いですが、頑張りすぎは失うものも多いです。
①健康維持のため
仕事を頑張りすぎると健康を損なう可能性が高いです。
20代の頃は無理がききますが、30代後半から体力が衰えてくる方が増えてきます。
人生100年時代になり75歳…80歳まで働く時代がそこまでやってきており、健康寿命を延ばさないと人生後半で苦しむことは目に見えています。
また頑張って無理をしすぎると、心の健康も損なうことがあります。
②家族のため
仕事の頑張り過ぎで、家族と過ごす時間を犠牲にすることがあります。
「家族のために仕事を頑張っているんだ」と思っていても、家族の心が離れてしまったらオシマイです。
会社は退職したら終わりですが、家族は一生モノです。
③趣味のため
仕事以外に自分が好きことに時間を使うことは心の栄養となります。
もし好きなことがあるなら仕事のために犠牲にしすぎていると、心が病んでくることがあります。
↓↓↓ワークライフバランスよくある誤解↓↓↓
(3)返って結果が出づらいため
仕事を頑張りすぎると返って結果が出づらいことがあります。
①集中力の低下
頑張りすぎると集中力が低下し、仕事が上手くいきません。
適度に休憩を入れることで、高いパフォーマンスで仕事ができます。
最近では会社として昼寝タイムを導入する企業も増えてきていますね。
②視野が狭くなる
一つのことを頑張りすぎると視野が狭くなりがちです。
視野が狭くなると、本業以外に大切なことが見えなくなります。
健康、家族、お金…実は仕事以上に大切なことが見えなくなっているかもしれません。
仕事を頑張らないと発生する3つリスク
仕事を頑張らないとやはりリスクは発生します。
①解雇、②低収入、③下流老人になる3つのリスクです。
(1)最悪、解雇される
仕事を頑張らないと最悪は解雇されます。
職場での信頼を失い、評価下がり、結果的に解雇という流れです。
ただし現状の日本の労働法では解雇されるケースはまれではあります。
(2)一生、低収入の可能性がある
仕事を頑張らないとまず出世はできません。
一生いわゆる平社員で低収入になり、余裕のある生活は難しいかもしれません。
また出世できないだけなら良いですが、これからは仕事がAIに取って替わられる可能性が高いです。
解雇まではされなくても、一段と低い給料でやり繰りしていく生活が待っています。
同じ会社員でも、同じ会社内でも年収に大きく差がつく時代になりました。
引用:Yahoo!ニュース「【異例】三井住友銀行が年功序列廃止へ!シニア減給も廃止し20代で年収2000万円専門人材は5000万円も!」
(3)下流老人になるかもしれない
低収入で生活はギリギリでも収入があるうちはなんとか生きてはいけます。
しかし貯金や投資が出来ず、年金だけでは頼りないです。
なぜなら年金はマクロ経済スライドといって年金の実質価値を減らし続ける仕組みがあるからです。
また仕事を頑張って来なかったのでビジネススキルが身につかず、現職を退職後は何の仕事も出来ないかもしれません。
引用:日テレNEWS NNN「貯金が尽きて“職探し”80代も 年金増額も“すずめの涙”…物価高で生活楽にならず」
↓↓↓ぶら下がり社員の末路は…↓↓↓
仕事を頑張らない3つのコツ
仕事を頑張らないコツは①優先順位、②時間管理、③ライフプランの3つです。
(1)優先順位を決める
優先順位が高いものだけに取り組むことで、それほど頑張らず最小限の労力で仕事をこなすことができます。
周囲からドライな人だと思われるかもしれませんが、頑張らないとは労力をかけないことです。
またビジネスパーソンであれば「優先順位を決めなさい」と言われるかと思いますが、意外に難しかったりします。
なぜなら優先順位は常に動いているからです。
Aと思っていたらBになっていた。
いつもならCが優先なのに、今回はDだったなんてことはざらにあります。
(2)時間管理
頑張らないことは時間をかけないことでもあります。
時間管理は必須です。
時間は積み上げではなく、逆算して考えましょう。
☑日次:なんとしても定時帰り
⇒先手の報連相で仕事を減らせないか?
⇒順番を入れ替えたら楽にならないか?
⇒複数の仕事をひとつにまとめられないか?
⇒可能な限り人に振れる仕事はないか?
⇒仕事は60%の完成度でOK(20%時点で一旦、上司へ報告)
☑週次:週40時間、週休2日は死守
⇒週末に次週の仕事予定を決めておく
⇒予定は余裕を持たせておく(40%ぐらいは予定入れない)
⇒予定は出来るだけ細かく考えておく(事務作業も立派な仕事)
☑年次:有給休暇、長期休暇完全取得
⇒趣味や家族との時間など計画を立てる
時間は有限であり、命そのものであり、人生です。
仕事を頑張らないと決めたのであれば、仕事に命を捧げてはなりません。
(3)ライフプランを決める
仕事を頑張らないコツの中でも最も大事な考え方です。
ライフプラン、つまり人生計画を考え、自分軸を明確にすることで(1)優先順位(2)時間管理に本気で取り組めます。
なぜなら人生でやりたいことが決まれば、頑張りたくない仕事に時間を費やしたくなくなるからです。
自分軸とは、自分の人生において大切な価値観の基盤となるものです。
仕事が大切な人もいれば、家族が大事、または自分の趣味の時間が大切な人もいます。
何より“自分にとって“大切な価値観を自覚することが重要です。
ブレない自分軸を作るための3つの手段
ブレない自分軸を作るための手段は①自己分析、②キャリアプラン立案、③転職活動の3つです。
(1)自己理解のための自己分析を行う
自分が大切にしている価値観は何なのかを知るには、自己理解が必要です。
自己理解をするためには自分に素直になる必要がありますが、意外と難しかったりします。
なぜなら多くのビジネスパーソンは日々多忙で、素の自分と向き合う時間なんて無いからです。
素の自分と向き合うには、非日常空間に身を置くことが有効です。
たとえば今まで行ったことない隣の県の旅館に宿泊してみるのも良いですね。
長期休暇の旅行中に学生時代にやりたかったことを思い出したりしませんか?
↓↓↓自己分析を効率よく学ぶには?↓↓↓
(2)キャリアプランを立案する
ある程度、自分軸が見えてきたらキャリアプランを考えてみましょう。
「仕事を頑張る」「仕事を頑張らない」いずれにしてもプランは必要です。
なおキャリアプランを立案してもその通りにはなりません。
しかしキャリアプランがあることで地図が手に入ります。
地図があると方向性を見い出せますので、多少道に迷っても致命傷は避けられます。
↓↓↓キャリアプランの考え方はコレ↓↓↓
(3)転職を前提としない転職活動をする
転職活動をすることで自分軸が明確になり、キャリアプラン作成の機会になります。
なぜなら転職活動をすることで深い自己分析と企業研究を行うことになるからです。
自己分析をすることで、自分軸が明確になり大切な価値観が見えてきます。
企業研究をすることで、現職場が良いのか悪いのかはっきりしますし、そもそも自分は転職ができるのかも判断ができるようになります。
↓↓↓はじめての転職活動は人を頼る↓↓↓
仕事は「頑張るか」「頑張らないか」はっきりした方が良い
一般的に「仕事は頑張らないといけない」と思われていますが、頑張らない方がマシなこともあります。
頑張りたくないのに自分の心に逆らって、無理やり頑張っても何のための人生かわかりません。
一方で、仕事を頑張らないとやはりリスクもあります。
現状の仕事の進め方を変えずに、仕事を頑張らないだけだと減給や解雇もあり得ます。
仕事を頑張らないためにも、優先順位や時間管理など仕事がデキるようにならないといけません。
仕事は「頑張るか」「頑張らないか」のスタンスをはっきりした方が良いです。
はっきりするためには、自己分析やキャリアプラン作成が必要になります。
やり方がよくわからなければ、転職を前提としない転職活動をしてみましょう。
転職活動は自己分析だけでなく、自分の市場価値や外界(転職市場)を見ることで視野が広がりますよ。
・仕事は「頑張るか」「頑張らないか」はっきりした方が良い
・仕事は頑張らない方がマシなこともある
・仕事を頑張らないと発生するリスクもある
・仕事を頑張らないために、仕事がデキる人になる
・ブレない自分軸を作るには転職活動が手っ取り早い