☑ハローワークの職業相談で怒られたくない
☑どんな質問・相談したら怒られないか知りたい
☑ハローワークの職業相談以外の求職活動実績の作り方が知りたい
職業相談は時間をかけず準備もあまり必要ないため、比較的有効な求職活動実績づくりの手段です。
ただ毎回同じ質問・相談をすると怒られそうでこわいですよね。
失業手当をもらうために必要な求職活動実績は1回ではありません。
たとえば失業手当受給期間が120日間であれば4回の失業認定、つまり8回の求職活動実績が必要になります。
職業相談ばかりでも問題はありませんが、できれば色んな求職活動実績づくりの引き出しを持っておくと楽に、時短できます。
・職業相談で怒られた人はいる
・職業相談で理不尽に怒られたら相談先はある
・職業相談以外の手段には「ネットで企業応募」「転職セミナー」がある
・受給条件3つの柱を理解していないと手当が止まることもある
・求職活動実績づくりは複数の手段を組み合わせる
ハローワークの職業相談で怒られた事例&報告先
職業相談をして怒られた人は存在します。
怒られた内容としては「資格を取って頑張れ」と一括されたり、「結論から話せ」と嫌味を言われた人がいるようです。
ただ数としては多くはなく、私自身も怒られたことはありません。
(1)職業相談で怒られたケース:Yahoo!知恵袋
①「資格を取って頑張れ」って怒られた事例
職業相談をしたら、苦労して難関資格を取ったら一生食いっぱぐれないから頑張れと叱られたとのこと。
口答え(ただ思ったことを言っただけですが)をしたら、血走った眼で一喝されるという恐怖体験をされたようです。
②実際に怒られた声(抜粋)
ハローワークに職業相談に行ったら相談員に怒られました。
病気で前職を退職してもうすぐ1年になる、38歳男です。
精神科に通院をしながら、就職活動をしていますが中々決まらず、ハローワークに職業相談に行きました。
正社員にこだわりが強かったのもあり、バイトもせずに就職活動一本でやって来た事を伝えました。
(中略)
『今の時代はそのそうな資格を取っても、食いっぱぐれる人が多いんじゃないでしょうか?』
と質問したら、
『あなたは士業をナメてるね。食いっぱぐれる人は営業力が無いだけ。君は最高学府出て、今まで何やってんだよ。前職はコンビニの配送かい?楽な方、楽な方ばかり行こうとしてるでしょ?』
って血走った眼で一喝されました。
(後略)
引用:Yahoo!知恵袋
(2)職業相談で怒られたケース:教えて!goo
①「結論だけ話してください」って怒られた事例
順を追って話をしていただけなのに、「結論から話せ」と不機嫌に言われて気分を害された方がいます。
さらには嫌味を言われ、他の職員さんとの面談内容まで根掘り葉掘り聞かれたそうです。
②実際に怒られた声
就職活動としてハローワークを利用しているのですが、そこのハローワークでは予約制で毎回同じ方が担当してくれます。
その担当者(中年女性)は私に対して「これどう?」と訪ねられた時、順を追って心境の変化を説明した際「結論だけ話してください」「回りくどいと周りの人から言われない?」と不機嫌な顔で言います
また今回、他の方と面談した内容を「なにした?」と聞かれ順を追って説明したらまた上記のような注意に加え「時間ないから…」と言われました。
引用:教えて!goo
(3)ハローワークへの対応(怒られたり)に納得いかない時
ハローワークの説明に納得いかない、理不尽に怒られた場合は労働局が相談先となります。
労働局は厚生労働省管轄下にあり、労働基準監督署の上部組織です。
引用:厚生労働省 職業安定局「公共職業安定所(ハローワーク)の主な取組と実績」
↓ハロワで怒られた時の相談先↓
ハローワークの職業相談で怒られない質問3パターン
職業相談が「初めて」「苦手」「何聞いていいかわからない」方向けに質問集を用意しました。
理不尽に怒られること自体が納得できませんが、嫌味を言われたり、言わなくても不機嫌な顔をされたくもありませんからね。
(1)ハローワークの職業相談が初めての場合
はじめての職業相談は、仕事探しの基本的なことを聞くといいです。
①履歴書の書き方を教えてください
②職務経歴書を書いてみましたが、見てもらえませんか
③志望動機はどう考えればいいですか
④自己分析のやり方がわかりません
⑤面接が不安なので、対策をしたいです(模擬面接してくれたりします)
(2)ハローワークの職業相談が苦手な人
職業相談が苦手な理由第1位は「求職活動実績目的と思われそう」です。
であれば「求職活動実績目的ではないですよ」アピールになる質問をしましょう。
ちょっと突っ込んだ企業情報に関する質問ですね。
①ノルマや目標はありますか?厳しいですか
②残業時間はどのぐらいですか
③退職者の退職理由を教えてください
④職場の雰囲気を教えてください
⑤異業種(未経験)からの転職はありますか
(3)ハローワークの職業相談で何を聞いたらいいかわからない
職業相談で何を聞いたらいいか全くわからない方は、あなた自身の悩みを相談しましょう。
素直に思ったことを伝えるだけでも立派な職業相談になります。
①前職ではメンタルやられてしまったので、次の職場も不安です
②自分がこれから何をしたいのかわかりません
③どうしたら正社員になれますか
④仕事の人間関係が不安です
⑤短期転職を繰り返しています。今後やっていけますか。
↓↓↓職業相談の質問例25選↓↓↓
ハローワークの職業相談以外の求職活動実績の作り方
職業相談がどうしてもイヤで回避したいのであれば、インターネットでの企業応募や転職セミナーへの参加でも求職活動実績づくりができます。
(1)企業へインターネットWeb応募(場合によっては辞退)する
企業に応募することで求職活動実績になることはご存じの方は多いと思います。
ポイントは「インターネットでの応募」と「場合によっては辞退する」です。
①なぜインターネットでの応募がよいのか?
インターネットであれば、楽なことばかりです。
複数社応募する時に使いまわしができますし、タイムリーに応募できます。(応募した時点で求職活動実績になり、履歴も残る)
一方、紙媒体での履歴書や職務経歴書の応募ではタイムラグ(応募先企業に見てもらってから返信くるまで)がありますし、複数社応募する時に書き直しや何社分も書く労力がかかります。
②場合によっては辞退するってどういうこと?
「企業に応募はいいけど、まだ再就職したくないんだけど…」という方も多いかと思います。
そんな時は応募して、書類選考通過をしても辞退をすればいいです。
「辞退なんてしても大丈夫なの??」と疑問を持たれるかもしれませんが大丈夫です。
応募をした時点で求職活動実績になり、その後のアクション(書類選考通過、採用見送り、辞退など)と問われません。
(2)オンライン転職セミナーに参加する
1時間前までオンライン転職セミナーを受けていたんだけれど、受講者の質問に対する講師の方の答えがとても丁寧且つしっかりしていて、目から鱗ですごく勉強になった。転職のきっかけは後向きでも志望動機は前向きに♪正直なところ失業認定のハンコ目当てで受講したけど、この講座を受講して良かった☺️
— にゃま (@nyama_tw) August 10, 2023
ハローワークや職業紹介事業者(転職サイト・エージェント)が開催する転職セミナーに参加することでも求職活動実績になります。
転職セミナーは再就職を有利する情報が入手でき、求職活動実績にもなるのでありがたいですね。
オフライン(現地)よりも、オンラインの方がメリットは多いです。
オンライン転職セミナーであれば自宅で、私服で、いつでも、マイペースに参加できます。
職業相談に関するよくある質問
職業相談についての“あるある”を確認しましょう。
(1)ハローワークで職業相談ばかりじゃダメなの?
職業相談のみでも問題なく失業認定されます。
ただしあまりオススメの方法ではありません。
なぜなら質問することがなくなりますし、時間とお金が無駄になるからです。
たとえば120日間の失業手当をすべて受給する場合、4回の失業認定、つまり8回以上の求職活動実績が必要になります。
8回も何を相談するのか…?というのもありますし、失業認定日以外にハローワークに行くのは移動時間も交通費も無駄になります。
↓↓職業相談のみ求職活動実績に↓↓
(2)ハローワークの職業相談をすぐ終わらせる方法はある?
職業相談をすぐに終わらせるには、質問内容を事前に考えておくこと。
職員さんから何か提案されたら「自宅に帰ってから検討します」と即答するといいです。
(3)ハローワークの職業相談で言ってはいけないことはある?
あります。
受給条件3つの柱に反する代表的なNG発言は以下の4つです。
☑「すぐに働くつもりはありません」
☑「仕事を紹介されても応じられません」
☑「病気・ケガ・妊娠などで働けません」
☑「自分で事業をはじめます」
以下の失業保険の受給条件3つの柱に反する内容は、失業手当ストップされることがあります。
①働いていないこと(就職、就労などのルール)
②働ける状態である(心身ともに)
③働く意思があること(具体的には求職活動実績を求められる)
↓↓↓ハロワで言ってはいけないこと↓↓↓
求職活動は色んな引き出しを持っていた方がいい
求職活動実績をつくるための手段はたくさんあります。
職業相談だけでも、企業応募だけでも、転職セミナー参加だけでも求職活動実績にはなりますが、毎回同じ手段だと行き詰ります。
複数の手段を組み合わせて自然に、効率的に求職活動実績をつくって失業手当をもらいましょう。
・職業相談で怒られた人はいる
・職業相談で理不尽に怒られたら相談先はある
・職業相談以外の手段には「ネットで企業応募」「転職セミナー」がある
・受給条件3つの柱を理解していないと手当が止まることもある
・求職活動実績づくりは複数の手段を組み合わせる