☑今の会社で「出世できない」と気づいてしまった
☑出世ができない理由が知りたい
☑出世できなかったらどうしたらいいのか?知りたい
「もしかしたら自分は出世できないかも…?」と気づくのは、早ければ早い方がいいです。
なぜなら会社から解放され、自分らしく生きられる可能性が広がったからです。
出世がすべてじゃない、会社がすべてじゃない。というと昭和ではキレイゴトだと笑われました。
たしかに昭和のご時世なら耐えるしかなかったかもしれません。
しかし令和の今は出世以外にも人生の選択肢が数多くあります。
出世できない…と腐ってしまうのは非常にもったいないです。
本記事では、「出世できない」と気づいたら何をすべきかを年代別でお伝えいたします。
なお、「出世したいとは思わない」人が増えてくるのは、42.5歳と言われています。
42.5歳になって、ようやく「出世できない…」と気づいてしまった、と言い換えることができるかもしれません。
引用:パーソン総合研究所「【42.5歳の壁】仕事ができる人ほど危険な”キャリアの罠”」
・出世できない最大の要因は、上司との関係が良くない
・出世できないとわかったら、転職活動で方向性を定める
・人生の選択肢を増やすために、早いうちに投資をはじめる
・出世にこだわりすぎないことで、“時間“を作り出すことができる
・「出世できない」と気づくのは早ければ早い方がいい
出世ができない3つの理由
出世ができない最大の要因は、上司との関係が良くないからです。
もちろん社風によりますが、特に日本の伝統的な企業であるほど上司との関係性と出世は直結しています。
(1)上司との関係性が良くない
「サラリーマンの仕事は上司の要望に応えることです。」
と言っても過言ではないかもしれません。
「上司ガチャ」なんて言葉もありますが、悪いのに当たったらオシマイです。
いくら評価制度がしっかりしていても結局は上司も人間です。
☑上司ががコントロールしにくい部下
☑上司以上に能力が高い部下
☑上司への忠誠心が低そうな部下
こんな部下を上司は敬遠しがちです。(全員とは言いませんが)
(2)マネジメントが苦手
組織に貢献できないと出世しづらいです。
プレイヤーとして能力が高く、実績が上げられても部下や後輩の面倒見が悪かったり、組織の全体最適を考えるのが苦手な人も出世は難しいです。(業種・職種によりますが)
これは良い悪いではなくて、向き不向きの話です。
個人でする仕事が好きで実績を上げられるのは素晴らしいことですが、出世とは基本的には組織を任されることですので役職者には不向きかもしれません。
(3)仕事のアピールが下手
自分の仕事ぶりをアピールできないと出世しづらいです。
実績も上げていて、組織全体を考えたアクションを取っていても評価されづらいです。
職場に「あの人がいるからうちはなんとかなっている」という縁の下の力持ち的な人はいませんか?
でもなぜか出世しない…
会社や上司も忙しいので、従業員一人ひとりの仕事ぶりを見ることはできません。
能動的に仕事ぶりをアピールする人間が注目されるのは必然です。
【50代】出世できないとわかったら
出世できないとわかったら、会社員生活は割り切ってセカンドキャリアを考えましょう。
50歳になると出世競争の結果はほとんど顕在化しています。
会社では最低限の仕事をし、時間を作って副業や起業の準備をしてみてはいかがでしょうか。
(1)副業をしてみる
セカンドキャリアにつながる、スキルアップできる副業をご紹介いたします。
①コンサルタント
たとえばコンサルタントです。
コンサルタントというと難しく聞こえるかもしれませんが、『ココナラ』などのプラットフォームを使えば、「営業コンサル」と検索すれば655件(2023年5月15日現在)も出てきます。
それだけニーズがあるということです。
50代の営業マンは海千山千百戦錬磨の方も多いです。
「営業経験3年のコンサル」より「コピー機を1,000台売ってきた、営業経験30年のコンサル」の方が信頼されます。
②ブログアフィリエイト
もしくはブログアフィリエイトもオススメです。
30年間の人生経験を文章で伝え、収入を得る方法もあります。
生きてきたからこそ書ける文章があると思います。
③労働集約型副業はやめた方がいいです
一方で、副収入を主目的とした労働集約型(ウーバーイーツなど)の副業はオススメできません。
理由は2つあり、ひとつは体力面で厳しくなってくること、もう一つはスキルが上がらないからです。
(2)独立起業をしてみる
今すぐではなくても、65歳の定年退職後に独立起業を考えてみるのも面白いです。
できれば上記のような副業で事業の感覚や少額でも収益を上げおくと、起業はスムーズになります。
人生100年時代、65歳はまだまだ現役バリバリです。
【40代】出世できないとわかったら
40代で出世できないと気づいたら、まずは転職活動をしましょう。
転職活動をすることでようやく転職すべきか、転職以外の手段にするのか判断できます。
(1)転職活動をしてみる
「転職するかわからないのに転職活動するの?」と思われるかもしれませんが、転職活動ほど今後の方向性をはっきりさせられるものはありません。
転職活動は以下の3点がはっきりします。
☑自分自身を知る(自分は何がしたのか?)
☑転職市場を知る(やりたいことはあるのか?)
☑上記から、転職をすべきか?しないのか?そもそもできるのか?がわかる
たとえば40代から“未経験”の業種・職種は一般的に難しいです。
それでも“未経験”のことをどうしてもやりたいのであれば、転職だけが選択肢ではなくなるかもしれません。
↓↓↓40代もあてはまる!転職活動すべき理由↓↓↓
(2)資格取得をしてみる
転職活動をして方向性が見えたら、学び直しをしましょう。
「40代で今さら勉強なんて。そもそも記憶力悪くなってるし…最近は芸能人の名前も出てこないのに」と思われるかもしれませんが、実は20代よりも40代の方が集中力はあると言われています。
引用:BUSINESS INSIDER「集中力は43歳! 人間の脳のピーク年齢は、能力ごとに違っていた」
記憶力は20代に負けるかもしれませんが、勉強は集中力がモノを言います。
それに40代であれば、ビジネス経験豊富で物事の理解が早かったりします。
↓↓↓会社を辞めても一生食べていける資格5選↓↓↓
(3)独立起業をしてみる
転職活動で自分がやるべき方向性が定まり、ビジネス経験に加え、学び直しによる専門性を手に入れたら独立起業も視野に入れてもいいかもしれません。
人生100年時代、かつ終身雇用崩壊のご時世です。
会社に固執しないのもひとつの生き方と言えます。
↓↓↓45歳定年制は正解か?↓↓↓
【30代】出世できないとわかったら
30代になって出世できないと気づいたら“社内でがんばる”か“社内に飛び出す”の2択で考えると良いと思います。
個人的には30代前半なら“社内”、30代後半であれば“社外”を検討するといいです。
なぜなら30代後半では出世レースが確定していることがほとんどだからです。
いずれにしても転職活動が肝です。
(1)社内で人事異動を申し出る
今の職場で出世できないと感じているのは事実でしょうが、もしかしたら他の部署なら活躍できるかもしれません。
また上司も変われば、あなたの評価も変わるかもしれません。
特に大企業であれば、他部署は別会社のような風土であることも少なくありません。
(2)転職活動をしてみる
転職活動は以下の3点がはっきりします。
☑自分自身を知る(自分は何がしたのか?)
☑転職市場を知る(やりたいことはあるのか?)
☑上記から、転職をすべきか?しないのか?そもそもできるのか?がわかる
前述した40代と同様ですが、転職活動をしてみないとそもそもの方向性が見えません。
もちろん転職活動の結果、“転職しない“という選択肢になるかもしれません。
↓↓↓30代が転職活動すべき理由↓↓↓
(3)資産形成をする
キャリア形成とは毛色がちがう話ですが、資産形成は非常に重要です。
なぜなら資産(お金)がなければ人生の選択肢がせまくなるからです。
たとえば50歳になって独立起業をしようと思っても、お金がなければイヤな仕事もやり続けなければなりません。
お金があれば多くのことにチャレンジができますよね。
資産形成は30代のうちに、若ければ若い方が有利です。
投資でお金を増やすにはある程度のまとまったお金が必要です。
つまり家計管理(主に固定費見直し)をすることで、少なくとも3万円の投資資金を生み出す。
お金が出来たら、証券会社開設し、「長期・積立・分散」投資をはじめましょう。
↓↓↓お金の守り方・増やし方↓↓↓
【20代】出世できないとわかったら
社内でやるべきことをやり切った上でしたら、転職活動をしましょう。
20代で出世できないと気づけたあなたは素晴らしいです。
今の会社で出世できないときづけるのは早ければ早い方がいいです。
(1)上司に仕事をアピールしてみる
すでにやっているかもしれませんが、上司に自分の仕事をアピールしましょう。
「私はこんなにがんばっています!」というよりは、「先月は6件でしたが、今月は10件の契約を取ります。先月の課題は〇〇だったので今月は△△で…」など目標・数値実績・取組内容の3セットで語るといいです。
(2)転職活動をはじめる
20代であれば、転職もしやすいため、出世できないと気づけたら今は会社に見切りをつけて、転職してしまいましょう。
もし一人で転職活動を考えるのが不安であれば、転職エージェントを頼るのも手段です。
↓↓↓転職初心者向けの無料のセミナーとは↓↓↓
(3)資産形成をする
やるべきことは前述の30代と同様です。
20代で資産形成を始められれば“複利の効果”で資産を増やしやすいです。
↓↓↓20代は仕事でやる気でなくて当たり前?↓↓↓
↓↓↓石の上にも三年?そんなの関係ねぇ!↓↓↓
出世できなくても腐らない!人生みじめじゃない3つの理由
出世にこだわっていると会社に人生(時間)をささげることになりますが、出世できないことがわかると自分の時間がつくれます。
自分の時間ができれば、自身の心身の健康に留意できるし、家族とも過ごすことができます。
また人生100年時代と言われています。
会社生活はたかだか40年間です。
(1)心身の健康が保てる
出世にこだわっていると以下のデメリットがあります。
☑労働時間が長い(睡眠時間が削られる)
☑休日出勤がある(リラックスできない)
☑マネジメントのストレスがある
☑行きたくない呑み会に行くことになる(自分に嘘をつく)
☑上司の顔色を見ながら仕事をする
これらが40年続いたら心身がヤラれる可能性大です。
ここから解放されます。
(2)プライベート時間が確保できる
趣味の時間、家族との時間、もしかしたら地域との交流の時間も作れるかもしれません。
早いうちに退職後のセカンドキャリアを見据えて、老後をどう生きるのかをじっくり考えられます。
出世のために会社に人生をささげて家族をないがしろに、地域との交流も全くなかったら、ちょっと老後がこわいですね。
(3)脱会社依存ができる
終身雇用の崩壊と同時に年功序列も実質終わっています。
つまり給料が上がり続ける時代ではなくっています。
会社にだけに人生をささげず、副業などで稼ぎ口を増やすことができます。
“一つの会社にだけ“依存している状態はとても恐ろしいです。
「出世できない」はネガティブワードではない
「とにかく今の会社で出世しなきゃ!」と考えるのは令和のご時世ではあまり良い結果にならないかもしれません。
「出世できない」と聞くとネガティブな印象ですが、気づくのは早ければ早い方がすぐに次のアクションを取ることができるので有利です。
ただ「出世できないから、テキトーに仕事して、テキトーに生きよう」と考えるのはとても危険です。
今の会社では出世は難しそうだ。だからどうする?を考えましょう。
出世にこだわらないことで生み出した“時間”をどう使うかがポイントです。
・出世できない最大の要因は、上司との関係が良くない
・出世できないとわかったら、転職活動で方向性を定める
・人生の選択肢を増やすために、早いうちに投資をはじめる
・出世にこだわりすぎないことで、“時間“を作り出すことができる
・「出世できない」と気づくのは早ければ早い方がいい