☑求職活動をさっさと済ませたい
☑失業認定申告書の書き方が知りたい
☑まちがいなく失業認定されたい
失業手当をもらうためには2回の求職活動実績づくりが必要ですが、正攻法ではなかなか時間が取られます。
本記事では、無理に求人企業に応募せずに、失業手当をもらうための求職活動実績づくりと失業認定申告書の書き方について説明いたします。
↓↓失業認定のハンコもらえました↓↓
・失業手当受給までの流れを知っておくと安心する
・最も効率的な求職活動実績の作り方は①職業相談&②オンラインセミナー参加
・求職活動実績は正しい知識がないと手当がもらないことがある
・求職活動実績づくりは効率的に済ませる
失業保険をもらうために~2回の求職活動実績⇒失業認定申告書作成~
求職活動実績の楽な作り方の前に、失業手当をもらうまでの流れを知っておきましょう。
おおまかな流れを理解しておかないと、手当がもらえなかったり、不正受給として罰せられることもあります。
すごく簡単に言うと、失業手当をもらうまでの流れは以下の通りです。
①退職する
②ハロワで受給資格決定
③2回の求職活動
④失業認定してもらう
⑤失業手当受給
(1)失業手当をもらうにはハローワークで失業認定してもらう
失業手当をもらうには、ハローワークで失業保険受給資格決定後に失業認定をしてもらう必要があります。
失業認定とは、原則4週間に一度、ハローワークで「あなたは失業保険を受ける権利があります」と認定してもらうことです。
失業認定されないと失業手当はもらえません。(正確には一旦、延期になります)
【失業保険受給3条件】
☑働いていないこと(就職、就労などのルール)
☑働ける状態である(心身ともに)
☑働く意思があること(具体的には求職活動実績を求められる)
(2)失業認定してもらうには2回の求職活動実績が必要
①求職活動実績とは何か?
求職活動実績とは、ハローワークに対して「客観的に確認することができる仕事探し」のことです。
失業認定日から次の失業認定日までに2回の求職活動実績が必要とされています。
②何が求職活動実績になるのか?
たとえば、以下のようなアクションが求職活動実績になります。
☑ハローワークでの職業相談及び職業紹介
☑企業への応募
☑再就職に関係のある国家試験・検定等の資格試験の受験等
☑ハローワーク含む公的機関のセミナー受講等
☑民間事業者が行う職業相談・職業紹介・セミナー受講等
(3)失業認定申告書の書き方
失業認定申告書の詳しい書き方は、失業認定前にあるハローワーク開催の雇用保険説明会で説明してくれます。
①失業認定期間に就職、就労・内職・手伝いをしましたか?
何もしていなければ「イ しない」になります。
再就職した、もしくはアルバイト(内職含め)などしていれば「ア した」に〇をし、該当する日付に×をします。
②内職または手伝いをして収入を得た場合は記入してください
収入のあった日、その額を記入します。
③失業認定を受けようとする期間中に、求職活動をしましたか?
重要な項目です。
2回以上の求職活動実績があるのか?
あれば、どのような方法(職業相談など)で行ったか、
求人に応募した場合はその情報(企業情報、応募の結果など)を記入します。
④ハローワークから仕事の紹介があれば、応じられますか?
基本的には「ア 応じられる」に〇をしてください。
なぜなら「イ 応じられない」は「働く気がありません」と言っているようなもので、失業手当受給条件に反するからです。(つまり失業手当ストップ)
「応じられる」と聞くと紹介あれば、面接など受けないといけないと思う方もいるかもしれませんが、話を聞いた上で辞退すればいいです。
⑤就職もしくは自営した、その予定がある人は記入してください。
ここも要注意の項目です。
「自営の予定があるけど、今のところは収入ないから失業手当がもらえるはず」と思いこんで、正直に「イ 自営」に〇をしていると失業手当はストップする可能性が極めて高いです。
「自営予定ということは再就職が決まっているってことですよね」とハローワーク側は認識することになり、失業手当の受給条件から外れます。
⑥次回認定日・日時
ここは自分で記入することはありません。
ただ次回の認定日を失念しないように記載してくれているので、確認しておきましょう。
【ハローワーク】超簡単!求職活動実績づくりの裏ワザ?
「まだ再就職したくない」
「せっかく会社辞めたんだから、もうちょっとゆっくりしたい」
気持ちはわかります。
とはいえ、無職になると労働収入はなくなりますので、失業手当が頼みのつなとなります。
時間をかけず、また無理に求人企業に応募最も効率的な求職活動実績の作り方は(1回目)職業相談&(2回目)オンラインセミナー参加です。
↓↓↓こんなイメージです↓↓↓
(1)失業認定日にハローワークで職業相談する
①職業相談とは何か?
ハローワークの職員さんに、就業に関する疑問や悩みなどを相談することで求職活動実績になります。
職業相談の内容自体は、なんでもいいです。
何分間以上、こんな内容の相談ではないと求職活動実績として認めない、といった基準は特にありません。
↓↓ハロワで試した職業相談質問例25↓↓
②なぜ職業相談は求職活動実績1回目だけがいいのか?
「2回とも職業相談を求職活動実績にすればいいのでは?」と疑問に思われる方と多いでしょう。
しかし私の経験からは1回目のみ職業相談にすべきと考えます。
なぜなら1回目は失業認定日に行えるからです。
失業認定日は必ずハローワークに行かねばなりません。
どちらしてもハローワーク行くのであれば、その場で求職活動実績(職業相談)を作っておいた方が効率的です。
(2)転職エージェントの無料のオンラインセミナーに参加
転職エージェントが開催するオンラインセミナーに参加することで、求職活動実績になります。
またオンラインなので私服で自宅で、いつでもマイペースに参加することができるのも大きなメリットです。
①【ステップ①】転職エージェントに登録
まず転職エージェントに登録します。(5分程度で完了します)
本記事では、私自身もお世話になったTVCMでもおなじみの業界最大級の求人数を取り扱う大手転職エージェントの『リクルートエージェント』を例に話を進めて参ります。
ちなみに登録も利用も無料です。
※動画は音声が出ませんので安心してください。
②【ステップ②】任意のオンラインセミナーを選択する
登録が完了したら任意のオンラインセミナーを選択しましょう。
転職活動3大悩みである、自己分析・求人企業・応募書類作成&面接対策以外にも個別課題に応えてくれるセミナーもあります。
一度登録しておくと、オンラインセミナーの申込は一瞬です。
③【ステップ③】失業認定申告書はこう書く
以下のような書き方で問題ありません。
「利用した機関の名称」は転職エージェント名ではなく、社名を記入しましょう。
求職活動実績づくりに関する“あるある”(よくある疑問)
求職活動実績はある程度理解しておかないと、不正受給や手当がもらえないことになりかねません。
事前に情報を仕入れておきましょう。
(1)求職活動実績づくりは職業相談のみでも問題ないですか?
2回の求職活動実績があれば、職業相談のみでも問題なく失業認定されます。
ただしデメリットは交通費、行く時間の無駄になることがあります(1回目はハロワに行く失業認定日なので問題なし)。
↓↓職業相談のみで求職活動実績に↓↓
(2)失業保険をもらうために求職活動の嘘がバレたらどうなりますか?
嘘がバレると、不正受給になる可能性があります。
不正受給とみなされると金銭的な損失だけでなく、悪質だと詐欺罪になり、再就職にまで悪影響をおよぼします。
《不正受給した場合の3つの処分》
☑停止命令:失業手当がもらえなくなる
☑返還命令:不正に受け取った失業手当を返す
☑納付命令:不正に受け取った失業手当の2倍の金額を納付
↓↓嘘の求職活動がバレたらどうなる?↓↓
(3)失業保険をもらうために就職活動のふりをしたらどうなりますか?
「行動」の“ふり”は不正受給として問題になります。
ただし「意欲」の“ふり”はなかなか証明するのが難しいです。
☑「行動」の“ふり”とは、やっていないのに「やった」と申告することです。
例:企業に応募していないのに、「した」と申告する
☑「意欲」の“ふり”とは、やる気はないけど行動としては実施することです。
例:まだ就職するつもりではないのに、企業に応募した
(4)求職活動実績づくりは転職セミナーのみでも問題ないですか?
転職セミナー参加だけでも問題はありません。
ただしオフライン(現地受講)よりもオンラインを強くおすすめします。
なぜならオンラインであれば、いつでも、どこでも、好きなタイミングで受講できるからです。
時間も交通費も無駄にせず、自宅でゆっくり受講できるのはオンライン転職セミナーの大きなメリットです。
求職活動実績づくりは効率的に済ませよう
「退職後すぐはまだゆっくりしたい」
「前職の人間関係で疲れたからしばらく何も考えたくない」
さまざまな事情があると思います。
ただ生きているだけでもお金はかかるため、失業期間中の唯一の収入源である失業手当は確実にもらっておきたいです。
そのためにも求職活動実績づくりは効率的にさっさと済ませて、ゆっくりしたり、大切なことに時間を使いましょう。
・失業手当受給までの流れを知っておくと安心する
・最も効率的な求職活動実績の作り方は①職業相談&②オンラインセミナー参加
・求職活動実績は正しい知識がないと手当がもらないことがある
・求職活動実績づくりは効率的に済ませる