☑はじめての職業相談でドキドキしている
☑職業相談で何を相談・質問したらいいかわからない
☑職業相談以外の求職活動実績の作り方を知りたい
ハローワークで職業相談と言われても相談できることが何なのかわからないし、別に相談したいこともない…
そんな方も多いのではないでしょうか。
本記事ではハローワークの職業相談はどういうもので、どんな相談したら良いかの具体例など、さまざまな疑問に回答いたします。
また職業相談以外の求職活動実績の作り方も紹介しますね。
↓失業認定のハンコをもらいましょう↓
・職業相談は失業手当をもらうための大事な活動
・職業相談は何を聞いてもいい
・企業へネット応募や転職セミナーも求職活動実績になる
・求職活動実績の作り方は職業相談以外にもある
【初めて】ハローワークの職業相談とは
職業相談とは就職に関する疑問や悩みを無料で相談できる場です。
目的は言葉通り再就職のための職業相談ですが、失業手当をもらうために必要な求職活動実績にも関係します。
(1)職業相談ってなぁに?
職業相談とはハローワークの職員さんに再就職に関する疑問や不安、悩みを無料で相談できる場です。
職業相談の内容は求職者からの相談以外にもかなり幅広くあり、あなたの再就職の助けてくれます。
【職業相談で行っていること】
☑求人票の案内
☑適職診断
☑面接シミュレーション
☑就活のアドバイス
☑職業訓練の紹介
(2)失業手当をもらうためには求職活動実績が必要
職業相談することで求職活動実績になります。
失業手当を受給するためには原則4週間に一度、失業認定を受ける必要があります。
失業認定期間中に2回以上の求職活動実績が求められ、実績が不足している失業手当は先送り(延期)されます。
求職者給付のうち、失業の状態にある日について支給する手当を「基本手当」といい、基本手当の支給を受けるためには、客観的に確認することができる仕事探しの実績が必要となります。この実績のことを求職活動実績と言います。
求職活動実績として認められる主なものは…(中略)許可・届出のある民間事業者(民間職業紹介事業者、労働派遣事業者)が行う職業相談、職業紹介、各種講習・セミナーの受講等
(3)失業手当受給流れ
以下、失業手当受給の全体の流れになります。
ある程度理解しておくと、行動予定が立てやすいです。
左端の【】内は一例の日付です(自己都合退職時)。
①【5/31】退職日:一般的に10日以内に離職票が届く
②【6/14】受給資格決定:ハローワークに離職票提出
③【6/21】雇用保険説明会:求職活動実績1回分になる
④【7/12】失業認定1回目
⑤※給付制限期間※
⑥【9/12】失業認定2回目
⑦【9/19】はじめての失業手当受給
【不安】ハローワークの職業相談に関するよくある3つの疑問と回答
はじめての職業相談には不安がつきものです。
代表的な3つの疑問と回答を紹介いたします。
(1)ハローワークの職業相談で怒られるってほんと?
基本的には怒られません。
「ハローワークで変な質問したら怒られるんじゃないか…」と心配される方も多いですが、ハローワークの職員さんは熱心に、親切に相談に乗ってくれます。
ただし職業相談して怒られた事例が全くないわけではありません。
全くのノーガードで行くよりは、はじめてのことですから事前準備はしておきましょう。
↓↓職業相談で怒られない方法↓↓
(2)ハローワークの職業相談をすぐ終わらせたいんですが…?
職業相談をすぐに終わらせるには、事前準備が必要です。
以下の3点をしっかり決めておくことで職業相談はすぐに終わらせることができます。
①何を話すか決めておく
②求人紹介されたら「検討します」と回答する
③何分間で終わらせるか決めておく(経験上、最短2分間も可)
(3)ハローワークの職業相談ばかりでも大丈夫ですか?
職業相談ばかりでも問題なく、求職活動実績になります。
ただしハローワーク職員さんに「この人、毎回職業相談しているけど大丈夫かな…」と思われるかもしれません。
また職業相談の履歴はすべて記録されているので、担当職員さんが変わったとしても同じ相談はできないと思った方がいいです。
↓↓職業相談のみで求職活動実績に↓↓
【何を聞く?】ハローワークの職業相談で相談できる具体例
「職業相談内容はなんでもいい」と言われても困りますよね。
職業相談初心者さん、ある程度再就職の方向性が決まっている人、全く何も思い浮かばない人の3パターンの質問具体例を確認しましょう。
(1)【職業相談・質問】はじめての人向け
職業相談がはじめての方は就職活動の基本的な質問がオススメです。
①履歴書の書き方を教えてください
②職務経歴書を書いてみましたが、見てもらえませんか
③志望動機はどう考えればいいですか
④自己分析のやり方がよくわかりません
⑤面接が不安なので、模擬面接をお願いいたします
(2)【職業相談・質問】再就職の方向性が決まっている人向け
具体的な会社までは決まっていなくても、どんな業界に再就職したいか、再就職先に求めることが決まっている方は少し突っ込んだ質問・相談をしてみましょう。
①年間休日数が120日以上の会社を教えてください
②残業時間がほとんどない会社を教えてください
③年収が400万円以上の事務職を教えてください
④人と関わらない仕事を教えてください
⑤〇〇(地域)市内の営業職を教えてください
(3)【職業相談・質問】本当に何を聞いたらいいかわからない人向け
本当に全く何を聞いたらいいかわからない方は、今現在もしくは前職で悩んでいたことを相談しましょう。
前職での退職理由は、次の再就職先選びの重要な要素になることがあります。
①仕事の人間関係が不安です
②短期転職を繰り返しています。今後やっていけますか。
③どうしたら正社員になれますか
④前職ではメンタルやられてしまったので、次の職場も不安です
⑤自分がこれから何をしたいのかわかりません
↓↓↓職業相談の質問例25選↓↓↓
ハローワークの職業相談以外に実績作りになること
職業相談以外にも「企業に応募」「資格試験を受験」「転職セミナーに参加」することで求職活動実績がつくれます。
職業相談はそれほど時間がかからない効率的な求職活動実績づくりです。
しかし求職活動実績は他にも作り方はありますので、合わせ技で取り組むといいと思います。
前述の通り、職業相談で同じ内容ばかり質問するわけにもいかないですしね。
(1)【求職活動実績作り】企業へネット応募する
企業に応募することで求職活動実績になります。
①インターネットWeb応募は時短になる
企業に履歴書などを紙ベースではなく、インターネットでWeb応募するのがポイントです。
ネット応募であれば、大幅な時短(15分程度でできます)になります。
ネットならデータで残せるので、履歴書や職務経歴書の内容をコピペで使いまわしができますし、修正も楽チンです。
一方、紙ベースだと書き直し連発でやる気なくなります。
②場合によっては応募しても自ら辞退すればいい
応募した時点で求職活動実績になります。
ハローワークは応募後のアクション(書類選考通過、採用見送り、自ら辞退など)は問わないです。
もしまだ再就職したくない場合でも、採用見送りになればそのまま何もしなくていい。
仮に書類選考通過しても「やっぱりちがうかな」と思えば、自ら辞退をすればいいです。
(2)【求職活動実績作り】資格試験を受験する
資格試験を受験することで求職活動実績になります。
ただし再就職に役立つ試験でないと求職活動実績として認められません。
またハローワークへの証明のために必要な情報があったり、注意点はいくつかあります。
↓↓資格試験で求職活動実績作り↓↓
(3)【求職活動実績作り】転職セミナーに参加する
転職セミナーに参加することで求職活動実績になります。
転職セミナーとは、再就職に役立つ情報を提供してくれる場です。
ただしどこの転職セミナーでも実績として認められるわけではなく、職業紹介事業者(民間の転職エージェント・転職サイト)やハローワークが開催するものに限られます。
また転職セミナーはオンライン(ネット)とオフライン(現地)の開催があります。
オンラインが圧倒的にオススメです。
なぜならオンラインであれば自宅で、私服で、いつでも、マイペースに受講できるからです。
求職活動実績づくりは職業相談以外にもたくさんある
はじめての職業相談は不安なことだらけです。
しかし事前に準備をしておけば何もこわいことはありません。
また求職活動実績の作り方は職業相談以外にもたくさんあります。
企業へのネット応募やオンライン転職セミナーですぐに、カンタンに求職活動実績はつくれます。
色んなやり方を組み合わせて失業手当をもらいましょう。
・職業相談は失業手当をもらうための大事な活動
・職業相談は何を聞いてもいい
・企業へネット応募や転職セミナーも求職活動実績になる
・求職活動実績の作り方は職業相談以外にもある