☑資格試験を求職活動実績にしたい
☑資格試験を求職活動実績にする時の注意点が知りたい
☑楽に求職活動実績をつくりたい
求職活動実績づくりの手段のひとつに資格試験がありますが、再就職に役立つ資格でないと実績として認められません。
その他にもいくつか注意点がありますので事前に確認しておきましょう。
また本記事では楽に求職活動実績がつくれる裏ワザも紹介いたします。
↓↓失業認定ハンコGETです♪↓↓
・求職活動実績になるのは再就職に役立つ資格だけ
・資格試験を求職活動実績にするには他にも注意点がある
・最も楽な求職活動実績の作り方は①職業相談&②ネット応募
・求職活動実績づくりだけが目的であれば資格取得は不向き
どんな資格試験でも求職活動実績作りになる?
求職活動実績として認められるのは、再就職に役立つ資格だけです。
ただし「この仕事ならこの資格はOK」など決まったルールはないため、ハローワークに事前確認してから資格試験に着手した方がいいです。
(1)再就職に役立つ資格なら求職活動になる
再就職に役立つ資格であれば求職活動実績として認められます。
ハローワークは「再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験の受験等」は実績として認めると公表していますね。
実績として認められる求職活動の一覧が、ハローワークのHPに以下のように記載されています。
①求人への応募
②ハローワーク等が行う職業相談、職業紹介、各種講習・セミナーの受講等
③許可・届出のある民間事業者(民間職業紹介事業者、労働派遣事業者)が行う職業相談、職業紹介、各種講習・セミナーの受講等
④公的機関(地方自治体、独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構、求人情報提供会社、新聞社等)が行う職業相談、各種講習・セミナー、個別相談が出来る企業説明会等の受講、参加等
⑤再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験の受験等
(2)たとえばどんな資格が求職活動になるのか?~幅広い仕事に対応する資格たち~
①MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
パソコンスキルの資格ですので、多く(ほとんど?)の仕事で役立ちます。
マイクロソフト社の代表的なソフトであるWordやExcel、PowerPointなどのスキルが求められる検定です。
②ITパスポート
ITに関する基礎的な知識が証明できる国家資格です。
基礎的とはいえ、どのような業種・職種でもITと経営全般に関する総合的知識を学ぶ資格です。
ITパスポートが役に立たない仕事を考える方が難しいです。
③FP(ファイナンシャルプランナー)
お金のドクターとも言われています。
少子高齢化で社会保険や税金は上がる中、さらには物価高まで…だけど給料は上がらない時代に求められるお金のプロフェッショナルです。
FPが直接的に再就職に役立つのは、金融・保険・不動産などですが、人と接する営業職であれば役立つかと思います
↓↓↓FPの勉強体験記↓↓↓
④簿記(日商簿記検定)
年間約40万人の方々が受験する、社会的に高い信頼と評価を得ている大人気の資格です。
簿記の会計知識は「ビジネスの共通語」とも言われ、簿記・会計が存在しない会社も業種はないため「計数感覚を身につける」という意味ではすべての仕事に役に立ちます。
↓↓↓資格は意味がないは嘘↓↓↓
(3)資格試験申込の前にかならずハローワークに確認を
前述したように「この仕事ならこの資格はOK」といったルールはありません。
求職活動実績として認められるかどうかは、資格試験申込(勉強はじめる)前にかならずハローワークに確認しましょう。
「資格試験は求職活動実績になる?」に関わる5つの不安に回答
資格試験を確実に求職活動実績にするためには、他にも注意しなければならないことがあります。
よくある5つの不安にお答えいたします。
(1)資格試験が不合格の場合は求職活動実績になる?
試験が不合格であっても求職活動実績になります。
合否は関係なく、受験したかどうかが確認されます。
(2)1次試験と2次試験がある場合はどうカウントされる?
別日で試験がある場合は2回とも求職活動実績になります。
筆記の1次試験、実技の2次試験がある資格は求職活動実績的には有利と言えます。
(3)資格試験を求職活動実績にする時の失業認定申告書の書き方は?
☑「3.失業の認定を受けようとする期間中に、求職活動をしましたか。」 ⇒「ア.求職活動をした」
☑求職活動の方法 ⇒資格試験の場合、特にマークは不要です
☑活動日 ⇒資格試験日です
☑利用した機関の名称 ⇒記入不要です
☑求職活動の内容 ⇒受験した資格を記入します
↓失業認定申告書はこんなイメージです↓
(4)資格試験を受験したことをハローワークにどう証明する?
資格名と試験日、氏名の3点があれば証明ができます。
やはり失業認定申告書に記入しただけでは証明にはなりません。
(5)資格試験の勉強だけじゃ求職活動実績にならない?
残念ながら勉強だけでは求職活動実績にはなりません。
あくまで失業認定期間中に試験を受けたかどうかが確認されます。
↓↓↓おすすめの資格7選↓↓↓
資格を取得するのは大変な4つの理由
求職活動実績づくりだけが目的であれば、資格試験は割に合いません。
なぜなら資格取得は非常に大変だからです。
具体的には以下の4つの理由が考えられます。
(1)時間がかかりすぎるから
資格試験を受験する限り、やはり勉強は必要です。
たとえば簿記であれば3級でも100時間程度かかると言われています。
(2)労力がかかりすぎるから
資格の勉強にはそれなりのエネルギーが要ります。
退職後少しゆっくりした人や、転職活動と並行して取り組むのは大変と感じる人にはツラいかもしれません。
(3)お金がかかりすぎるから
試験会場までの交通費やテキスト代がかかります。
しっかり知識を身につけて、資格取得できれば元は取れるとは思いますが…
(4)綿密な計画が必要になるから
求職活動実績の観点からはこの計画性が最もネックになるかもしれません。
失業認定期間に合わせて、受験しなければ求職活動実績になりません。
【失業保険】裏ワザ?的な効率の良い求職活動実績の作り方
2回の求職活動実績のうち、1回目は職業相談、2回目はオンラインセミナー参加が最も効率的な進め方です。
資格取得は非常に前向きな求職活動ですが、実績になるのは試験日のみです。
ただしその労力を考えると効率的な求職活動実績づくりとは言えません。
もし求職活動実績が目的であれば、裏ワザ的な効率の良い方法で進めていきましょう。
↓↓↓イメージです↓↓↓
(1)1回目は職業相談
1回目は失業認定の後に、その足で職業相談に行きましょう。
ただし職業相談は1回目だけをオススメします。
なぜなら1回目は失業認定のためにすでにハローワークに行っているからです。
2回目も職業相談をしようとすると、移動時間とお金(交通費)がかかりますよね。
(2)2回目はオンラインセミナー参加
2回目は転職エージェントの無料のオンラインセミナー参加がオススメです。
オンラインセミナーであれば自宅で、私服で、いつでもマイペースに取り組めます。
また転職のプロである転職エージェントが開催するオンラインセミナーですので、転職活動のノウハウが手に入ります。
セミナーによりますが、だいたい60~90分間であることがほとんどです。
原則、以下の流れになります。
転職エージェント登録
⇒セミナ申込
⇒セミナー参加(基本、聞くだけ)
⇒失業認定報告書に記載
⇒失業認定日にハローワークへ
ご自身の転職課題に合ったオンラインセミナーに参加するのがベストですが、私が実際に参加して良かったセミナーについてご紹介いたします。
①リクルートエージェント▶迷ったらココ
業界最大級の求人数をほこり、TVCMでもおなじみの『リクルートエージェント』のオンラインセミナーはテーマも幅広く取り扱っています。
もしはじめての転職でしたら「初めての転職 転職活動キックオフ」セミナーに参加してみてはいかがでしょうか。
セミナー概要は以下の通りです。
☑転職が頭をよぎったら、まず考える事とは
☑転職活動の全体像
☑転職活動に向けた具体的アクション(自己分析・企業研究)
↓↓↓リクルートエージェントの転職初心者向けオンラインセミナー↓↓↓
↓↓↓リクルートエージェントのオンラインセミナーで求職活動実績に↓↓↓
②マイナビエージェント▶20代~30代前半の方
『マイナビエージェント』は20代~30代前半の利用者が多い転職エージェントで、「自分は何がしたいのかわからない」という若い年齢層の方が多いため、自己分析にこだわったオンラインセミナーが多いです。
何から始めたらいいのかわからない転職活動ですが、基本的には自己分析からスタートします。
「これまでの経験を活かせる仕事選びのコツは?」をテーマにワークショップ形式(一方通行じゃない)で行うセミナーもあります。
参加者がチャットで質問を投げかけ、転職のプロフェッショナルが回答してくれますので、個別の悩みもその場で解決することもあります。
↓↓↓マイナビのオンラインセミナー参加で求職活動実績に↓↓↓
③doda▶中小・ベンチャーも視野に入れている方
リクルートエージェントと肩を並べる業界でも大手の『doda』は大企業はもちろん、中小企業やベンチャー企業の求人取り扱いも多いのが特徴です。
私が参加した中では「受かるコツが分かる!書類選考・面接突破のポイント解説セミナー~採用のプロが語る~」セミナーが特に有料級だと感じました。
以下のような方に特に受けてもらいたいセミナーでした。
☑書類選考が通らない(通らない理由もわからない)
☑面接で落とされる(なぜ落とされるかわからない)
☑職務経歴書の書き方がわからない
セミナーで特にポイントだと感じたのは“なぜ”書類や面接が通らない・受からないのかを教えてくれたところです。
本来は“なぜ”の部分はブラックボックスですが、通らない・受からない原因が明確になれば対策も容易になります。
↓↓↓dodaのオンラインセミナーは聞くだけで求職活動実績に↓↓↓
なお、ご紹介したオンラインセミナーで参加証明書が発行されるのは『doda』だけです。
ほとんどの転職エージェントが参加証明書を発行していません。
↓↓参加証明書を発行しないオンラインセミナーでも求職活動実績に↓↓
裏ワザ以外で簡単な求職活動実績の作り方
裏ワザ以外で簡単な求職活動実績の作り方は、①職業相談、②オンラインセミナー参加、③転職エージェント(キャリアアドバイザー)面談の3つです。
(1)ハローワークで職業相談する
2回必要な求職活動実績のうち、1回目の実績はハローワークの職業相談が楽です。
なぜなら職業相談は比較的準備する時間も、活動時間も短くて済むからです。
原則4週間に一度は失業認定日があり、ハローワークに行くついでに実績が作れるのはありがたいですね。
具体的には準備時間1分、活動(面談)時間3分で合計4分程度になります。
事前に質問を考えておき、面談時間もささっと終わらせることができます。
↓↓↓求職活動実績になる職業相談での質問例↓↓↓
(2)求人企業にインターネットで応募する
求人企業にインターネットで応募することで求職活動実績になります。
仮に応募後に書類選考通過しても、採用見送りになっても求職活動実績として認められます。
ハローワークは応募後のアクションは特に確認しません。
(3)転職エージェントの面談を受ける
転職エージェントに登録し、キャリアアドバイザーの面談を受けることも1回の求職活動実績になります。
①キャリアアドバイザー面談
キャリアアドバイザー面談と聞くと「なんか面倒くさそう…」「緊張する…」と思われる方が多いです。
私も初めての面談は同じ気持ちでした。
なぜなら“わからないことだらけ”だからです。
しかし不安の正体を突き止めればどうってことありません。
初回の面談で聞かれることは、それほど多くないです。
軽くメモ程度に今までの自分の職歴、ざっくりと転職希望(希望年収、やりたい仕事など)を考えておくだけ、30分程度で準備は終了です。
②キャリアアドバイザー面談を受けた方が良い理由
☑転職活動が時短できるから
☑転職先の選択肢が広がるから
☑応募書類作成や面接対策のサポートをしてくれるから
☑客観的な視点が手に入るから
☑転職後の条件が良くなる可能性が高まるから
③面談前に最低限知っておきたい転職エージェントの知識
転職エージェント活用にあたって知っておきたい知識はたくさんありますが最低限、ビジネスモデルだけは理解しておきましょう。
転職エージェントの利用者(求職者)は完全無料です。
登録は無料で、利用していると有料になる…なんてことなく、完全無料です。
ではなぜ無料なのでしょうか?
転職エージェントのキャリアアドバイザーは奉仕の心で慈善事業を行っていて、無償で働いているからでしょうか?
ちがいますね。
転職エージェントは求人企業から手数料をもらっています。
その手数料は一般に転職者の30~35%(年収500万円なら150万円以上)と言われています。
つまり転職エージェントのお客様は求人企業ということです。
求人企業にとって素晴らしい人材(求職者)を転職させるのが彼らの使命です。
このビジネスモデルを理解していないと、「転職エージェントが良い転職先を見つけてくれない」など求職者が受け身になり、いつまで経っても納得のいく転職は難しいことになります。
↓リクルートエージェントのオンラインセミナーで転職エージェントの活用法を知る↓
求職活動実績づくりだけが目的であれば資格取得は不向き
資格を取得しようとすることはとても積極的で素晴らしいことです。
ただ失業手当をもらうための求職活動実績づくりだけが目的であれば、資格試験とは別々に考えた方がいいと思います。
資格は資格で一生懸命取り組み、求職活動実績づくりは効率的に済ませてしまいましょう。
・求職活動実績になるのは再就職に役立つ資格だけ
・資格試験を求職活動実績にするには他にも注意点がある
・最も楽な求職活動実績の作り方は①職業相談&②ネット応募
・求職活動実績づくりだけが目的であれば資格取得は不向き