☑自己分析をするのが、気持ちが悪い
☑自己分析をする意味がわからない
☑自己分析を効果的にしたい
自己分析を正しい手順で進めないと、ただ気持ち悪いだけで時間の無駄になります。
正しい自己分析とは、客観性の担保をしたり、他人軸・世間軸を排除することが大事ですが、最も重要なのは自己分析ばかりしないことです。
本記事では、自己分析が気持ち悪い理由や落とし穴、その対策について解説いたします。
正しい自己分析をすることで、今後の方向性が明確になり、納得のいく転職も実現できるようになります。
・自己分析が気持ち悪いのは、目的からズレるから
・自己分析を効果的にするには、環境も重要
・自己分析だけにのめり込むと失敗する
・自己分析は主観的。他人からのフィードバックが重要。
自己分析が気持ち悪い3つの理由
自己分析が気持ち悪い理由は①目的が達成できない、②何やってるかわからない、③短所ばかり目につく、の3つです。
(1)目的が達成できないから
自己分析の目的は何でしょうか?
多くの方が、以下のいずれかに当てはまるのではないでしょうか。
①自分の強みややりたいことを見つけるため
②内定をもらうため
③納得のいく転職をするため
最終目的は「③納得のいく転職をする」になると思いますが、まずは①や②も重要なステップです。
「①自分の強みややりたいことを見つける」目的だとして、いくら自己分析をしても結局、自分の良いところもやりたいことも見つからないために気持ち悪いと感じることがあります。
(2)何をやっているのかよくわからなくなるから
自己分析のやり方は世の中にあふれています。
どれが正解というのはないかと思いますが、選択肢が多すぎるが故に、色んな手法に手を出し過ぎて「なんのためにやってるんだっけ??」といった状態に陥ることがあります。
つまり手段が目的になってしまっていると言えます。
多くの手法を試すのは悪いことではありませんが、目的を見失っては限られた時間の無駄遣いになってしまいますね。
(3)短所ばかりが気になるから
自己分析をしていると「あれも出来ていない。これでも出来ていない。」と短所ばかりが目につくことがあります。
自己分析では自分の弱みを見つけるのも大事ですが、それ以上に強みを見つけて、求人企業に自分がどう貢献できるかをアピールするのが重要です。
思い出したくない過去や自分の悪いところばかり見えてしまい、自己嫌悪に陥り、気持ち悪くなることがあります。
自己分析の3つの落とし穴
自己分析の落とし穴は①自分探しの旅に出る、②主観的すぎる、③他人と比較、の3つです。
(1)自分探しの旅に出てしまう
自己分析に100%の答えはありません。
しかし完璧主義で真面目な方ほど陥りがちですが、自己分析に100%の解答を求めます。
時間を気にせずに「自分は何者なんだ?」と問い続けて、自分探しの旅に出かけてしまいます。
結局、何者かはわからないまま終わることが多いです。
時間は有限です。
(2)主観的すぎて正解がわからない
自己分析は非常に主観的なものです。
主観的がゆえに「自己分析ってこれで合っているのか?」という不安にかられることがあります。
自己分析は他人に見てもらわないとなかなか正しいかどうかわかりません。
相当、鍛錬を積まないと自己分析を自分で行い、客観的に確認するのは困難です。
(3)他の人と比較してしまう
自己分析をしていると、自分と他人を比べてしまうことがあります。
比べること自体は必要なのですが、「あのインフルエンサーみたいになれない」「あの同僚のように上手く振舞えない」など弱み・問題点ばかり目につくのは良いとは言えません。
強みを見つけることは自己分析の目的のひとつです。
弱みに着目するとしたら、自分がやりたいこと・実現したいことに対して不足していることに注目すべきでしょう。
自己分析を効果的にする3つの方法
自己分析を効果的にするには①正しい進め方の理解、②客観性の担保、③他人・世間軸の排除、3つの方法があります。
(1)正しい自己分析の進め方を理解する
正しい自己分析をするには、正しい環境下で、自己分析だけに集中しないことがポイントです。
①正しい環境下で自己分析を行う
環境とは場所と時間のことです。
☑自己分析に向いている場所
ポイントは非日常です。
今まで行ったことが無い場所が良いですね。
なぜなら非日常空間に身を置くことで、自分の心に素直になれるからです。
自宅など日常空間だと、どうしても仕事や家族のことなど考えてしまい、自分と向き合いづらくなってしまいます。
たとえば、泊まりであれば隣の都道府県の旅館などが理想的です。
泊まりが難しければ、日頃行かない喫茶店(スタバとか)やファミレスでも構いません。
☑自己分析に向いている時間
できれば1泊2日ぐらいの自由時間があるのが理想的です。
じっくり自分と向き合うにはまとまった時間が必要です。
あまり短い時間だと、仕事など日常の状態から抜け出せず、自分と向き合うのが困難になります。
1泊2日が難しくても、最低3時間ぐらいは独りになる時間を確保したいところです。
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②自己分析と企業研究を交互に行う
自己分析は転職活動において、非常に重要な取り組みです。
しかし12時間もやり続けるものではありません。
真面目な方に多いのですが「まずは自己分析」と完成するまでやろうします。
しかし自己分析に完成は無いです。
3時間ぐらい自己分析をしたら、次は企業(転職市場)研究をすることで、市場に何を求められているかを確認しましょう。
企業研究を2時間ぐらいやったら、次はまた自己分析に戻り、「目標(希望の求人企業への転職など)に対して正しい方向か」を検証しながら進めます。
(2)客観性の担保
自己分析は主観的なものなので、正しい方向に向かっているかどうか判断は難しいです。
他人にフィードバックをもらうのが近道になります。
とはいえ、転職の相談ができる人は限られています。
社内の人間には出来ませんし、信頼できる身内でも転職活動に詳しいわけではありません。
転職に関することはやはり、第3者かつ転職のプロである転職エージェントが最も効率的で効果的です。
(3)他人・世間軸を排除する
自己分析は自分と向き合うことですが、他人の目や世間の常識にとらわれてしまうことがあります。
他人・世間軸は排除し、自分軸を確立しましょう。
①他人軸の一例
「私の方がタワマンで上の階に住んでいる」
「誕生日は彼氏にオシャレなカフェでお祝いしてもらった(をSNS発信)」
②世間軸の一例
「大企業に勤めるのが良い」
「年収は高ければ高い方が良い」
自己分析がよくわからない時は他人を頼る
自己分析がよくわからない時は他人を頼りましょう。
他人とは、転職のプロである頼れる転職エージェントのことです。
(1)転職エージェントを頼る(キャリアアドバイザー伴走)
転職エージェントに登録し、キャリアアドバイザーに伴走してもらい、上手く活用することで納得のいく転職ができる可能性が格段に高まります。
キャリアアドバイザーの上手く活用することで、以下のメリットがあります。
☑転職先の選択肢(業種・職種)が広がる
☑内定がもらいやすくなる
☑年収など条件面で有利になる可能性が高まる
なおキャリアアドバイザーの上手な活用ポイントは以下の3つです。
☑転職エージェントのビジネスモデルを知る
☑気軽に相談する(準備しすぎない)
☑リスク分散(複数の転職エージェントに登録)
↓↓↓キャリアアドバイザーの活用法をもっと知りたい↓↓↓
(2)転職エージェントを頼る(オンラインセミナー参加)
こんな方は無理にキャリアアドバイザー面談を受けることはありません。
転職エージェントに登録するだけで受けられる転職支援サービスもたくさんあります。
こんな方はまずはキャリアアドバイザー面談の前に、オンラインセミナーに参加することをオススメいたします。
60~90分程度のセミナーですが、オンラインなので自宅で私服で、いつでもマイペースに参加することができます。
もちろん自己分析に特化したセミナーもあります。
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(3)他己分析サービスを利用する
自己分析をさらに深める他己分析という転職支援サービスもあります。
自分だけで自己分析をするのは重要ですが、主観的になりやすい傾向にあります。
他己分析サービスを利用すれば、客観的視点が入り「盲点の窓」が見えてくるかもしれません。
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自己分析は自己分析だけでは完成しない
自己分析は転職活動において重要ですが、非常に難しいです。
効果的に進めるには、環境(場所と時間)に留意して、正しい進め方で取り組みましょう。
しかし自己分析だけをやり続けると失敗します。
自分の世界だけで終始してしまいますからね。
自己分析と企業研究を交互に行うことで、やるべきことが見えてきます。
また自己分析は主観的ですので、転職エージェントなど他人からフィードバックを受けながら進めるのが良いでしょう。
↓↓↓自己分析がよくわからない方は↓↓↓
・自己分析が気持ち悪いのは、目的からズレるから
・自己分析を効果的にするには、環境も重要
・自己分析だけにのめり込むと失敗する
・自己分析は主観的。他人からのフィードバックが重要。