☑ズル休みをしたい
☑ズル休みしている人が許せない
☑ずっと休みたくなった時の対処法が知りたい
ズル休みがしたいというのはあなたの心からのSOSかもしれません。
「最近、仕事がハードだったから」
「あまりにも休みがなかった…」
このように休みたい理由が明確なら良いのですが、なんとなく休みたいのは危ういです。
本記事ではズル休みがしたくなる理由、ズル休みとの上手な付き合い方から、本当にやばいSOSだった時の対処方まで解説いたします。
・ズル休みしたくなるのは普通だし、計画的なズル休みはむしろアリ
・ズル休みと上手く付き合うには、3つの心得がある
・ズル休みしてもすっきりしない時は深刻かもしれない
・転職しない転職活動もある
なぜズル休みしたくなるの?3つの特徴
ズル休みしたくなる3つの特徴は、①長時間労働、②人間関係がつらい、③仕事での失敗です。
(1)労働時間が長すぎる
労働時間が長すぎると心身ともに疲れてしまい、休みたくなります。
以下、労働時間が長いことで発生する負の一例です。
☑睡眠不足になる
☑家族や恋人、友人との付き合いが減る
☑自分の時間(趣味)が無くなる
(2)人間関係がつらい
職場に会いたくない人がいると休みたくなります。
仕事内容よりも人間関係で悩んでいる人がほとんどです。
たとえば…
☑パワハラ上司がいる
☑マウントを取ってくる同僚がいる
☑生意気な部下がいる
☑面倒くさい顧客がいる
(3)仕事で大きい失敗をした
絶対に失敗できない仕事で失敗したりしたら…現実逃避したくなりますよね。
やはり自己肯定感が下がります。
特に一生懸命準備をしたり、プロジェクトに多くの人が関わっていたりするとよりツラいものとなります。
ズル休みとの上手い付き合い方(3つの心得)
ズル休みとの上手い付き合い方は①切り札と認識する、②罪悪感を抱く必要はない、③はじめてのズル休みが重要、の3つの心得が重要です。
(1)ズル休みは切り札と認識する
ズル休みは切り札です。
たとえば「ちょっと今日は嫌な上司に会うからズル休みしよう」といった理由では使ってはなりません。
なぜなら外的な理由でズル休みをしていたら、「嫌なことがあるから休もう」ということがクセになってしまうからです。
一方で、「熱が出ているわけでもはないけど、このまま睡眠不足が続くと体調崩しそう…」など“今の状態が続くと危ない”と判断した時がズル休みのタイミングと言えます。
(2)ズル休みに罪悪感は不要!
「ズル休みするなんてありえない」「ズル休みしたら周囲の人たちに迷惑がかかる」と考えている人もたくさんいます。
不当なズル休みは確かにありえません。
罪深いです。
しかし正当なズル休みは、過剰に周囲に気を遣う必要はありません。
理由は以下の3つです。
①体調管理の一環だから
「今の状態が続くと体調不調になる」と予測できることは多々があります。
しかし休めなくて無理をして…突然倒れる、場合によっては長期入院することで本当に周囲に迷惑をかけることになりかねません。
つまり大事になる前に、体調管理の一環として計画的なズル休みをすることで予防するのです。
②生産性を高めるため
職場で仕事をするだけでは、新しい発想や創造的な仕事が出来ないことが多いです。
「ちょっと視野が狭くなっているな…」と感じたら、計画的にズル休みをして時間を確保し、日頃出来ないことをやってみましょう。
ワークライフバランスを保つことで、長い目で見れば良い仕事ができるようになります。
↓↓↓ワークライフバランスは誤解だらけ↓↓↓
③自分の心の声を聴くため
日々、忙しく仕事をしていると自分の心の声が聴こえなくなります。
なぜなら多くのビジネスパーソンが上司や部下、妻や夫、親と子など役割という仮面をかぶっているからです。
「なかなかまとまった休みが取れない環境」という条件付きではありますが、時にはズル休みをしてでも自分と向き合う時間は必要です。
(3)はじめてのズル休みが肝心
はじめてのズル休みはとても勇気がいると思います。
「本当に休んで大丈夫かな…」「誰かに迷惑かけないかな…」「ズルで休んでいることがバレないかなぁ…」など色々考えてしまいます。
気持ちはわかりますが、前述のように「ズル休みは切り札」「周囲に過剰な気遣い不要」「とはいえ、タイミングは考えて」の3点に留意し、計画的なズル休みをしてみましょう。
ただのズル休みじゃない…?危うい3つのSOS
仕事をズル休みしたくなるのは心からのSOSであることは間違いありませんが、理由がはっきりしている場合は大丈夫です。
しかし「よくわからないけど休みたい」のは危険信号の可能性が高いです。
3つのSOSは①リフレッシュできない、②仕事そのものが嫌、③永遠に休んでしまいたい、です。
(1)ズル休みしたのにリフレッシュできていない
しんどいなぁと思ってズル休みをしたものの、全然リフレッシュ出来ずにモヤモヤしている場合は危ういです。
少し休んだくらいではあなたの心は休まっていないのかもしれません。
(2)仕事そのものが嫌いなことに気づいてしまった
リフレッシュが目的のズル休みだったのに、冷静に考えると仕事そのものが嫌いな自分がいることに気づいてしまうことがあります。
この症状は環境を変えないといけないかもしれないという意味で危険信号と言えます。
(3)永遠に休みたいと思ってしまう
ズル休みをしても、まだ永遠に休みたいと考えるのであれば会社の会社の将来性に漠然とした不安を感じていたり、自分のキャリアが見えなくなっているのかもしれません。
では今の仕事は退職・転職しよう…と考えてしまいがちですが、ちょっと待ってください。
モヤモヤの本当の原因を見つけないまま退職や転職をすると後悔します。
ズル休みが深刻なSOSだった時の根本的な3つの解決方法
ズル休みをしてもリフレッシュできない深刻なSOSだった場合、①時間の有効活用、②社外に目を向ける、③転職活動をはじめてみる、の3つの解決方法があります。
(1)ズル休みで作った時間を有効活用する
ズル休みは自分と向き合う時間を作れますので、有効活用しましょう。
①非日常空間に身を置く
素の自分と向き合うには非日常空間に身を置く必要があります。
非日常空間とは、日常にある自宅や会社とは別の空間です。
目的は日常から頭を切り替えるためです。
具体的には…
☑隣の県の旅館に宿泊してみる(できれば高級なとこ)
☑思いっきり遠出してみる(東京⇒大阪ぐらい)
☑行ったことがない街をブラブラしてみる
②自分の過去を振り返る
素の自分と向き合うための準備段階として、自分の過去を棚卸するのも有効です。
自己分析の答えは過去にしかありません。
幼少期から今までの自分の歴史を紙などに書き出しましょう。
自分は何が大切で、何が好きで、何が得意なのか?3つの視点で分析することで、自己分析のたたき台が作れます。
↓↓↓私の自分史ノート(メモの一部)です↓↓↓
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③自己分析
自己分析をすることで自己理解が進み、自分軸が明確になります。
自分軸の明確化とは、自分の人生をどうしたいか?本当にやりたいことは何か?をはっきりさせることです。
なお他人軸とは、他人がどう思うかの軸、つまり他人の目を気にすることです。
世間軸とは、世間にどう思われるか、つまり世間体を気にする…ということですね。
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(2)社外に目を向けてみる
自己分析は非常に重要ですが、自分にばかり目を向けてばかりでは視野が狭くなります。
自己分析がある程度進んだら、社会・転職市場・企業研究などで世の中にどんな仕事があるのか?働いてみたい企業はあるのか?を調べてみましょう。
今の会社がすべてではありません。
一方で、社会や他社を知ることで今の会社の良さもわかるかもしれません。
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(3)転職しなくても転職活動をはじめてみる
「え?転職しないのに転職するの?」と思う方も多いかもしれません。
転職活動の目的は転職だけではありません。
転職活動の結果、転職しないという結論にいたることもあります。
転職活動をすることで「今の働き方でいいのかな?」「転職することで人生変わるかな?」「このまま今の会社で働いていたら10年先どうなっているかな…?」これらのモヤモヤが晴れます。
とはいえ、転職活動のやり方は学校でも、もちろん会社でも教えてくれません。
独学ではなかなか大変ですので、転職エージェントを頼るのも手段のひとつです。
↓↓↓転職活動の全体像↓↓↓
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仕事をズル休みしたい時はした方が良いけど…
仕事がハードだと、ズル休みしたくのは当たり前です。
計画的なズル休みはむしろ積極的にやるべきと考えます。
ただズル休みしてもリフレッシュ出来ていない時は、要注意です。
もしかしたら「今の環境のままじゃイヤだ!」というあなたの心からのサインかもしれません。
そんな時はズル休みをすることで時間が作って、日頃なかなかできない、素の自分と向き合う時間にしましょう。
自己分析や転職活動をすることで、本当に自分がやりたいことに出会えると思いますよ。
・ズル休みしたくなるのは普通だし、計画的なズル休みはむしろアリ
・ズル休みと上手く付き合うには、3つの心得がある
・ズル休みしてもすっきりしない時は深刻かもしれない
・転職しない転職活動もある