☑職務経歴書がちゃんと書けるようになりたい
☑リクナビネクストの職務経歴書のテンプレの使い方が知りたい
☑リクナビネクストとリクルートエージェントのちがいがわからない
職務経歴書は書類選考のために必要な応募書類であることはもちろん、実は入社してからも求人企業で使われることがある超重要書類です。
つまり職務経歴書作成力を上げることが転職の成功のカギを握っていると言えます。
本記事では『リクナビネクスト』の職務経歴書のテンプレが使いやすかったため、感想と注意点も合わせて共有いたします。
また同じ会社が運営している、リクナビネクストとリクルートエージェントのちがいも確認していきます。
・職務経歴書が上手く作成できれば、転職成功率が高くなる
・職務経歴書は実は入社後も使われる超重要書類
・職務経歴書のテンプレートは便利だが、使用上の注意点ある
・職務経歴書に関するオンライン転職セミナーはたくさんある
職務経歴書はなぜ重要なのか?
職務経歴書は書類選考で確認されるのはもちろん、面接官が職務経歴書を使って面接をします。
つまり内定をもらうために必要な重要書類です。
しかも実は入社してからも職務経歴書が使われることがあります。
(1)職務経歴書は書類選考だけでなく、面接でも使われるから
①書類選考
これは想像しやすい話ですが、職務経歴書は書類選考で確認される書類です。
20%と言われる書類選考通過率は職務経歴書で判断されると言っても過言ではありません。
②面接
職務経歴書は面接においても使われます。
面接官は「この人材は職務経歴書の内容通りの人だろうか?」「職務経歴書のこの部分はもっと深く聞きたいな」と言った目線で職務経歴書を確認し、面接で質問をしてきます。
また面接通過率は1次面接で30%、最終面接は40%と言われています。
引用:BizReach「面接では何を見られているのか? 平均回数とその理由」
(2)職務経歴書は入社後も使われるから
あまり知られていませんが、職務経歴書は入社後にも使われることがあります。
人事資料として、特にキャリアプランで使われることが多いです。
ですので、職務経歴書作成時点で、応募者目線と求人企業目線をすり合わせておく必要があります。
【応募者目線 ⇒あなたが会社でやりたいこと】
☑入社時は、法人営業部に所属したい
☑5年間は中国支社(海外)の支社長になりたい
【求人企業目線 ⇒会社としてやってもらいたいこと】
☑入社後、3年間は工場勤務で現場を知ってもらいたい
☑現場経験後、2年間は管理職として10名の部下を任せたい
☑管理職経験後は本社の経営企画室で活躍してもらいたい
(3)職務経歴書作成力はビジネススキルを上げるから
職務経歴書作成力が身につけば、は多くのビジネススキルを引き上げてくれます。
☑プレゼンテーション力(伝える力)
☑ライティング力(構成力)
☑要約力(まとめる力)
☑仮説力(直観力・論理的思考)
☑計画立案力(想像力 ※キャリアプラン)
リクナビネクストの職務経歴書のテンプレートを使ってみた
実際に『リクナビネクスト』の職務経歴書のテンプレートを使ってみましたので、ご紹介しますね。
特に3つ目の“職務経歴書のテンプレート使用上の注意点”は内定率に大きく関わってくるので確認しておきましょう。
(1)リクナビネクストの職務経歴書のダウンロード方法
『リクナビネクスト』のサイトからダウンロードできます。
なお職務経歴書のテンプレートをダウンロードするだけなら、登録する必要はありません。
(2)リクナビネクストの職務経歴書のテンプレートは使いやすかった
3つの形式があり、求職者によってどれを使うかよって自分の“見せ方”が変わります。
①編年体式 ▶転職がはじめての方
経歴を時系列に書いていきます。
メリットは時系列順となっているため、履歴書と照らし合わせながら読むことができ、シンプルで分かりやすいことです。
一方、デメリットは単調になりやすく、アピールしたいポイントが分かりにくくなることです。
②逆編年体式 ▶直前の経験・スキルをアピールしたい方
現在から過去へと時系列をさかのぼって記載します。
メリットは直近の経歴をアピールすることで即戦力になれることを強調できることです。
一方、デメリットは過去からの成長過程をアピールしたい人にはあまり向いていないことです。
③キャリア式 ▶転職回数が多い方
古い経歴から時系列で、共通の業務経験ごとにまとめる形式になります。
メリットは経歴の流れが一目でわかり、経験値やキャリアの一貫性などがすぐにわかることです。
一方、詳細な業務内容をアピールしづらいことです。
(3)リクナビネクストの職務経歴書のテンプレート使用上の注意点
職務経歴書のテンプレートがあると簡単に作成ができます。
ただしテンプレートには頼っていい部分と頼ってはいけない部分があったり、いくつかの注意点があります。
①テンプレートに頼る部分
☑形式・項目
テンプレートにしたがって書けば問題ない話ですが、まれに形式や項目を編集してしまう方がいます。
テンプレ通りでないと絶対ダメなわけではなありませんが、原則そのまま使った方が良いです。
☑職務経歴や自己PRの表現方法
内容そのものはもちろん架空ですが、数字を使った表現や、具体的なエピソードの書き方、原体験を盛り込み方などは大いに参考になります。
②テンプレに頼らない部分
☑実績などの数字
数字をそのまま書くはずがない…と思われがちですが、考えるのが面倒でそのまま使うケースがあります。
実績などの数字はかならず真実を書くべきです。
数字を盛ったり(嘘をつく)、適当な数字を使ったりしていると仮に面接などで質問された時につじつまが合わない話になったりします。
場合によってはせっかくつかみかけた内定が遠のくかもしれません。
☑具体的エピソード
やはりテンプレの内容(職務経歴や自己PR)はよく出来ています。
思わず使ってしまいたくなるような文言が多々あります。
しかしテンプレ通りの具体的エピソードをそのまま使うと99%バレます。
求人企業担当者は人事のプロです。
面倒でも自己分析し、特に強みをピックアップして自分の言葉でアピールしましょう。
↓↓自分軸のつくり方~答えは過去に↓↓
③最終ゴールをイメージして作成する
職務経歴書は最終ゴールをイメージして作成しましょう。
最終ゴールとは、求職者であるあなたが入社後に、どのような貢献(活躍)をするのかです。
書類選考や面接は目的ではありません。
当然ながら最終ゴールが見えていないと、職務経歴書に落とし込むことはできませんので自身のキャリアプランと求人企業が求めているであろうことを照らし合わせて作成する必要があります。
(4)リクナビネクストは職務経歴書の自動作成もできる
リクナビネクストの職務経歴書はテンプレートだけでなく、自動作成機能もあります。
自動作成といってもAIが考えて作成するものではなく、手順に従ってあなたが作成を進めていくものになります。
リクナビネクスト以外のおすすめ!3つの転職セミナー(職務経歴書の書き方)
職務経歴書の書き方はテンプレや自動作成以外でも、オンライン転職セミナーでレベルアップすることができます。
大手の転職エージェントを中心に開催していますので紹介します。
なおリクナビネクストは転職セミナーは開催していません。(2023年10月15日現在)
(1)リクルートエージェントの「職務経歴書の書き方セミナー」 ▶迷ったたらココ
業界大手の『リクルートエージェント』が「職務経歴書の書き方セミナー」を開催しています。
私が受講したオンライン転職セミナーでもっとも学びが多かった有料級のセミナーです。
求人企業担当者に見てもらえる、面接してみたいと思われる職務経歴書が作成できるようになる可能性が高まります。
【セミナー概要】
☑職務経歴書の役割は何か
☑職務経歴書の構成、業種別のひな形
☑企業が求めているスキルは何で、どう見せるべきか
(2)dodaの「職務経歴書の書き方セミナー」 ▶中小・ベンチャー企業をお探しの方
リクルートエージェントと並ぶ業界大手の『doda』も「職務経歴書の書き方セミナー」を開催しています。
dodaは大手求人ばかりでなく、中小・ベンチャーにも強みがあります。
それほど経歴に自信がない方もdodaで就職を決めた方は多いようです。
(3)マイナビの「書類作成対策WEBセミナー」 ▶20代~30代前半の方
『マイナビ』は20代~30代前半の方が多く利用されている転職エージェントです。
比較的若い方、つまり転職経験が少ない方が多いため転職初心者にやさしいのが特長です。
転職セミナーにおいても、職務経歴書のポイントを教えてくれるのはもちろん、実際にある悩みに応えてくれる内容になっています。
たとえば「書類に具体的な数字で実績を書けない場合はどうすればいいでしょうか?」という悩みに応えてくれるので、共感もできるし、具体的イメージがしやすいのではないでしょうか。
【結局】リクナビネクストとリクルートエージェントのどちらがいいのか?
結論としてはどちらも利用すればいいと思います。
ただし先に登録(相談)すべきは『リクルートエージェント』です。
なぜならキャリアアドバイザー伴走型のリクルートエージェントをメインで利用した方が転職活動の全体像など「転職とは何か?」が理解できますし、無駄な時間を過ごすことがなくなるからです。
マイペースで転職活動したくなれば、自己応募型の『リクナビネクスト』はサブとして使うと良いのではないでしょうか。
(1)20代~30代前半や転職初心者 ▶リクルートエージェントのみでいい
転職活動に慣れていないうちは、リクルートエージェントのみの利用が良いです。
なぜなら色々と手を広げると自分が何をやっているのかわからなくなってくる恐れがあるからです。
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(2)30代後半以降で転職慣れしている ▶リクルートエージェントとリクナビネクスト合わせ技
転職活動に慣れている方は、リクルートエージェントとリクナビネクストのいずれも利用するのが良いです。
なぜならリクルートエージェントで転職ノウハウや業界情報を入手した上で、リクナビネクストなどの転職サイトや転職エージェントの掛け持ちをして、より良い転職を実現できる可能性があるからです。
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(3)【絶対知っておきたい】リクナビネクストとリクルートエージェントのちがい
リクナビネクストとリクルートエージェントは実はどちらも株式会社リクルートが運営しています。
しかし中身は全くの別物と言えます。
そもそも転職サイトと転職エージェントのちがいがありますが、その他のちがいについても確認しておきましょう。
①内定率はどちらが有利?
どちらが有利かは一概に言えませんが、転職エージェントであるリクルートエージェントの方が有利かもしれません。
なぜならリクルートエージェントは求人企業との間にキャリアアドバイザーが入ってくれているので、内定をもらうためのポイントや、求人企業担当者に上手く交渉してくれることがあるからです。
一方で、リクナビネクストの方が企業は採用コスト安いので有利になるのでは?といった意見もあります。
②求人数はどうちがう?
リクルートエージェントの方が圧倒的に多いです。
☑リクナビネクスト:100,223件
☑リクルートエージェント:783,992件
※2023年3月31日現在
③勝手に連携されるの?
「リクナビネクストに登録したつもりがリクルートエージェントに勝手に登録された!」問題はよく聞きます。
可能性として高いのは、リクナビネクストに登録する際に同意した可能性があります。(登録時のどこかにチェックボックスがあったかと…)
でも安心してください。
もし勝手にリクルートエージェントに登録されていれば、面談依頼があっても断ればいいのです。
/私はこうして一旦、面談を断りました\
職務経歴書作成力が上がれば、転職成功率が高まる
職務経歴書は単に書類選考や面接を通過するためだけの書類はありません。
求人企業入社後にもキャリアプランとして使われます。
転職の成功とは入社後に活躍し、年収&スキルアップですから。
『リクナビネクスト』や『リクルートエージェント』はそんな超重要書類である職務経歴書の作成スキルのレベルアップを手伝ってくれます。
上手く活用していきましょう。
・職務経歴書が上手く作成できれば、転職成功率が高くなる
・職務経歴書は実は入社後も使われる超重要書類
・職務経歴書のテンプレートは便利だが、使用上の注意点ある
・職務経歴書に関するオンライン転職セミナーはたくさんある