☑35歳になり、ビジネスパーソンとして手遅れな気がする
☑上司や先輩が降格されたり、望まぬ出向をさせられた
☑転職したいけど、最初の一歩を踏み出せない
最近、上司がリストラされたり出向になったりして、不安なんですよね。ボクは35歳になりましたけど、もう手遅れなんですかね?
そう感じるのも無理はありません。ただ「手遅れ」という思い込みこそがリスクなんです。今からでもキャリアの可能性は広がります。
え、でも35歳で転職とか難しそうです…
確かにリスクもあります。しかし小さな変化や準備を始めるだけで、大きな一歩につながるんですよ。このブログで行き詰まりを打破するヒントをお伝えしますね。
- 35歳転職の不安は解像度を上げる
- 市場価値を知るキャリア棚卸しが重要
- 副業や学び直しで小さな変化を始める
- 成功者の事例から行動計画を立てる
- 現状維持はリスク、未来を具体化せよ
42歳で脱サラし、中小企業経営支援の個人事業主をしている私の経験からお伝えしますね
「35歳で手遅れ?」その不安の正体を知る
「35歳転職限界説」「30代半ばで管理職じゃなかったら見込みがない」色んな世間の声で不安になりますが、まずはその不安の解像度を上げ正体を知り、対策を練りましょう。
(1)リストラされる40代上司を見て感じる将来の不安
SNSで「40代の上司や先輩がリストラされる姿を見て、自分の将来に不安を抱き始めた」と聞く事が増えました。
リストラまでいかなくても、上司が望まない出向や降格は身近なところで存在するのではないでしょうか。
実際に前職の私の上司(50代前半)も地元に持ち家を購入したにも関わらず、遠方に飛ばされていった人がいます…
でもボクはまだ35歳だし、リストラはさすがに大丈夫ですよね…?
いえ、30代でもリストラされる時代です。
引用:弁護士JPニュース「希望退職しなければ営業部へ異動」は実質的に“退職強要” オムロン株式会社にユニオンが団体交渉を申し入れ」
↓↓↓30代でもリストラ時代に↓↓↓
特に企業が若い世代を優先して育てる方針を採用することが増え、中堅層の役割が不明確になる時代です。
実際にキャリアが停滞したり市場価値が低いままだと、40代を待たずにリストラ対象になるリスクは十分にあります。
新入社員の初任給は41万円とかの企業も出てきたけど、転職しづらい中高年は賃上げされないって聞くしなぁ…35歳以上の扱いは厳しい
(2)「35歳はもう手遅れ」の思い込みが行動を鈍らせる
35歳になった今、「転職はもう遅いのではないか」と思うことはありませんか?
しかしその「手遅れ」という思い込みこそが最大のリスクです。
社会には「35歳限界説」や「年齢による転職の壁」といった固定観念が存在しますが、それに囚われて行動しない人と、そうした壁を乗り越えて挑戦を続ける人では将来に大きな差が生まれます。
実際に多くの人が40代、50代でも転職やキャリアチェンジに成功しており、年齢は努力次第で覆せる要素です。
重要なのは自分の価値を理解し、次のステップを計画的に進めること。
固定観念に縛られず、自分らしいキャリアを追求する一歩を踏み出すスタンスが必要になってきます。
令和の転職は「年齢」ではなく企業と転職者の「需給の一致」がポイントになってきています
(3)「現状維持」で大丈夫なのか
安定を求めて現状維持を選びがちな35歳のあなたにとって、この選択が将来のリスクになり得ることをご存じでしょうか?
変化の激しい時代では、現状維持がむしろ停滞やリストラにつながる可能性が高まります。
特に中堅社員としての役割が曖昧な場合、企業からの評価が低下しやすくなります。
一方で少しずつでもスキルアップや新たな挑戦を続けることで、自分の市場価値を高めリスクを回避できます。
30代で行き詰まりを感じるなんてヤバくないですか…?
いえ、むしろ30代で行き詰まりを感じる人は優秀ですよ。現状に違和感があり、自身に課題があると認識できている時点で素晴らしいです。
↓↓↓30代で行き詰まりを感じる人は優秀↓↓↓
35歳から伸びる人が実践するキャリア戦略
35歳からビジネスパーソンとして伸びるにはキャリア戦略を練らねばなりません。
まずはキャリアを棚卸し、社外での市場価値を明らかにします。
重要なのは「社内」ではなく「社外」で通用するかを確認する事です
(1)「キャリアの棚卸し」で自分の市場価値を確認
①どのような成果を上げてきましたか?
35歳のあなたがキャリアを見直す上で、まず取り組むべきは「キャリアの棚卸し」です。
社内評価ではなく、社外・社会全体での市場価値を測る視点を持ちましょう。
自分のスキルや経験を言語化し、強みを具体的に整理する作業が必要です。
ボクは営業所の中でも実績は中の中で、企業にアピールできるような目立った結果がないんですよね
高実績なのは良いにこしたことはないですが、企業側は必ずしも最終結果だけを評価しているわけではありませんよ
営業の最終結果とは多くの場合が成約ですが、たとえばリストアップ⇒テレアポ⇒訪問(商品説明)⇒クロージング(成約)という営業プロセスが一般的です。
仮に営業所で1位でなくても、テレアポでのアポ獲得実績が高ければ、それが評価される企業もあります。
アポ獲得できれば成約しやすいビジネスモデルの企業もありますもんね~
つまり企業側と転職者側の需要と供給が一致する事が重要なのです
↓↓↓自己分析でキャリア棚卸↓↓↓
②社内で当たり前でも、社外では武器になるかも
現職では当たり前のスキルや経験であっても、他社では大きな武器になる事があります。
特に大企業であれば、当然に回っている仕組みが中堅・中小企業では貴重な価値だったりします。
実際に私は現在、中小企業の経営支援をしていますが、会議の進行やセミナー運営、ITが未活用で業務効率が悪かったりします。
具体的には、商工会議所での中小企業の集まりではアジェンダ無しに会議を始めて、ファシリテーター不在で目的地がわからない時間を過ごす事もありました。
またコミュニケーションも必ず電話や対面のみで、ZOOMで移動時間を削減したり、Slackを使ってチームでの打ち合わせをするのは、中小企業(一部の老舗大企業でも)では行われている事は少ないです。
転職市場で使えるかもしれない「自分や勤め先にとっては当たり前」もしっかり棚卸するぞ!
転職したい業界や方向性が決まっていたら、転職先企業が求めるニーズも合わせて確認しておきましょう
↓↓↓企業研究で転職先を知る↓↓↓
(2)「小さな変化」から始める現状打破の一歩
だけどやっぱりいきなり転職するのはハードルが高いなぁ…
確かに転職はリスクがあります。しかし副業や学び直し、転職活動をやってみるのはノーリスクですよ。
まずは小さな変化から現状を打破することを目指しましょう。
具体的には、副業を始める、オンライン講座で学び直す、または転職活動を始めて自身の転職市場での価値を知るなど、ノーリスクで取り組めることから始めるのがおすすめです。
これらのアクションは大きなリスクを伴わず、あなたの視野を広げるきっかけになります。
たとえば副業で新たなスキルを得ることで自信を持つことができますし、学び直しはキャリアチェンジの準備にもなります。
そして何より重要なのが転職はしなくても転職活動を始め、視野を広げる事です。
転職活動を通じて、自分がどのようなスキルや経験を市場で評価されるのかを知ることができます。
また他の業界や職種の動向を知ることで、現職における新しい視点を得ることも可能です。
↓↓↓転職しなくても転職活動する意味↓↓↓
(3)「自分の未来」を具体的に描くための目標設定
「5年後や10年後の自分を考えろ」と言われても、漠然としすぎて困ることがありますよね。
しかし未来のビジョンを描くことは、キャリア形成の重要なステップです。
まずは「少し頑張れば実現できそう」な目標を設定してみましょう。
またやりたくないと思っていたことにあえて挑戦してみることで、新たな可能性が見える場合もあります。
たとえば、「苦手な分野のプロジェクトを任されてみた結果、意外に向いていることに気づいた」といった経験をすることで、キャリアの幅が広がります。
↓↓↓キャリアプランの立て方↓↓↓
ビジョンって言われてもそんな先の事は見えないですよー
やりたい事は「少し頑張ればできそう」な事です。またやりたくない事をあえてやってみる事で新たなキャリアが見えてくる事もあります
↓↓↓やりたくない事にこそ成長の種が↓↓↓
行き詰まりを打破するための具体的なアクション
30代での行き詰まりを打破するには①転職活動②学び直し③成功者から学ぶ、の3つの具体的なアクションが必要になります。
(1)リスクヘッジとして「転職市場」を知る
転職活動は「転職をする」ことと同義ではありません。
むしろ転職を決断する前に、転職市場を知るためのリスクヘッジとして有効です。
転職活動を通じて、今の自分の市場価値や他業界の状況を把握することで、選択肢を広げることができます。
さらに転職市場の情報を得ることは、業界を客観視でき各企業の強みや弱み、戦略が見えてきて現職でのキャリア形成にも役立つでしょう。
転職サイトやエージェントを活用して求人情報を確認することで、自分のスキルの需要や足りない部分が明確になります。
転職活動を「未来への備え」と捉えることで、気軽に始めることが可能です。
まずはノーリスクで最も有効な転職活動を始めてみましょう。
「転職をする」ではなく「転職活動を始めてみる」です。
転職活動をはじめるのは、転職をするって事じゃないんですか??
転職活動=転職ではありません。転職活動の結果、転職しないケースは多々ありますし、転職市場を知る事で少なくとも「転職した方がいいのか?でも不安もあるし…」といったモヤモヤが解消されます。
↓↓↓はじめての転職活動なら↓↓↓
(2)35歳からの「学び直し」でスキルの再構築を図る
昨今はVUCAと言われる正解がわからない不確実な時代に突入しました。
社内の上司や先輩の言う通りにやっても成果が出づらくないでしょうか?
自身がスキルを再構築し、道を切り開いていくしかありません。
①まずは学びの習慣をつける
日本のビジネスパーソンは平均して1日にわずか6分間しか学びに時間を割いていないと言われています。
その中で、1日30分でも学んでいる人がいれば、大多数の人と圧倒的な差をつけることが可能です。
学ぶことは、キャリア形成における最も効果的な投資です。
まずは毎日少しでも学ぶ習慣をつけることから始めましょう。
たとえば通勤時間を活用して音声教材を聴く、休憩時間に専門書を読むなど、いわゆるスキマ時間で日常生活の中で学ぶ機会を見つけることが重要です。
↓↓↓学ばない社会人の末路↓↓↓
②現職と転職先で活かせる学びを得る
学び直しのポイントは、現職で役立つスキルと転職先で必要とされるスキルの両方を意識することです。
たとえば現職での業務効率化に役立つITスキルを学びながら、新たなキャリアに繋がる資格取得を目指すなど、バランス良く取り組むことが大切です。
たしかに勉強しないといけないと思う…でも何をすればいいかわからないです
自己分析をした上で、何を学ぶか決めましょう。ちなみに私はWebとマーケティングで中小企業の経営支援をするために中小企業診断士の学習に着手しました(一次試験は合格済み)。
↓↓↓自己分析のやり方が知りたい↓↓↓
中小企業診断士のような資格は、現職でも転職先でも高い評価を得られる可能性があります。
スキルを実践の中で磨きつつ、理論として学び直すことで深い理解と応用力が身につきます。
↓↓↓AIに代替されない資格↓↓↓
③強みになるスキル
自己分析である程度方向性が見えたら、自分が得意なスキルを磨きましょう。
スキル=知識×実践です。
実践が足りないなら現場で力をつけ、知識が足りないなら学び直しを進めましょう。
スキルは現職でしか通用しないアンポータプルスキルと、プレゼンテーションやファシリテーションなど社外に持ち運べるポータプルスキルがあります。
日々の業務を遂行するには両方必要ですが、転職先で活躍するにはポータブルスキルがより重要です。
↓↓↓ポータプルスキルは黄金の価値がある↓↓↓
(3)「成功者の事例」から自分の行動計画を作成する
同じ状況を乗り越えた成功者の事例を学ぶことは、キャリア形成の強力な手助けとなります。
成功者の具体的な行動や考え方を参考にすることで、漠然とした不安が具体的な目標や行動計画に変わるからです。
たとえば30代半ばで転職に成功した人の経験談には、転職先を選ぶ基準やスキルアップの方法が詰まっています。
これらを自分の状況に当てはめることで、無理なく実践できる計画が立てられるでしょう。
また成功者の事例からは「諦めずに挑戦する姿勢」や「柔軟な視点」の重要性も学べます。
でも身近にそんな人いませんよ…?
書籍やYouTubeなど各種SNS、本ブログも含めてネットでいくらでも検索できます。ただし発信者のポジショントークもあったりしますので、複数の情報元から収集しましょう。
↓↓↓上手い情報収集のやり方↓↓↓
35歳から伸びる人になるには
35歳から伸びる人になるには「現状維持はリスク」という視点を持ち、行動を起こすことが大切です。
キャリアの棚卸しで市場価値を知り、副業や学び直しでスキルを磨きながら転職活動を試してみましょう。
また成功者の事例を参考に、自分に合った行動計画を立てることも効果的です。
大事なのは「今からでも遅くない」と信じ、小さな変化を積み重ねること。
あなたの未来は、今日の一歩で大きく変わります。
- 35歳転職の不安は解像度を上げる
- 市場価値を知るキャリア棚卸しが重要
- 副業や学び直しで小さな変化を始める
- 成功者の事例から行動計画を立てる
- 現状維持はリスク、未来を具体化せよ
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