☑勢いで退職したら後悔すると思う
☑勢いで退職しても後悔したくない
☑いつでも勢いで退職しても問題ないようにしたい
退職するには勢いが必要です。
しかし勢いで退職することと感情的に退職することは別物です。
勢いで退職をしても後悔する人としない人の差は、退職理由、退職前の行動、退職後の行動に現れます。
本記事では後悔する人としない人のちがいといつでも勢いで退職できる準備について解説いたします。
脱会社依存をすることで、能動的に退職してより良い人生にしていきましょう。
・勢いで退職しても後悔するかしないかは退職理由でわかる
・勢いで退職しても後悔する人は感情的で短絡的な傾向がある
・勢いで退職しても後悔しない人は戦略的に辞めていく
・勢いで退職するためには、準備が必要
・準備は転職活動、資産運用、退職知識の習得の3つ
【ちがい①】退職理由のちがい
後悔するか否かは、退職理由が①感情的OR論理的②短期的OR長期的③他責OR自責の3つにちがいがあります。
(1)感情的と論理的か
感情的な退職理由で、勢いで退職すると後悔します。
なぜなら転職などで環境を変えたとしても、感情的になることは何度も起こりうるからです。
たとえば大勢の前で上司に怒られて腹が立ったり、顧客に理不尽な要望をされて頭にきて退職するケースです。
一方、論理的な退職理由であれば、後悔することはほとんどありません。
今後のキャリアの方向性を考えたり、年収など労働条件が改善されるなど論理だてて話せる退職理由であれば後悔することは少ないです。
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(2)短期的か長期的か
短期的な退職理由で、勢いで退職する人も後悔しがちです。
たとえば「あるプロジェクトに失敗してしまったから」「嫌いな上司がいるから」といった退職理由です。
仕事に失敗はつきものですし、嫌いな上司も基本的には数年でいなくなります(自分が異動か、相手が異動する)。
一方、長期的な退職理由であれば後悔しません。
10年後も会社の将来性が不安、毎日15時間労働が改善されそうにないから辞めるのであれば後悔しない退職理由になります。
(3)他責か自責か
「上司が悪いから」「私は頑張っているのに正当な評価しない会社がおかしい」という他責のスタンスで退職すると後悔します。
会社に勤めているとたしかに理不尽なことも多く、他責と思える出来事も多々あります。
とはいえ、他責にしても何も解決しません。
たとえば会社の評価体制に失望しているとしても、「この会社に就職先に選んだのは私。転職活動が不十分だったからだ。次の転職は成功させよう。」と考えた方が良いです。
ネガティブなことがあっても自分に矢印を向けて「だったら私はどうする?」を考え、次のアクションを起こせる人は後悔しません。
【ちがい②】退職前の行動の違い
後悔するか否かは、退職前の行動が①退職時期を考えているか?②勉強しているか?③行動しているか?の3つのちがいがあります。
(1)退職時期を考えているか否か
確定はしていなくても退職するのは1年後ぐらい、など概ね決めている人は後悔しにくいです。
勢いとはいえ、だいたいいつ頃辞めるのかは決めておいた方が良いです。
【退職時期を決めておくべき理由】
☑スムーズな転職のための準備のため
☑業務引き継ぎと円満退職のため
☑実際に退職するまでに自分を見つめ直す期間があるから(本当に退職すべきかも含め)
(2)すでに勉強をはじめているか否か
次のキャリアを見据えて学びをしている人は後悔しづらいです。
ぼんやりでも次の転職や副業に活かすスキルを磨くための勉強をしている人は、新天地でもスムーズにすぐに活躍できる可能性が高いです。
今のご時世、勉強は無料でいくらでもできます。
スキマ時間でYouTubeでもTiktokでも情報収集できる環境は整っています。
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(3)すでに行動に移しているか否か
退職前に出来ることは勉強だけではありません。
実際に行動に移せることもたくさんあります。
【退職後につながること】
☑転職する前から転職活動をはじめる
☑転職エージェントに相談する
☑副業を実際にはじめる
【ちがい③】退職後の行動の違い
後悔するか否かは、退職後の行動が①受動的OR能動的②スピード感があるか?③非現実的OR現実的の3つのちがいがあります。
(1)受動的か能動的か
退職後の行動が受動的な人は後悔しやすいです。
たとえば転職サイトに登録しても、受動的に求人情報を待つだけで自分から動かない人は後悔しやすいです。
一方、能動的な人は転職セミナーに参加したり、キャリアアドバイザー(転職エージェントの相談員)面談を積極的に受けに行きます。
能動的に動くことでより良い次のステージに行けるチャンスが増えます。
(2)スピード感があるか否か
退職後にゆっくりするのも悪いことではありません。
個人的な成長やリフレッシュを求めてキャリアブレイクしたり、学び直しをするのも退職後の過ごし方の一つです。
しかしなくなんとなく「もう少しゆっくりするかぁ」は時間がもったいないです。
時間は命そのものです。
「○月○日から行動する」など一定期間を休めばすぐに行動すると決めたらその通りに動く人は後悔しません。
スピード感持って行動しましょう。
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(3)目標が非現実的か現実的か
「転職したら年収が倍にならないかなぁ」「ありのままの自分を受け入れてくれる会社はないかなぁ」など非現実的な期待を持つ人は、達成できずに挫折しやすいです。
一方、現実的で達成可能な目標を設定する人は、退職後もモチベーションを維持できます。
現実的か非現実的かのちがいはその時間軸にあります。
非現実的な人は時間軸が短く、自分の希望・欲望のみが先行し、すぐに実現することを望みます。
現実的な人は時間軸が長く、自分の思いだけでなく周囲からの評価など客観性も鑑みた上で、長い時間をかけて実現を目指します。
いつでも勢いで退職できるように準備しておく
いつでも勢いで退職できる準備は①転職活動②資産運用③退職の知識習得の3つです。
(1)転職活動
会社を勢いで退職したら、独立起業や転職など選択肢は複数ありますが、いずれにしても転職活動は必須です。
なぜなら転職活動の肝である自己分析は、今後どのような方向性に向かうのが正しいのか判断できるからです。
退職時期が決まっていなくても、転職活動ははじめられます。
事前に転職エージェントに相談しておくと、実際に転職する時にスムーズに進められます。
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(2)資産運用
退職して収入が無くなると、番困るのが経済面です。
お金がないと退職を決意しづらくなります。
勢いで退職するには、お金が必要です。
一朝一夕ではお金は増えませんが、時間をかければ家計(固定費)の見直しや株式投資などで資金を育てていくことはできます。
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(3)退職の知識
退職についての知識を習得しておくのもスムーズ且つ、損しない退職のためには必要です。
①賞与をもらって辞める
余程の理由がない限り、賞与がもらえるタイミングで退職しましょう。
多くの会社が賞与は半年に一度支給されます。
賞与は「いつ時点で在籍しているか」で支給されるかどうかが決まります。
また賞与額を決める評価期間も会社毎でルールがあります。
退職する人間の評価は下げられてしまい、退職金受給額も減りますので退職報告のタイミングは重要です。(私はミスって減らされました…)
上記のようなルールは就業規則で確認しておくと確実です。
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②退職金を最大限もらって辞める
退職金は退職日が一日違うだけで数十万円変わることがあります。
退職金は一般的に、年に1回加算日があるからです。
私も実際に加算日を少し過ぎてから退職したため、60万円程度は得をしました。(損をせずに済みました)
退職金の金額計算式や加算日については賞与同様、就業規則で確認することができます。
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③有給休暇はすべて使い切る
「うちは有休取れないから」「会社に今は忙しいから取れないよって言われているから」といった理由で有給休暇を使わないまま退職する方がいます。
非常にもったいないです。
退職時は会社側が時季変更権(有休取得日を会社側が変更する権利)が使えません。
つまりかならず退職日から逆算してすべての有給休暇が使えます。
完全取得し、転職準備などに使いましょう。
時間は命そのものです。
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④社会保険のベストな切り替え
退職後に失業期間が発生するのであれば国民健康保険、国民年金への切り替えが必要になります。
これら社会保険の切り替えは待っていても誰もしてくれません。
また切り替え方法によっては数十万円レベルで損をすることがあります。
しかし知識があれば健康保険料も年金保険料も最小限にできます。
↓↓↓損しない健康保険の切り替え法↓↓↓
↓↓↓年金って免除できるの?↓↓↓
⑤税金の減免制度活用
所得税は失業して収入がなければ、基本的には課税されません。
しかし住民税は後払いのため、現在は無収入であっても働いていた頃の収入に課税されますので納税の準備が必要になります。
自治体にはよりますが、減免制度を利用することで納付額を減らせることもあるので必ず自治体のホームページなどで確認しておきましょう。
↓↓↓住民税も免除できるの?↓↓↓
⑥効率的な失業保険の受給
失業期間中の数少ない大きな収入源が失業保険です。
会社員として雇用保険に加入していれば基本的には受給できますが、受給の条件として求職活動実績が求められます。
求職活動実績とはハローワークへの定期的な仕事探しの客観的証明のことです。
原則4週間に2回の求職活動実績が必要になりますが、知識が無いと無理に就職したくない会社に応募をしたりすることになります。
しかし転職エージェントのオンラインセミナーに参加することで短時間、ノーリスクで求職活動実績として認められたりします。
非常に効率的なやり方があるので知っておいて損はないです。
↓↓↓効率的な求職活動実績の作り方↓↓↓
勢いで退職しても後悔しないために
勢いで退職して後悔するかしないかは、退職理由や退職前後の行動で決まります。
後悔する人は感情的だったり、考え方が短期的だったりします。
一方、後悔しない人は論理的、長期的で戦略的に退職を進めていきます。
戦略的に退職を進めてるためには、準備が必要です。
転職活動、資産運用、退職知識の習得の3つの準備をすることで後悔することなく次のステージに進めるでしょう。
・勢いで退職しても後悔するかしないかは退職理由でわかる
・勢いで退職しても後悔する人は感情的で短絡的な傾向がある
・勢いで退職しても後悔しない人は戦略的に辞めていく
・勢いで退職するためには、準備が必要
・準備は転職活動、資産運用、退職知識の習得の3つ