☑永遠に休みたい
☑すぐにでも仕事を辞めたい
☑仕事辞めれば何か解決すると思っている
「永遠に休みたい…」と一瞬でも頭をよぎったのであれば、心身ともに相当疲れているのかもしれません。
しかしいきなり退職するのは人生を棒に振る可能性があります。
なぜなら無計画な退職はキャリアに傷がつき、年収も大幅に下がってしまうからです。
「あれ、楽になったけどお金もキャリアも失ったぞ…?」と後悔します。
いきなり退職するのではなく、まずはズル休みをしてみませんか?
ズル休みならローリスクで解決できることもあります。
本記事では、①3~7日間の休み、②1~3ヶ月の休み、③1年間の休みの3ステップに分けて対策を解説いたします。
あなたの心の声に耳を傾ける時間をつくり、改善策を見つけましょう。
・いきなり退職・転職しない!まずはズル休みしてみる
・【ステップ①:軽度】数日休みたい⇒ズル休みして脳の休憩
・【ステップ②:中度】数ヶ月休みたい⇒非日常に身を置く
・【ステップ③:重度】1年休みたい⇒要キャリアの見直し
・転職しなくても転職活動をはじめてみる
あなたの休みたい度を3ステップから判断しよう
ステップ①は軽度:数日間、②は中度:数ヶ月、③は重度:1年間以上に分けられます。
「永遠に休みたい!」と思っていても、実は数日休めば解決することもあります。
一方、やはり永遠…とは言わないけど1年間ぐらい何もしたくないこともあります。
(1)【ステップ①:軽度】仕事に行きたくない(3~7日間程度)
忙しい日々が続いたり、嫌なことが続くと仕事に行きたくなくなりますよね。
たとえば…
☑2週間休み無しで働いている
☑大口の契約を失注してしまった
☑会議で失言してしまった(恥をかいた)
(2)【ステップ②:中度】しばらく何もしたくない(1~3ヶ月程度)
慢性的に休みが無く、自分の時間が取れない。
人間関係がつらいとストレスが溜まりますよね。
たとえば…
☑睡眠時間6時間未満が1ヶ月以上続いている
☑半年以上、大好きな趣味の時間が取れていない
☑顔も合わせたくない上司がいる
(3)【ステップ③:重度】1年くらい休みたい(≒仕事辞めたい)
実際に数ヶ月間休んでも解決しない場合は、重度と判断されます。
言葉に出ない不安があるかもしれません。
たとえば…
☑会社の将来性に不安(このままでいいのか?)
☑社風・仕事そのものに違和感がある
☑自分の人生設計が見えない
対処法:【ステップ①:軽度】仕事に行きたくない場合
原因は、悩みというよりは脳の疲れの可能性が高いです。
①ズル休みで時間を確保し、②仕事から距離と取り、③脳を休憩させましょう。
(1)ズル休みをする
まずは時間の確保をしましょう。
数日間の休みぐらいなら有休取得で対応できます。
ズル休みはローリスクです。
特段、会社に大それたことを報告すること必要もありませんし、ましてやキャリアや収入にも影響はありません。
休み方は「(ダルそうな声で)体調不良で動けません…」で、十分です。
今のご時世、「いいから出社しろ!」という会社であれば、疲れとは別問題で転職を考えた方が良いでしょう。
(2)仕事(会社)から距離を取る
脳の疲れを取るためには、疲れの原因である仕事や会社と距離を取るべきです。
具体的には、目の前から仕事に関するモノや情報を排除しましょう。
たとえば会社貸与のパソコンや資料、会社に関わる情報(例:スーパー勤務ならスーパーに行かない等)を物理的に一切遮断してしまうのです。
(3)脳を休憩させる
時間を確保して、仕事の情報を遮断した後は自由時間です。
たっぷりの睡眠とおいしい食事を取ったら、後は頭を空っぽにしましょう。
「頭を空っぽにする」=「何もしない」ではありません。
何か好きなこと、ゲームなど趣味に没頭するだけで良いです。
何もしなかったり、ずっと眠ったりすると逆効果になります。
対処法:【ステップ②:中度】しばらく何もしたくない場合
ステップ①:軽度の対策でも同じ状態(休みたい)のであれば、数日間では回復できないほど、疲れが蓄積してしまっているかもしれません。
①休職制度や有休フル利用、②非日常に身を置く、③趣味や運動に没頭してみましょう。
(1)休職制度OR有休を使い切る
たっぷり時間が必要です。
休職制度がある会社にお勤めであれば、休職制度を利用しましょう。
無ければ有給休暇を完全取得と週公休との合わせ技で、2ヶ月程度は休むことができます。(有休が40日間残っている前提)
↓↓有休取れない会社は辞めた方が良い↓↓
(2)非日常に身を置く
ステップ①のように仕事から距離を取るだけでなく、非日常に身を置きましょう。
たとえば以下のような空間がオススメです。
☑隣の県の旅館に宿泊してみる(2泊3日ぐらい)
☑高級寿司屋で1万円ぐらい使ってみる
☑思い切ってパチンコをする(日頃やらないこと)
(3)趣味や運動に没頭してみる
趣味や運動で没頭しましょう。
頭を完全に切り替えるには、頭の中だけで実行するのは困難です。
身体を動かすことが重要です。
「運動することで休まるの?」と思われるかもしれませんが、アクティブレストといって、疲労時にあえて軽く体を動かすことで血流を改善させ、疲労物質を効率的に排出させる休養方法があります。
スポーツになじみがない方は、散歩でも構いません。
対処法:【ステップ③:重度】1年くらい休みたい(≒仕事辞めたい)場合
ステップ②:中度の対策をしても状態(休みたい)が変わらないのであれば、脳疲労以外の原因である可能性が高いです。
重度になると、①キャリアを見直す、②退職計画、③お金の計画を立てる必要があります。
(1)キャリア見直しの必要性
数ヶ月間休んでもまだ辞めたいと感じているのであれば、多くの場合が今の仕事が合っておらず、退職した方が良いかもしれません。
ただし今後のキャリアに影響することなので、安易には決断できません。
自分と向き合う必要があります。
具体的には転職活動を開始することです。(一旦、失業期間を経たとしても)
(2)退職計画を立てる
退職は計画的に行わないと、数十万、数百万円も損することがあります。
少なくとも半年前ぐらい計画することで、退職金や賞与、有給休暇など労働者の権利をフルに利用できる可能性が高いです。
(3)「休みたいけどお金がない」にならないために
仮に無職を経験するのであれば、お金の計画を立てましょう。
①支出面
☑支出のスリム化
単に収入と支出だけでなく、生活費の中でも特に固定費の見直しを行うことで赤字を減らせます。
たとえば…
・サブスク(Netflixなど)をやめる
・生命保険をやめる
・車を売る(手放す)
・スマホを格安SIMにする
・暖房を電気毛布にする
↓↓↓お金がたまらない理由はコレ↓↓↓
☑安易な借金はしない
お金に困ってもすぐに借金をしようとは考えない方が良いです。
借金の前にやるべきことがあります。
また借金するにしても消費者金融ではなく、公的機関(国)に頼った方がよほど金利が低いです。
↓↓↓お金を借りる前にやれること↓↓↓
②収入面
☑傷病手当金&失業保険
傷病手当金とは、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、概ね月収の2/3が補償されます。
いくらか条件がありますが、傷病手当金は支給を開始した日から通算して1年6ヶ月間もらえます。
失業保険は、前職の月収の5~8割ぐらいが補償され、最大で1年間もらえます。
傷病手当金と失業保険と合わせて、最大2年6ヶ月間の手当をもらう方法があります。
つまり少し生活レベルは落ちるかもしれませんが、2年半は収入が途絶えません。
↓↓傷病手当&失業保険をもらいきる↓↓
☑失業保険をもらうための手段
失業保険をもらうためには原則4週間に2回以上の求職活動実績というものが必要になります。
求職活動実績とは、仕事探しの客観的証明のことです。
「でもすぐには再就職したくない」と思っている方も多いかもしれません。
実は、すぐに再就職しなくても求職活動実績を作る方法があります。
それは転職エージェントの無料のオンラインセミナーへの参加です。
いずれにしても転職活動をはじめてみる
ステップ①~③のいずれの状態にしても、「永遠に休みたい」と一度でも思ったということは今の環境に違和感を覚えているからです。
自分が本当にやりたいことをやれていたら、脳の疲れも基本的には起こりません。
「休みたい!」という症状が出たら、転職活動をはじめてみましょう。
(1)転職活動をはじめてみる
「自分は何がしたいんだろう…?」といくら考えても、なかなか出てこないものです。
仕方ありません。
自分がこれから何をしたいのか?を言い換えれば、キャリアプランを考えることですが、学校でも会社でも教えてくれません。
唯一、無料でキャリアプランなど転職活動のノウハウが学べるのは転職エージェントです。
出来ればキャリアアドバイザーに担当してもらった方がより良い転職活動ができますが、抵抗があればまずはオンラインセミナーに参加しましょう。
↓↓↓初心者向け転職セミナー体験談↓↓↓
(2)自己分析をやってみる
多忙なビジネスパーソンはなかなか素の自分と向き合う時間はありません。
なぜなら役割の仮面をかぶっているからです。
会社では上司(部下)、家庭は父親(母親)や息子(娘)…大変です。
正しい自己分析をすることで、転職軸(転職で何が実現したいのか)が明確になり、やりたいことが見えてきます。
素の自分と向き合い、正しい自己分析をするには環境を整えたり、やはり転職活動のノウハウが必要になります。
↓↓私の自己分析のノート(下書き)↓↓
※字がきたなすぎる…!
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(3)社外の世界に目を向ける
特に社歴が長かったり、新卒入社でひとつの会社しか知らない場合、どうしても視野が狭くなってしまいがちです。
自分と向き合った後は、転職市場や関心のある業界についても目を向けましょう。
企業研究を進めることで、自分に合った企業を見つけられるかもしれませんし、場合によっては会社員以外の道を歩むことになるかもしれません。
↓↓↓企業研究セミナー体験談↓↓↓
「永遠に休みたい」はあなたの心からのSOS
永遠に休みたいのはあなたの心からのSOSです。
とはいえ、いきなり退職や転職に踏み切るのは人生損します。
まずは数日間ズル休みをして、様子を見てみましょう。
軽い脳疲労が原因であれば数日間ズル休みして、脳を休憩させると良いです。
脳疲労が蓄積してしまっていれば、数ヶ月間は休んで自分を仕事から切り離して、非日常に身を置きましょう。
数ヶ月間休んでも、「やっぱり永遠に休みたい」とあなたの心がSOSを出しているのであれば、キャリアの見直しを考え、自分の身を守るために、お金の知識を身につける必要があります。
いずれの状態であっても転職活動を行うことで、素の自分と向き合い、今後の方向性を考えていきましょう。
独りでどうにもならなそうであれば、転職エージェントを頼るのも悪くありません。
・いきなり退職・転職しない!まずはズル休みしてみる
・【ステップ①:軽度】数日休みたい⇒ズル休みして脳の休憩
・【ステップ②:中度】数ヶ月休みたい⇒非日常に身を置く
・【ステップ③:重度】1年休みたい⇒要キャリアの見直し
・転職しなくても転職活動をはじめてみる