☑「石の上にも三年」なのに転職してもいいのか悩んでいる
☑「石の上にも三年」を理由に上司から退職引き止めされている
☑「石の上にも三年」は同じ会社にいないとどうなるのか知りたい
「石の上にも三年」とよく言われます。
確かに三年以上は同じ仕事をしないとスキルは磨かれにくいかもしれません。
ただしそもそも今の仕事でスキルを磨くのが、あなたにとって正しいのでしょうか?
人生100年時代、キャリアは数年で完成するものではなく、数十年かけて作り上げていくものです。
本記事では、「石の上にも三年」経つ前に転職するメリット・デメリット、転職するのであれば何をすれば良いのかを紹介しています。
特に第二新卒(新卒入社から3年以内)の方にフォーカスを当てた内容を解説いたします。
とにかく転職すればいい…というわけではありませんが、「石の上にも三年」にしばられて転職しないと後悔しかありません。
・「石の上にも三年」のデメリットもメリットもある
・デメリット克服、メリット享受のためにも転職活動をする
・転職するかしないかは転職活動しないとわからない
・キャリアアップがあっての年収アップ
・第二新卒向けのオンラインセミナーもある
なぜ転職しようとすると「石の上にも三年」と言われるのか?
転職において「石の上にも三年」と言われるのは①古い価値観がある、②スキルが身につかないと思われている、③会社側が困るからです。
(1)古い価値観があるから
「最低でも三年は同じ会社(仕事)を続けられない根性無しは、どこの会社もつとまらない」といった古い昭和の価値観は令和の今でも存在します。
つまりは根性論です。
人生100年時代や終身雇用・年功序列の崩壊などを背景に、昭和の価値観では生きづらくなっています。
また昨今の転職市場は大きく変化しており、第二新卒の転職は4倍近く増えています。
引用:株式会社リクルート「若手の中途採用・転職意識の動向 【企業】社会人経験1年未満者の採用企業は約8割」
(2)三年いないとスキルが身につかない、と思われているから
一般に「同じ仕事(会社)を三年はしないとスキルが身につかない」と思われています。
たしかに多くの仕事は三年以上続けないとスキルは身につきづらいかもしれません。
しかしそれはあなたにとって本当に身につけたいスキルでしょうか?
身につけたい、つけるべきスキルはキャリアプランから逆算して考えるものです。
(3)退職されると会社(上司)側が困るから
「石の上にも三年だから、まだ辞めんな」という上司の9割は保身と思って間違いありません。
ほとんどの会社(上司)は退職者が出ると困ります。
☑会社からすれば…
・採用・育成コストが回収できない
・企業イメージダウン
☑上司からすれば…
・評価が下がる
・業務引き継ぎが面倒
一方で、本当に親身になって退職引き止めをする上司の方も一定数います。
しかし彼ら彼女らは「石の上にも三年」は使わないです。
↓↓↓退職引き止めされる理由↓↓↓
「石の上にも三年」経つ前に転職する3つのデメリット
「石の上にも三年」経つ前に転職するデメリットは①スキルが身につかないことがある、②会社になじむのに時間がかかる、③転職先によっては内定がもらいづらい、の3つです。
(1)スキルが身につかないことがある
現職での経験やスキルを積み重ねることができず、次の職場で活かせない可能性があります。
特に同業種・同職種であればなおのことです。
ただし「今のスキルを活かすために次の職場を選ぶ」という考え方自体に疑問を持ってもいいかもしれません。
せっかく転職するのであれば、しっかり自己分析をし、何をしたいのかキャリアプランを考えた上での転職、つまりゴールから考えた方が良い結果になることが多いでしょう。
(2)会社のルールになじんだり、人間関係構築に時間がかかる
せっかく現職で築いた人間関係や、理解してきた社内ルールを一度捨てることになります。
当然ながら転職先では新たな人間関係・社内ルールを理解する必要があります。
また、特に多くの会社は新卒社員を大事にします。
なぜなら新卒社員は会社の方針にしたがいやすい傾向があるからです。
また新卒社員は凝集性が高い(連帯感や仲間意識)ため、組織の結束力が強くなりやすいです。
一方、中途社員だと他の会社を経験し「会社のココがおかしい」と疑問を持ったり、仕事を独自のやり方で進め、新たな発想や取り組みが行われやすい面が見られます。
(3)転職先によっては内定がもらいにくい
三年経たないうちに転職をすると内定がもらいにくい会社があります。
特に歴史ある老舗の大企業に多く見られます。
「職歴が短いから…」だけの理由で内定が出ない会社はかなり減ってきているようですが、現状の日本の転職市場では不利な場合もあります。
↓↓転職回数多いのは損だけでもない↓↓
「石の上にも三年」経つ前に転職する3つのメリット
「石の上にも三年」経つ前に転職するメリットは①成長のチャンス、②キャリア加速&形成、③年収アップの可能性、の3つです。
(1)成長のチャンスがつかめる可能性がある
早めに転職することで、新しい職場や業界での経験を積むことができます。
また現職では見つけられなかった自分の潜在的な適正を発見できるかもしれません。
潜在的な適正とは、自分では気づいていない適正のことです。
「実は人をまとめるリーダーシップがあった」「実はモノづくりが好きだった」など意外な自分の一面が見つかることがあります。
ひとつの会社にいると気づけないことはたくさんあります。
(2)自己理解による適正発見 ⇒キャリアの加速と形成
三年以内など早い段階で転職することで、キャリアの成長を加速させられる可能性があります。
自己分析で自己理解が進むことで、進むべき方向性が見え、キャリア形成につながります。
新しい職場での経験や実績を積み重ねることで、将来的な昇進やキャリアの進展につながる可能性が高まります。
異なる職場や業界での経験を通じて、自分が本当にやりたいことや得意なことを見つけることができるかもしれません。
(3)年収アップの可能性が広がる
キャリアアップと同時に、年収アップの可能性が広がります。
次の転職先で年収50万円アップするかもしれません。
また複数のキャリアを経験することで、より高い年収アップも目指せます。
なお年収は基本的に業種×職種×役職で決まります。
役職以外は転職でしか実現できません。
↓↓↓年収を上げ続ける転職方法↓↓↓
【特に第二新卒の方】「石の上にも三年」なんて待ってられない時にする3つのこと
「石の上にも三年」なんて待ってられない時にするのは①転職活動開始、②自己分析、③オンラインセミナー参加、の3つです。
(1)転職するしないに関わらず、転職活動をはじめてみる
「石の上にも三年」のデメリットを克服し、メリットを享受するためには転職活動をするしかありません。
「転職するか」「転職しないのか」
これは転職活動を行った結果から判断します。
つまり今は転職する予定がないので、転職活動をしないのは因果が逆だということです。
転職活動をしてみてはじめて、やりたいことやキャリアプランが見えてきて、磨くべきスキルがわかります。
(2)自己分析をしてみる
転職活動により、まずは自己分析をし、過去を振り返り、深く内省することで自己理解を進める必要があります。
私もそうでしたが、特に第二新卒の方だと、もしかしたら1社目はそれほど真剣に就活せずに入社してしまった方もいるかもしれません。
もし真剣に就活していても、1社目で自分に適した会社と出会えるのは奇跡に近いです。
なぜなら当然ですが、学生は社会人経験がないため、適切な自己分析や企業研究が難しいことがあるからです。
↓私の自己分析ノートのメモ書き(一部)です↓
字がきたない…ですね(汗)
デジタルにまとめたい方は、MacBookのレンタルがおすすめです。
↓↓↓まずは自己分析からはじめてみる↓↓↓
(3)転職エージェントのオンラインセミナーに参加してみる
とはいえ「転職活動なんてしたことないし、何から始めたらいいかわからない…」という方は転職エージェントの無料の転職オンラインセミナーの参加をオススメいたします。
転職のプロである転職エージェントが開催する無料のオンラインセミナーは、60~90分程度で有料級の転職ノウハウを学べます。
オンラインセミナーは転職三大悩みである自己分析、企業研究、応募書類・面接対策以外にも個別のテーマ(異業種転職や第二新卒など)も取り扱っています。
↓↓転職初心者が参加すべきセミナー↓↓
【特に第二新卒の方向けの】リクルートエージェントのオンラインセミナー
特に第二新卒の方のオンラインセミナーとしては『リクルートエージェント』の「第二新卒に向けた自分に合った転職活動の進め方セミナー」があります。
(1)セミナー概要
①講師
セミナー講師の方は、転職経験者でおそらく20代の女性でした。
第二新卒の方とおそらく年齢が近いため、世代間ギャップは感じにくいと思います。
なお第二新卒の定義は特にはありませんが、一般に新卒入社して三年以内の方が対象です。
②概要
セミナーの立て付けは以下の5つです。
☑転職市場について
☑仕事選びのポイント
☑自己理解を深める・強みを知る
☑転職事例
☑質疑応答
③目的
セミナーの大きな目的は以下の2点です。
・キャリアの考え方を知る
・自分の強みを知る
(2)こんな人に参加してもらいたいセミナー
☑第二新卒の方(新卒入社から3年以内)
☑転職したいけど、具体的に方向性が決まっていない
☑自分の強みがよくわからない
(3)第二新卒の強みって何なのか?
①第二新卒は異業種転職しやすい
第二新卒は比較的、異業種転職がしやすいです。
なぜなら経験やスキルだけではなく、ポテンシャルや意欲が評価されるからです。
↓↓↓異業種転職を成功させるには↓↓↓
②第二新卒の需要が増している
第二新卒は柔軟で適応力が高く、社風なじみやすい傾向にあるため積極的に採用を考える企業が増えています。
昨今の企業の賃上げの背景にもなっている人手不足が要因のひとつでもあります。
つまり今は売り手市場というわけです。
(4)無料のオンラインセミナー参加方法
①転職エージェントに登録(30秒程度)
TVCMでもおなじみの業界でも最大級の求人数である、大手転職エージェントの『リクルートエージェント』に私はお世話になったので、本記事では紹介しています。
※以下の動画は音声は流れませんので安心してください
②任意のオンラインセミナーに申し込み
転職エージェントに登録後、オンラインセミナーに参加申し込みします。
一旦、転職エージェントに登録しておくとログインしてすぐにセミナー申し込みできるようになります。
③オンラインセミナーに参加する
オンラインセミナー参加申し込み後は登録したメールアドレスにメールが届きますので、指定のURL(YouTubeです)から参加しましょう。
自分の心の声に素直になる
「石の上にも三年」はデメリットもメリットもあります。
「これからの時代、とにかく転職した方がいい」「ひとつの会社に勤め上げた方がタイパが良い」と一般論に引っ張られるのが一番もったいないです。
大事なのは自己分析をし、自分の心の声に素直になることです。
「本当に転職すべきか?」自分の心の声を聴くために転職活動をはじめてみましょう。
自分独りで考えてよくわからなければ、まずは大手転職エージェントが開催する無料のオンラインセミナーに参加するのもひとつの手段です。
・「石の上にも三年」のデメリットもメリットもある
・デメリット克服、メリット享受のためにも転職活動をする
・転職するかしないかは転職活動しないとわからない
・キャリアアップがあっての年収アップ
・第二新卒向けのオンラインセミナーもある
↓↓↓出戻り社員という手もある↓↓↓