☑辞める前提で入社していいか迷っている
☑辞める前提で入社したけど、実は今後のことは決めていない
☑キャリアプランはどう考えたらいいかわからない
事前にキャリアプランを考えて、辞める前提で入社するのは非常に素晴らしいことです。
何十年も経験を積んでも、なかなかキャリアプランを考えられないビジネスパーソンも多いですからね。
ただ入社してから状況が変わることは多々あります。
あまり硬直的に考える必要はなく、いつでも辞めることはできますから、入社してからじっくり考えれば良いかと思います。
本記事では、辞める前提ですぐに辞めたら周囲の人はどう思うのか?、キャリアプランの正しい考え方やタイパの良い転職活動に関する情報収集についてご紹介いたします。
・辞める前提で入社して正解だった
・基本的に退職は周囲からはネガティブに見られる
・情報源は幅広く収集した方が良い
・タイパ良い転職活動情報収集は、転職エージェントのオンラインセミナー参加
【体験談】辞めるつもりで働いて4回転職の結果
私は4回転職をしましたが、結果良かったと感じています。
現在は個人事業主として、自分の強みを活かして、時間と場所を選ばずに仕事が出来ているからです。
以下、私の経歴です。
1社目:ペットフード商社(1年)
2社目:地元スーパーマーケット(2年)
3社目:経営コンサルファーム(3年)
4社目:大手小売業(14年)
現在:個人事業主(SEOコンサルタント)
(1)新卒入社した1社目を辞めてからやっと本気になった
私は就活生の頃から明確なキャリアプランを立案し、計画通り独立起業を果たしました…と格好良く言いたいところですが、学生時代はキャリアプランなんて全く考えていませんでした。
1社目に入社し、「一生この仕事をするのか?」と生き方に疑問を持ち、ようやくキャリアプランを考えるようになりました。
当初のキャリアプランは以下のような内容でした。
☑最終的には、人事系経営コンサルタントとして独立する
☑中小企業診断士(理論)の勉強をする
☑現場感ある地元のスーパーで理論を実践する
☑経営コンサルファームで多くの業種のコンサル実績を積む
実際には…
☑大手小売業(経営指導)に入社した
☑小売業に強い経営コンサルタントになった
☑管理職経験ができた
☑現在、SEOコンサルタントをやっている(2026年に経営コンサル会社設立予定)
※SEOとは、Googleなどの検索エンジンで上位表示をさせたりする技術
大きな方向性はズレていませんが、当初のキャリアプランとはかなり変わってしまいました。
変わってしまった原因は、おそらく私の価値観の変化もありますが、スマホの登場AIの台頭などの技術革新、デフレ・年金不安・貯蓄から投資など経済状況など外部環境の影響も大いに受けていると考えられます。
(2)管理職になったけど辞めた
4社目の大手小売業では管理職になりましたが、辞めました。
私は人に指示するのも、指示されるのも苦手で、管理職は肌に合わなかったからです。
言い換えると、管理職になるまでは純粋に仕事が楽しかったので当初のキャリアプランをあまり気にせずに働いていました。
今はサラリーマンを辞めて良かったと思っていますが、管理職になっていなかったまだ会社にいたかもしれません。
↓↓↓管理職の転職は裏切りなのか?↓↓↓
(3)最終的には予定通り脱サラした
1社目を辞めたタイミングで「独立起業しよう」と決めましたが、予定通り脱サラしました。
脱サラの時期は明確に決めていませんでしたが、30代半ばぐらいで考えていたと思います。
小売業の現場を見て、経営コンサルタントとして経営者と対峙し、労働組合幹部を経験させてもらい、中間管理職として部下を持ち、副業でSEOをやった結果、今があります。
ブラック企業(どの会社とは言えませんが…)で死にそうになったのも、ツラい立場にいる人の気持ちがわかるという意味では良い経験でした。
すぐに辞めたら周囲の人にどう思われるのか?
基本的に退職はネガティブに見られます。
①人事担当者、②上司、③周囲の人たちにどう思われるのか確認しておきましょう。
(1)入社した会社の人事担当者
「(新卒入社なら)学生時代にしっかり自己分析しておけよ…」
「あー、採用コストいくらかかったと思ってんだー」
「人員計画が崩れる…また経営層に怒られる…」
結構ドライに考えられていると思ってまちがいないです。
(2)入社した会社の上司
表面上は、
「これから色々仕事を任せようと思ったのに」
「三年はいないとスキルが身につかないよ」
と、やさしい言葉をかけてくれます。
しかし本音は、
「あー、人員補充しなきゃいけない…」
「最悪、俺の評価が下がるじゃねーか」
と、裏では困っています。
上司は業務引き継ぎが発生したり、面倒事が多いのは事実です。
(3)その他周囲の人たち
・家族「えー…これからどうするの?大丈夫?」
・友人「辞めるんだ。大企業なのにもったいない。」
・会社の同僚「さみしくなるなぁ。何も辞める必要はなかったんじゃない…?」
特に親がサラリーマンの場合、転職には反対なことがほとんどです。(うちはそうでした)
ましてや独立起業は猛反対ですね。
タイパの良い転職活動に関する情報収集方法
①情報を広く収集、②オンラインセミナー参加、③自己分析、④企業研究、⑤キャリアプラン立案の5つに留意して情報を集めましょう。
(1)情報は幅広く収集する
「尊敬するインフルエンサーの○○さんの言うことなら間違いない」
「著名人の△△さんが言う通りにする」
「転職のプロである転職エージェントが正解」
いずれも間違いではないかもしれませんが、情報源をひとつに絞るのは危険です。
なぜなら情報が偏っているからです。
インフルエンサーは数年前の自分の成功体験を語っているだけかもしれません。
著名人は自分の価値観だけで喋っているかもしれません。
転職エージェントは自分の成績のためにあなたに合わない転職を強引にさせるかもしれません。
情報源は3つ程度など複数にすることで、リスクを分散化できます。
もちろん本記事もあくまでひとつの情報源でしかありません。
↓↓↓転職活動に関する情報収集はコレ↓↓↓
(2)まずは転職活動の全体像を知る
いきなり転職サイトで求人企業を探すのではなく、転職活動の全体を理解することが重要です。
全体像が見えていない状態で、手探りで転職活動をするのは、地図無しで目的地に着こうとしているようなものです。
転職活動は学校でも、もちろん会社でも教えてくれません。
転職のプロである転職エージェントが開催する無料の転職オンラインセミナー参加であれば、タイパ良く転職活動の全体像が理解できます。
↓↓↓転職初心者向けセミナー体験談↓↓↓
(3)自己分析は大事だけど…
自己分析は転職軸(転職で何を実現したいのか)を明確化するためにも必要なため、転職活動において最も重要です。
ただ自己分析ばかりでは逆効果になることがあります。
なぜなら目的からズレてしまうことがあるからです。
自分探しの旅に出てしまったり、主観的すぎて正解がわからなくなることが多々あります。
そこでオススメしているのが、自己分析と企業研究を行き来することです。
自己分析で自分の内面と向き合いながら、転職市場にはどんな企業があるのか確認をします。
社会人経験が短いうちは、転職市場・企業情報がそれほど多くないので、特に注意が必要です。
↓↓↓自己分析で気持ち悪くなる理由↓↓↓
↓↓↓自己分析セミナー体験談↓↓↓
(4)企業研究は深く深く
企業研究は企業ホームページ、口コミサイト、採用サイトなどで情報収集することがスタートになりますが、是非とも就活生でも有価証券報告書を使った企業研究を試してもらいたいです。
なぜなら他の就活生はホームページや口コミサイトぐらいしか見ておらず、有価証券報告書による分析(経営戦略、財務情報など)ができていれば差をつけられるからです。
企業研究で有価証券報告書を使うメリットは以下の通りです。
☑自分に合った求人企業が見つけやすいから
☑内定がもらいやすくなるから
☑入社後も活躍できるから
引用:EDINET
↓↓有価証券報告書を使った企業研究↓↓
↓↓↓企業研究セミナー体験談↓↓↓
(5)キャリアプランは異業種・異職種も考慮
業種と職種で年収が決まると思っても過言ではありません。
年収がすべてではない…かもしれませんが、お金があると人生の選択肢が広がることは確かです。
どんなキャリアプランを立てるかはもちろんあなたの自由です。
しかし、もしまだ明確でなければ、異業種・異職種への転職も含めたキャリアプランを考えてみてはいかがでしょうか。
↓↓↓異業種転職セミナー体験談↓↓↓
辞める前提で入社を考えた時に出てくる質問・疑問7選
辞める前提で入社を考えた時に、あるあるの質問や疑問を集めましたので気になるものを確認してみましょう。
(1)20代ですが、仕事でやる気が出ないんですが?
新卒を含め、20代でも仕事でやる気が出ないのは会社の目標と、あなたの目標が合っていないからです。
ここでの目標は、キャリアプランと言い換えてもいいです。
会社とあなたの方向性がちがえば、いつまで経ってもやる気は出ません。
そもそも方向性が合う会社に就職するのが一番ですが、入社してからズレに気づくことも多々あります。
(2)会社をすぐに辞めるのはダメですか?
ダメではありません。
辞めたい会社に長くいる必要は全くないと思います。
ただ「上司と合わない」「配属ガチャはずれた」からといって感情的にすぐに辞めるのはもったいないです。
現状に対して不満や不安があるのは確かかもしれませんが、そもそも転職するかしないかは転職活動をしてみないとわかりません。
すぐに退職せずに、転職活動をしているうちに本当に転職しか答えが無いのかが見えてきます。
↓↓石の上にも三年じゃなきゃダメ?↓↓
(3)やっぱり大企業がいいんですか?
当然、キャリアプラン次第ですが多くの場合、1社目(新卒)は大企業が良いです。
なぜなら大企業は多くのキャリアプランのスタートに適した環境だからです。
大企業は一般に年収も高く、福利厚生や研修制度も充実しており、ワークライフバランスも取れる環境であることがほとんどです。
また周囲のメンバーも優秀な人が多いため、普通に働いているだけでスキルアップが期待できます。
大企業に在籍していれば、お金もスキルもためながら転職活動をして、キャリアプランを考え、じっくり計画的に進めることができます。
特に新卒入社であれば、1社目で理想の会社に出会えると思わない方が良いかもしれません。
もちろん1社目が自分に合う会社であれば、無理に辞める必要はありません。
(4)退職引き止めされたらどうしたらいいですか?
退職しない方が良いこともありますが、「引き止められたから」という理由で退職しないのは非常にもったいないかと思います。
退職・転職をするかどうかを決めるのはあなたであって、相手(会社側)ではないです。
退職しようとしたけど止めると後悔することは、以下の3つです。
☑本当にやりたいこととのギャップに悩む
☑将来の成長やキャリアの機会を逃す可能性
☑結局、仕事環境や人間関係の改善が見込めない
↓↓↓退職引き止めもったいない↓↓↓
(5)入社時の誓約書って絶対に書かないとダメですか?
書かなくてもいいです。
サインしてしまうと取り返しがつかない誓約書もあるので、“とりあえず”書いてしまうのは危ういです。
誓約書の内容に少しでも違和感があったら「一度持ち帰ってから考えます」と会社側には伝えましょう。
“ヤバい”誓約書の4つの書かせ方
☑「とりあえずここに名前書いて」
☑大量の記入必要書類が一気に渡される
☑「その場で書いて」
☑白紙に「名前を書いて」
↓↓↓入社時誓約書には気を付けて↓↓↓
(6)無職期間ってお金なくならないですか?
無職期間は会社員でいる時以上にお金がかかります。
なぜなら会社の社会保険料負担がなくなるからです。
さらには、住民税は後払いなので、無収入にも関わらず会社員時代と同額課税されます。
つまり収入がなくなるのに、支出が増えるという恐ろしい事態になります。
そこで助けてくれるのが失業保険です。
「心身が疲れちゃってしばらく休みたい」「キャリアの方向転換をしたいので、しばらく勉強したい」など誰しも無職期間を経験することはあります。
(7)サラリーマンが合わないと気づいたら…?
私はサラリーマンが合わないことに気づいて脱サラしました。
転職活動をしているうちに「あれ?私ってそもそもサラリーマンが合わないのでは?」と気づく瞬間がありました。
気づいてしまったので、自分の心に従うことにしました。
自分の心の声が聴こえる瞬間は“変化”があった時です。
☑人事異動で環境が変わった
☑副業をしてみて新しい世界が見えた
☑転職活動で自分の本当にやりたいことがわかった
辞める前提で入社してもいい
辞める前提で入社しても構いません。
実際に辞めるかどうかは入社してから考えればいいです。
ただ入社してすぐに辞めるのはもったいないかもしれません。
特に1社目(新卒)の会社であれば、転職市場において良い会社かどうかの判断は難しいです。
だからと言って「石の上にも三年」である必要は全くありません。
「一年後」など退職する期日を決めて、計画的に退職を進めましょう。
退職期日を決めた上で、本当に転職すべきか、転職するなら次はどんな企業なのか、そもそも自分がやりたいことやれることは何なのかをじっくり考えるといいです。
転職活動の情報収集に困ったら、転職のプロである転職エージェントに相談してみましょう。
相談するのに抵抗があれば、オンラインセミナー参加からはじめてみるのはいかがでしょうか?
・辞める前提で入社して正解だった
・基本的に退職は周囲からはネガティブに見られる
・情報源は幅広く収集した方が良い
・タイパ良い転職活動の情報収集は、転職エージェントのオンラインセミナー参加