☑短期離職をしてしまい後悔している
☑短期離職でもなんとかなるか不安
☑今の環境を変えたい
短期離職をしてしまうと履歴書が汚れてしまって、企業に嫌がられて再就職しづらい印象がありますよね?
残念ながら一部の企業では再就職しづらいことはあります。
ただし戦略的な短期離職は、不利どころかキャリアプランを実現するために必要な手段となります。
しかも転職市場はしばらく売り手市場が続くと予測されるので、強気な転職がしやすい状況でもあります。
本記事では、短期離職をしていてもキャリア形成ができた体験談と合わせて、どんな転職活動をすれば良いのかを解説いたします。
戦略的な転職により、年収とキャリアをアップしていきましょう。
・20代で3回の短期離職をしても後悔はしていない
・短期離職でも転職がしやすい時代になっている
・今の環境を違和感があれば、まず素の自分の声を聴いてあげる
・環境を変える手段は転職以外にもある
・短期離職をするなら、お金の準備もしておきたい
20代で2回目の短期離職もナンノソノ!4回の異業種転職経験者が短期離職しても、後悔しなかった3つの理由
私が短期離職をしても、後悔しなかった理由は①キャリアプランを考えられたから、②試行錯誤期間だったから、③広い視野が手に入るから、の3つです。
☑1社目:ペットフード商社(1年2ヶ月)
☑2社目:地域密着型スーパー(2年)
☑3社目:経営コンサルタント(3年)
☑4社目:大手小売業(14年)
☑独立起業(2年~)
(1)【人生】一度立ち止まってキャリアプランを考えられたから
大学を卒業して、1社目に入社してから「なんでこんな仕事をしているんだ…?」と思う毎日でした。
決して1社目の仕事内容がくだらないわけではないのですが、私にとってはを意義を感じられない日々を過ごしていました。
当時の私は自分の就活の甘さを大反省し、「一旦、ちゃんと自分の人生を見直そう」とすぐに転職はしませんでした。(無職)
キャリアプラン以前に、人生プランを真剣に考えました。
①冷静に考える時間が必要
一度、離職して考える時間があってもいいと思います。
「走りながら考える」というスタンスもありますが、立ち止まって冷静に考えることで素の自分の心の声が聴こえてきます。
②キャリアプランの修正
一度、立ち止まってキャリアプランを考えるのは非常に重要ですが、働いているうちにプランは変化してくるものです。
業務内容そのものというより、一緒に仕事をする人たちの影響が大きいかもしれません。
たとえば尊敬できる(できない)上司や、ライバルになる同僚、顧客からも大きな刺激を受けることがあります。
③ライフイベントの変化
ライフイベントの変化はキャリアプランに大きな影響を与えます。
たとえば、結婚や出産、住宅購入、介護などです。
私は結婚してから2年後に脱サラを決意しました。
当時、周囲からは「結婚したのに大丈夫?」とか言われましたが、私としては結婚して家族との時間を健康に過ごしたいという思いからキャリアプランを早めました(脱サラ時期を前倒し)。
(2)【仕事】短期離職は自分に合った仕事を見つけるための試行錯誤期間だから
キャリアプランを考えるのは重要ですが、プラン通りに進まなくてもいいです。
良い会社、良い仕事に出会ったのであれば、プランに合わせて無理に離職する必要はありません。
ドンドン試行錯誤をしてみれば良いと思います。
多くの業務、さまざまな会社の人たちと出会う中で反面教師も含め、キャリアプランが磨かれていきます。
ちなみに私だけかもしれませんが、20代の頃はまだまだビジネス経験が浅いため、キャリアプランもかなりツッコミどころのあるものでした。
(3)【社会】短期離職は広い視野が手に入れるから
多くの職場を経験して、広い視野が手に入るのは、短期離職の大きなメリットです。
多くの会社や働く人たち、業務内容の“比較”ができます。
異業種転職であればなおのこと、多くの“比較”が可能になります。
一方、一つの会社しか経験していないと他社との“比較”は難しいです。
短期離職の何が悪い?これからは転職がしやすい時代になる3つの理由
転職がしやすい時代になる可能性が高い理由は、①売り手市場が続きそうだから、②転職が当然の風潮だから、③転職活動の情報入社がカンタンになったから、の3つです。
(1)売り手市場はしばらく続くから
転職はとてもしやすい時代になってきました。
なぜなら明らかな売り手市場になってきたからです。
そして売り手市場はしばらく続くと考えられます。
2024年の大卒就職率は98.1%で過去最高です。
引用:日本経済新聞「大卒就職率、24年春98.1%で過去最高 「売り手市場」鮮明」
こんなニュースもあります。
短期離職含め、退職代行で辞めた人にまで声がかかる時代です。
引用:ビジネスインサイダー・ジャパン「「退職代行で辞めた人」に熱視線。代行業者が転職支援「うちに紹介して」人手不足企業から声多数」
引用:「有効求人倍率の推移」
(2)転職が当たり前の風潮だから
一昔前は転職=裏切り者扱いでした。
しかし令和のご時世は、転職は当たり前の風潮になりつつあります。
最近では、入社前から転職活動を考えて、転職サイトに登録している人もいます。
そして求人企業側もこれらの求職者の行動を理解しているため、求人の間口を広げています。
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(3)転職活動の情報が入手しやすくなったから
一昔前は転職活動のやり方はブラックボックスでした。
しかし現在ではSNSの発達でインフルエンサーや、転職エージェントが情報発信をしており、カンタンに転職活動に関する情報入手できるようになりました。
とはいえ転職活動のやり方は学校でも、もちろん会社でも教えてくれません。
やはり転職のプロである転職エージェントから学ぶのがもっともタイムパフォーマンスが良いです。
情報の偏りを減らすため転職エージェントの情報を軸に、SNSやブログの情報も取り入れるのがベストでしょう。
↓↓↓転職活動の情報収集はコレ!↓↓↓
今の環境に違和感があれば行動する
離職をするということは、多くは労働環境や条件を変えたいのだと思います。
短期離職をするということは、早めに損切りをする決断とも言えます。
ただ今の環境を変えたい気持ちがあっても、これからどんな方向に進めばいいかはわからないことがあります。
そんな時は、①自分自身と向き合い、②自己分析で方向性を定め、③転職活動を始める、の3ステップで進めると良いです。
(1)まずは自分と向き合う時間を作る
自分自身と向き合うとは、素の自分の心の声を素直に聴くということです。
しかし多忙なビジネスパーソンはなかなか素の自分自身と向き合う時間がありません。
なぜなら役割という仮面をかぶっているからです。
社内では上司・部下、家庭では夫(妻)であり親、実家では娘(息子)という役割があります。
役割を演じることは決して悪いことではありませんが、素の自分とはかけ離れているのであれば、仮面を外す時間が必要かもしれません。
素になることで自分は本当に何がやりたいのかが見えてきます。
素の自分の心の声を素直に聴く作業は自己分析や転職活動の前段階、つまり準備段階です。
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↓↓↓ご参考:私の自己分析メモです↓↓↓
※字がきたなくて読めないかもしれませんが…ご参考程度に…
(2)自己分析で方向性を決め、選択肢を絞る
素の自分と向き合うことが出来れば、次に自己分析を行います。
自己分析は以下の3つを軸に考えます。
☑大事にしている価値観
☑得意なこと
☑好きなこと
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(3)転職するかわからないけど転職活動をはじめる
転職活動をすることで、ようやく転職すべきかどうかの判断ができます。
今すぐ転職ではないけど、2年後に転職するのか。
やっぱり今の会社の良さに気づいたので、転職をしない。
これからの判断は転職活動をしてみてようやくわかることです。
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環境を変える手段は転職だけではない
環境を変える=転職、ではありません。
環境変える手段はさまざまですので、リスク別にご紹介いたします。
☑低リスク:人事異動
☑中リスク:副業、学び直し
☑高リスク:独立起業
(1)【低リスク】人事異動を申し出る
環境を変えるために、社内でできることをやりましょう。
実現できるかどうかはわかりませんが、人事異動は社内で完結するので低リスクの手段になります。
直属の上司に相談したり、人事評価面談などのタイミングで何度も伝えることが重要です。
当然ながら会社の人事戦略次第ではありますが、今年中に実現できなくても「そういえば○○さんは△△部に異動したいって言っていたな」と人事の耳に入っていれば、数年後に異動するケースもあります。
(2)【中リスク】副業をしてみる
副業禁止にしている会社もありますし、本業プラスアルファになるのでリスクは中程度になります。
本業が多忙すぎると実現可能性は低くなりますので、本当に好きな副業でなければ長続きしません。
しかし副業は多くのメリットがあります。
☑収入面:二つ目の財布になる
☑スキル面:本業のレベルアップになることもある
☑将来性:本業になる可能性がある
(3)【中リスク】学び直しをしてみる
現職でのスキルアップ、もしくは人生の方向転換(転職、起業など)のために学び直しをすることも手段のひとつです。
出来ればある程度の難易度が高い、たとえば国家資格で500時間以上は勉強が必要な資格に挑戦してみた方が良いです。
なぜなら難易度の低い資格では、人生の方向転換は難しいからです。(教養のためなら良いですが)
↓↓↓資格は意味ない、ってこともない↓↓↓
(4)【高リスク】独立起業する
独立起業は環境を変えるには最高の手段です。
私も脱サラしてみてわかりましたが、会社員から個人で仕事をするようになると、人生が変わります。
生き方が変わり、自分の人生を取り戻した感覚です。
しかしリスクが高いのも事実です。
副業をやってみて、楽しくて続けられそうで、かつ収益が出て事業化の見込みあればやってみるべきではないでしょう。
また副業は合わないと思ったら、色んな事業に何度でも挑戦できることも大きなメリットです。
短期離職するなら気を付けておきたいお金のこと
無職を経験するのであれば、やはりお金には気をつけた方が良いです。
無職期間は思った以上にお金がかかりますが、事前に準備しておけば怖くはありません。
(1)無職期間はお金がかかる
無職期間は基本的には収入が無いにも関わらず、結構な支出が発生します。
【無職の三大支出】
☑住民税(後払いのため収入なくても納税必要)
☑国民年金
☑国民健康保険
↓↓↓健康保険の支出を最小限に↓↓↓
↓↓↓国民年金の支出を最小限に↓↓↓
(2)お金があるうちに投資しておく
会社員のうちにお金を株式等の投資に回しておくと良いです。
私も無職期間がありましたが、投資による資産運用をしておいたおかげで金銭面での不安なく過ごせました。
脱サラしてから一時的に大きく収入は下がりましたが、資産は退職前より増えています。(今も増え続けています)
もちろん投資は増えるばかりではありませんが、積立投資であれば長期的には増える傾向にあります。
↓↓↓投資するならまず証券会社開設↓↓↓
(3)失業保険はきっちりもらう
無職期間中での唯一の、大きな収入源は失業保険です。
もらえる金額は前職の月収の50~80%(収入が高いほどパーセンテージは下がる)になります。
私は120日間、手当を受給しました。(期間は勤続年数などで変わります)
ただし失業保険をもらうには、ハローワークで失業認定を受ける必要があります。
失業認定とは、仕事探しをした客観的証明のことです。
具体的には、求人企業に応募をしたり、職業相談をしたりすることで求職活動実績となります。
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短期離職しても後悔することは何もない
短期離職を気にする時代ではありません。
転職市場は大きく変化しています。
とはいえ一度立ち止まり、自己分析の上、おおまかなキャリアプランは考えておきましょう。
キャリアプランを軸に、色んな職場で周囲の人から大きな刺激を受けて、プランを修正しながら働いているうちにより良い人生になっていきます。
イマイチ何がやりたいかわからない、キャリアプランが見えないのであれば、転職活動をしましょう。
転職活動の結果、転職をしなくても、です。
キャリアプランは何も転職だけではありません。
社内でできること、副業、独立起業など人生の選択肢はたくさんありますよ。
・20代で3回の短期離職をしても後悔はしていない
・短期離職でも転職がしやすい時代になっている
・今の環境を違和感があれば、まず素の自分の声を聴いてあげる
・環境を変える手段は転職以外にもある
・短期離職をするなら、お金の準備もしておきたい